『オドルヨル』(WANIMA)
【地声最低音】mid2C(C4) ※重要度は高くない
★m2C[こ]ころ奪ったhiA#[大]輪 [大]輪…咲きみ[だ]れ[た]ぁ【Aメロ】
【地声最高音】hiD(D5) ※全体で12回（3フレーズ）
★欲hiD–hiA#[し]が[る]キミ[の]と[り]こに]…【サビ】
【補足】hiA～hiCを含むフレーズ一覧
★m2G[どう足掻いても]揺[ら]ぐ[本能] G–hiA#[イ[ケ]ないイ[ケ]ない男の妄]想【Aメロ】
★(NaNaNaNa hiA#–G[Na]Na[Na]Na)
★頭つま先A–hiA#[まで[エ]レ]ガント A#[ライツ カメ]ラ [アク]ション い[つ]で[も]ぉ
★後m2G–hiA#[悔しても遅いい[き]がんな] つhiA[よく抱いてまた]【Bメロ】
★踊hiA–A#–hiC^[る[夜燃える[よ]うな] トキA#[メキ] とま[どい]連れ[て]【サビ】
★(抜け出したダンスフロア) hiA#[誰か]が見A#–hiC[て[て]も]
★(YEAH) hiA#[だっ]て[だっ]て[もう]ね
★(YEAH) だhiA#[まって泣いても 触って勃っても 笑って最]後ア[モー]レ
★m2G[未だにま]だ[高鳴]る[鼓hiA#[動]【2番Aメロ】
まず、『オドルヨル』についてです。この楽曲は、２０１６年に３人組ロックバンドWANIMAによりリリースされたシングル作品『JUICE UP!!』に収録されております。同シングルには代表曲の『ともに』(過去記事)やカバー曲『切手のないおくりもの』などが収録されております。いわゆるカップリング曲にあたります。
さて、『オドルヨル』はアッパーなバンド作品で、真夏の時期に合いそうなメロコア曲です。歌メロはAメロBメロサビと展開、シンプルかつ韻を踏んだノリの良いメロディーが魅力です。私個人としては、シングル曲にも負けない力強さのある楽曲だと感じました。作詞はKENTAさん、作曲編曲はWANIMAによりなされました。
『オドルヨル』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としてはかなり高いレンジで作られております。低音域に余地があるため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は、最低音がmid2Cであり、男性曲の最低音としては相当高いです。そのため、相対的に高音域の頻度が高く、ヘヴィメタルのような音域です。高音域が非常に得意な男性でも体力的に辛くなりやすいです。音域的には女性の方がマッチしやすいと思います。また、息継ぎがしにくい作品ですので、複数人で歌うのもよさそうです。
『オドルヨル』を女性が歌唱する場合、原曲キーか、もしくは少しキーを下げた方が歌いやすいです。今回の楽曲は女声域のようなレンジで歌メロが展開されます。女性でもしっかり歌い慣れておく必要がある音域ですので、キーを下げるのも選択肢です。
最後に『オドルヨル』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C(C4)～【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、かなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2CはAメロで登場します。ただ、このmid2Cは歌い出しの音ですので、あまり厳密にこだわらなくてもよいと思います。今回は男性曲としては低音がかなり高く、その分高音域が頻出します。そのため、男性が原キーで歌唱するのが非常に大変な作品です。音域的には１オクターブ下のレンジの方が歌いやすいという人も多いのではないかと推測されます。
次に、地声最高音hiDはサビで登場します。登場回数は３場面（１２回）です。この最高音hiD以外ではhiCが全体で15回と多く登場、またhiA#が曲全体を通して当たり前のように見られます。こうしたことから、男性の音域としては非常に高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つのざっくりとした目安ですが、カラオケの際は、キーを4つ程度上げて、1オクターブ下のレンジで歌唱するとよいと思います。
