『思い出せなくなるその日まで』(back number)

【地声最低音】mid1B(B2) ※2番Aメロで2回程度
★せかm1G–m1E[い[で]い]ち番だm2D–m2E[いじ[な]ひ]と1G[が]【Aメロ】
★な2D–m2E[に[を]し]て何を見てm1G–E–m1D[息を[し[て]い]よう
☆m1C[あ]なたの好きm1D–C–m1B[ぃ[だったふ[ゆ]の]上で【2番Aメロ】
【地声最高音】hiA(A4) ※全体で1回程度
★hiA–m2G–E–D[今]では]ただつ]め]たくて 邪[魔]く[さ]いだけね【Bメロ[1番]】
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★ひらm2E[ひ]らかが[や]くこのゆ[きm2G–F[も]き]せ]つも【Bメロ】
★m2D[せ]め[て] あ[な]た[が] そばにいれm2E[ば]
★寒いねっ2E[て]言ったら さm2G–F–E[む]い]ね[っ]て[聞]こ])える
★あれはしm2E–m2F[あ[わせだっ]た]の[ね]
★たとえばあなm2E[ぁ]たm2G[と]い]た日々を【サビ】
★記憶のm2E[す]べてを[消m2F[し]去]る事ができたとして
★しあE–2F[わ[せ]ひ]とつ[を] [分けm2G–F–E^[合]っ]て[い]た[の]だ]から
★はD–m2E{る[に]な]ればまm2G–E[た]きっ]と]ぉ花は咲[くん]だけど【2番Aメロ】
★誰も誰も 悲しいままm2E[で]
★ (きっと私だけじゃ)ないm2E[ね]【ラストサビ】
★hiA–m2G–E–D[今]では]ただつ]め]たくて 邪[魔]く[さ]いだけね【Bメロ[1番]】
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★ひらm2E[ひ]らかが[や]くこのゆ[きm2G–F[も]き]せ]つも【Bメロ】
★m2D[せ]め[て] あ[な]た[が] そばにいれm2E[ば]
★寒いねっ2E[て]言ったら さm2G–F–E[む]い]ね[っ]て[聞]こ])える
★あれはしm2E–m2F[あ[わせだっ]た]の[ね]
★たとえばあなm2E[ぁ]たm2G[と]い]た日々を【サビ】
★記憶のm2E[す]べてを[消m2F[し]去]る事ができたとして
★しあE–2F[わ[せ]ひ]とつ[を] [分けm2G–F–E^[合]っ]て[い]た[の]だ]から
★はD–m2E{る[に]な]ればまm2G–E[た]きっ]と]ぉ花は咲[くん]だけど【2番Aメロ】
★誰も誰も 悲しいままm2E[で]
★ (きっと私だけじゃ)ないm2E[ね]【ラストサビ】
まず、『思い出せなくなるその日まで』についてです。この楽曲は、2011年にロックバンド・back numberによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年に発売された『スーパースター』に初収録されました。アルバムには、『はなびら』(過去記事)、『花束』(過去記事)などのシングルが収録されています。アルバムはロングヒットを続け、2015年に売上枚数が10万枚を超え、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。
さて、『思い出せなくなるその日まで』はバンド3枚目のメジャーシングルです。大きなタイアップなどはありませんでしたが、バンドとしては初のBillboard Japan Hot 100での週間1位を記録(ランキングデータブログBillion Hits!より引用)。こちらもロングヒットを続け、2015年に配信部門での売上が10万ダウンロードを記録しました。作詞作曲は清水依与吏さん、編曲はback number & 島田昌典さんによりなされました。
『思い出せなくなるその日まで』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
今回の楽曲は、2番Aメロで一部低音が集中しますが、全体でみるとやや中高音に寄っており、mid2E~mid2G等が比較的よく登場します。最高音hiAも登場する点を考えると、「標準より高い音域の男性」の方がマッチしやすいと私は推定しました。ただ、サビの高さを考慮すると、「高音域が非常に得意な男性」などは若干キーを上げた方がより声質が活きやすい可能性があります。発声は地声ベースであり、裏声は少なめです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1Bやmid1D等が登場します。こうした点を考慮すると、いくらかキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから5つ程度上げてみてください。ただ、今回の楽曲は音域が広いため、女性だと一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
最後に『思い出せなくなるその日まで』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Bは2番Aメロで登場します。この辺りは男性の音域内ですが、若干低めになります。この2番Aメロ以外では、1番のAメロでmid1D辺りが登場します。こちらは大よそ標準的な低音といえます。「高音域が非常に得意な男性」などは少しキーを上げてもよいかもしれません。
次に、地声最高音hiAはBメロで1回だけ登場します。このhiAに次ぐ地声高音としてはmid2Gがピークとなる場面が全体で14回程度、mid2Fが19回登場します。これらの登場回数などを考慮すると、男性の音域としては高めであり、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと私は推測しました。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください(人によっては一部歌いにくい部分が出てくるかも)。
『思い出せなくなるその日まで』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域が広いため、一部歌いにくい部分が出てきやすいです。その点は留意しておいてください。
今回の楽曲はスローなバンド曲であり、メロやリズムなどは比較的わかりやすいです。音域の広さというハードルが超えられるのであれば練習曲としては悪くないと思います。
『思い出せなくなるその日まで』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~mid2G(一部でhiA)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は2番Aメロ以外では比較的中高音が多く、特にBメロやサビでmid2F~mid2G辺りを多く含んだメロとなります。低音については2番Aメロがそれなりに低いです(それ以外は中高音寄り)。
こうした点を考慮すると、「標準より高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①2番Aメロで低音が集中する。それ以外はBメロサビを中心に中高音が多い
②原キーだと「標準より高め~高音域が得意な男性」などに合いそう
③音域が広いため、キー調整をしても一部歌いにくい部分が出てきやすい
④音域が合うのであれば練習曲にはおすすめ。メロ等は分かりやすい
コメント
女王蜂の「ストロベリヰ」お願いします!
リストアップしておきます
リクエストありがとうございます
hiAは一箇所のみ、それ以外の地声最高音はmid2G…だからと言って選ぶと痛い目にあう楽曲ですね。
バクナンって低音男子でも歌える楽曲ほとんどなさそう…
この曲はBメロとサビが長くて、その中でmid2F~mid2Gが多いんですよね
「標準よりやや高め」くらいの人だと少し辛いと思います
バクナンもそうですね
あと、代表曲の「高嶺の花子さん」がかなり地雷なんですよね