『Re:Re:』(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
【地声最低音】mid1F#(F#3) ※歌詞表記は無い場面です
★わm2F#–E[すれない]傷]をつけているんm1G#[だよ] G#–m1F#[oh [oh]【ラストAメロ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で11回
★そしてm2G#–F#–E[ど]う]か] なG#–F#[くさない]で]よ]【Bメロ】
★ってm2G#–F#–E[こ]う]か]した、過ぎる日m1G#[々を]
★m2G#–F#–E[そ]う]言い]逃したm1G#[あ]の日
★m1G#[oh] m2E[yeah] E–m2G#–F#[君[じゃない]と]さ]【ラストAメロ】
【補足】mid2E~mid2F#を含むフレーズ一覧
★きm2F#–E[みを待っ]た] 1G#–F#[ぼ[くは待っ]た]【Aメロ】
★途m2F#–E[切れない]あし]たも過ぎて行っm1G#[て]
まず、『Re:Re:』(アールイー・アールイー)についてです。この楽曲は、2004年にロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONによりリリースされたアルバム『ソルファ』に初収録されました。
『Re:Re:』は三部けいさんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『僕だけがいない街』の主題歌として起用されたため、2016年には再レコーディングされ、シングルとして発表されました。元々ファンの間では人気の高い1曲でしたが、アニメ主題歌となったことをきっかけにより広く知名度を獲得していきました。
『Re:Re:』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては「やや高め~高め」のレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと私は分析しています。
同曲はAメロBメロ[もしくはサビ]というシンプルな歌メロで構成されます。AメロBメロいずれも中高音に寄った歌メロです。高音はmid2F#~mid2G#程度ですので、滅茶苦茶には高くないですが、相対的に中高音域が得意な男性の方がマッチしやすいです。低音域もmid1G#程度であり、男性曲としては高めです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~4つ程度上げてみてください。ちなみに、同曲はアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』の中でもカバーされており、原キーより3つ高いキーで歌われています(mid2A~hiB)。ボーカルの後藤ひとり(CV青山吉能さん)は原曲よりも落ち着いたニュアンスで歌唱していますが、この辺りが1つの参考になると思います。当てはまる人は少ないですが、『標準より低い音域の女性』などは原キーがマッチする可能性もあります。
最後に『Re:Re:』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高め(体感的には「高め」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#はラストAメロで登場します。ここは歌詞表記は無く、厳密にはフェイクになりますが、個人的には重要だと考え最低音に含めました。この場面を除くと、mid1G#辺りが多く見られます。いずれにしても、男性曲の低音としては高いため、体感的に高く感じやすい曲です。
次に、地声最高音mid2G#はBメロで登場します。登場回数は全体で11回程度です(男性の音域としてはやや高い)。mid2G#に次ぐ地声高音としては、mid2F#がピークとなる場面が全体で30回程度登場します。こうした点を考慮すると、一般的な男性はいくらかキーを下げた方がより歌いやすいのではないかと私は分析しました。一つの目安ですが、原曲キーから1~3つ程度下げてみてください。
『Re:Re:』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。今回の楽曲は基本的なメロがほぼ1オクターブで作られているため、キー調整の融通は効きやすいといえます。そのため、歌い慣れた人はもちろんビギナー向けの調整も可能そうです。ただ、キー調整をしたからといってすぐに後藤正文さんのような歌唱が出来るわけではないですので、弛まぬ練習を重ねてください。
同曲はメロ自体は比較的わかりやすく、リズムなども覚えやすいです。原曲はロックであるような抑揚や発声が特徴的なため、そうした面での難しさはあるかもしれません。ただ、そうした面を考慮しても練習曲やカラオケ向きだと私は分析しています。
『Re:Re:』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~mid2G#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は全体的に多く見られますが、体力的には少し余裕を持ちやすいと思います(要所で間奏が挿入されるため)。反面、低音はmid1G辺りが多く、男性の音域としては高いです。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①AメロBメロと歌メロがシンプル。全体的に中高音寄り
②原キーだと「標準より(やや)高め~高音域が得意な男性」などに合いそう
③女性はキー上げ推奨(原キー+3~4程度)
④音域は広くなく、キー調整しやすい
⑤メロもシンプルで練習曲向き。原曲のニュアンスで歌うのは力量が必要
コメント
最高音は少し高いくらいですがずっと中高音で低音があまり無い感じですよね
アジカン版でも結束バンド版でも自分は合いやすかったです
20年前に厨学の時鬼のように聞いたアルバムの曲がこんな形で再燃するのは予想してませんでした
同じくアジカンの未来の破片も知りたいのでお願いします
私もこういう形で再評価されるとは想像してなかったです
世の中って分からないですよね
結束バンドのバージョンでも歌いやすいのであれば
やはりぴたっくまさんは高い声域の持ち主ですね
リクエストありがとうございます
『未来の破片』は私も大好きなんです
ただ、がなるニュアンスでの歌唱が出来ずに苦労した記憶があります笑