こんにちは。今回はKing Gnuの『Vinyl』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。


『Vinyl』(King Gnu)


【地声最低音】mid1D(D3)  

★どんちゃん騒ぎのm1D[ナ]イトクラブから


【地声最高音】hiB(B4)  ※転調後サビ(+1)で登場

hiA#[あ~]hiB[ば]m2F#[れ]回れ[よ]哀れだF#[ろ?] 




【補足】mid2FhiA#の注意箇所

m2F[つ]らぬいて、この心を(Aメロ)

★思いの丈を着飾っm2F[て](Cメロ) 
★つm2F[な][だ]その手は離さないで

★喧騒に上m2F[が]る煙m2F#[に] (転調後サビ)
m2F#[飛び込んでいくだ]m2G#[け]hiA#[さ]
m2F#[ニヤ][と] [笑っ]てみ[せる]


『Vinyl』(King Gnu)









 まず、『Vinyl』(ビニール)についてです。この楽曲は2017年に4人組バンドKing Gnuによりリリースされたアルバム『Tokyo Rendez-Vous』(トーキョー・ランデブー)に収録されているナンバーです。元々はKing Gnuの前身バンドSrv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)時代にリリースされたアルバム『トーキョー・カオティック』(2016)に収録されていた楽曲でもあります
 『Vinyl』はアルバムリリースに先立ち、King GnuのYouTube公式チャンネルでMVが公開されました。2019ねんん11月現在、約760万回もの再生回数を記録しています。バンドのブレイクにより、過去の楽曲にも注目が集まっているといえます。

 『Vinyl』はサイケ色を持ったミディアムテンポのロックです。盛り上がりのサビに当たる部分もあり、カラオケなどでも歌いやすいのではないかと思います(難易度が低いというわけではない)。
 音域的な特徴としてはラストのサビで転調が行われ、キーが1つ上がります。また、King Gnuはツインボーカルで音域が広めになりやすいのですが、今回の『Vinyl』については、そこまで音域が広くありません。その点で、King Gnu作品の中では手を付けやすいといえるかもしれません。また、以前当ブログで取り上げた『Flash!!!』も比較的歌いやすい楽曲だといえます。




 さて、『Vinyl』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiB(B4) で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音はhiBであり、転調したラストのサビで登場します。転調前のサビではhiA#になります。最高音の部分もですが、ラストサビの直前【hiA#[あ~~~]hiB[ば]m2F#[れ]回れ[よ]】のhiA#のロングトーンも難易度が高いと思います。楽曲の一番の見せ場ともいえる箇所ですので、何とか乗り越えていきたいところです。
  
 一般的な男性にとって、hiA#,hiBというのは高めの音階になります。『Vinyl』ではhiA#,hiBに当たる部分は決して多くは無いですので、頑張ってチャレンジしても良いかもしれません。一方で、高音が辛い場合、また楽曲に慣れないうちはキーを下げてもよいと思います。原曲キーから2~3程度下げて、hiA,mid2G#辺りに設定すると歌いやすくなると思います。

 『Vinyl』はKing Gnuの作品の中では比較的音域が狭いです。よって、キーを調整して歌唱したり練習するのにも比較的適している楽曲と言えます。例えば、原曲キーから5つ下げて、音域をmid1A~mid2F#辺りに設定して練習してもよいと思います。ただ、これ以上キーを下げると低音部がかなりきつくなる可能性もありますので注意してください。

 『Vinyl』はKing Gnu作品の中では手を付けやすい楽曲と言えます。『Flash!!!』(「It's Flash!!!」の井口パートを除く)などとともに、頑張って練習してレパートリーに加えても良いかもしれません。