『オドルヨル』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。同曲は基本的なメロディーが大体1オクターブで作られております。そのため、キー調整は非常に行いやすいです。ただ、同曲は歌メロがかなり速く、息継ぎもしにくいため、キー調整を考慮しても歌い慣れた人向けの楽曲だと思います。
『オドルヨル』を原曲キーで歌唱する場合、hiA～hiDといった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。この辺りは男性としてはかなり高く、登場回数もすさまじいです。音域的には女性の方がマッチする可能性が高いです。こうしたことを踏まえると、「標準～高音域が得意な女性」や「高音域が非常に得意な男性」などが原曲キー合いやすいと思います。メロは速く、息継ぎも大変そうなので、複数人で歌うのもおススメです。
【まとめ】
①男性には滅茶苦茶高い（スタミナも不可欠）
②原キーだと「標準～高音域が得意な女性」「高音域が非常に得意な男性」向け
③息継ぎがしにくいので、複数人で歌うのもよさそう
コメント
WANIMA、hiA#をめちゃくちゃ使いますよね まとめにある「男性には滅茶苦茶高い」は過去の男性ボーカルの記事でも書き直したらかなり当てはまるものが多そうですね笑 女性曲と変わらないレンジの男性が多すぎる
リクエストですが
ELLEGARDEN「Space Sonic」B’z「STARS」 04 Limited Sazabys「Terminal」 打首獄門同好会「G」家入レオ「僕たちの未来」 Reol「切っ先」 をお願いします…
まじでWANIMAは女性の方が歌いやすい説あります。
リクエスト曲いずれもリストアップしておきます。
エルレとReolは自選曲としても考えてました。
打首は好きで記事にしたかったのですが、デスボがあるので
曲聴きながら大丈夫か検討します。
説というよりは確実でしょうね…笑
m2C～hiDは高い女性ボーカルクラスですし、あと最低音そのものが高いのにそれですら瞬音、歌メロのかなりの部分がmid2G越えですよね
ってこれ失踪flameの時も言った気がします笑
打首はこの曲が無理なら調査可能そうな曲に変更でも大丈夫です(出来ればシャウト気味の高音が知りたいです)
打首無理そうならまた連絡します。
記事と関係ない質問で本当に申し訳ないのですが、一度に何曲くらいリクエスト可能ですか？
上限がありましたら教えていただきたいです。
１）短い期間に大量のリクエストが来ると、私自身もキャパオーバーします（私が手動で整理してるため）。
２）シンプルな構成の歌モノ（ボーカル1人）だと調べるのが楽なので、1度に5曲くらいでも許容できる傾向にあります（同じ歌手だと優先度が下がる）。
３）短い間隔で同じ歌手に2曲以上リクエストが来ると、どちらかの採用が遅れる確率が高いです。
４）一度に同じ歌手に3曲以上リクエストが来ると、優先度が大きく下がります（整理が大変なため）。
５）Spotifyにない歌手はリストアップはしますが、優先度が下がります（私が整理しづらいため）。
1曲しかリクエストのない歌手が必ず取り上げられるわけではないですが、ざっくりとした傾向です。
了解です。
以後節度を守ってリクエストさせていただきます。教えてくださりありがとうございました。
名無しさんは節度がないこともないと思います。
いつも通りで大丈夫ですよ。
いつも楽しく拝見させて頂いております！
髭男のchessboard、ラストのhiGはなんとなくMrs.の高音ファルセットを意識しているようにも聞こえましたね^_^
いつもの藤原さんのトーンとまた少しアプローチが違うように響いている気がしました。
リクエストなのですが、こちらのサイトには一曲も上がってない大黒摩季さんの”あなただけ見つめてる”をお願いしたくコメントさせて頂きました。
余裕がある際に是非、宜しくお願い致します。
ミセスの影響ももしかしたらあるかもしれませんね。
ヒゲダンは最近、アルバムでも裏声を多用するようにもなってますね。
ロックバンドでもR&Bやジャズなどの影響を受けた人が多くなってると感じます。
リクエスト曲リストアップしておきます。