『10時の方角』(sumika)

【地声最低音】mid1D(D3) ※ABメロで登場
★m1F–G[漕ぐ]ペ]ダルはm2F[10]トm2D[ンを]越える【Aメロ】
★くらm1F[いの]おm2D[も]さでギm1F–m1D[ア[を]下]げこむ
★わたm1F–m1D–m2D[し[も]戦]線におF–m1D[も[む]くので1F[ぇす]
★m1F–m1G[手]は[な]さ]ず[に] 1G–F[さ[さ]え[て]い]てと【Bメロ】
★ひとm1F–m1D[り[で]は]しれる[ま]では
★優m1F–m1D[し[かっ]た]手は1F[い]つしかはm2F–D[な]れ]
★うつm2D[く]しい直線じゃなくm1F–m1E[て[も]いい]【Dメロ】
【地声最高音】hiA#(A#4) ※サビで計9回程度
★hiA[yo] hiA#[ye]ah] A#[ye]ah] hiA#–A–G[い]ざ]行]けG[よぉ]ぉ【サビ】
【裏声最高音】hiD(D5) ※ラスサビ[歌詞には表記されてない]
★hiD裏–C–hiA–m2G^[あ]あ]い]ざ[す]す])めよ心向[くA[方]角]に【ラストサビ】
【補足】mid2E~hiDを含むフレーズ一覧
★あなm2F[た]の[子]は [た]た[かっ]て[きm2G[ます]【Bメロ】
★m1F–G[は]じ]まりはじE–m2F[ま[り]【サビ】
★m2F[いざ]ス[ターm2G–hiA地[ト[ラ][イン]
★m2F[ここ]からは補助輪hiA地–m2G[な]し]ぃ]
★m2F[ここ]ろ[向G–m2G#地[く[ほ]う]に]
★m2F[ああ] F–E–D[コン]パ]ス]く[るっ]ていても【Dメロ】
★自らが信じたm2G–F[前]方]のF[方]角へ
★進m1F–G[む]よ] 目の前を hiA地–G[oh] oh oh ] hiD裏–C–A[woo] wo]o]o]oo
まず、『10時の方角』についてです。この楽曲は、2019年にロックバンドのsumikaによりリリースされたアルバム『Chime』にしゅうろくされています。『Chime』は同アルバムには、『ファンファーレ』(過去記事)、『フィクション』、『春夏秋冬』(過去記事)などのシングル曲が収録されています。
『10時の方角』はアルバムのリード曲として発表されました。2019年の作品ですが、2025年もユニバーサル・スタジオ・ジャパンのキャンペーンソングとしてタイアップが付くなどしています。また、カラオケでもよく歌われており、アルバム曲ながら人気が高い1曲です。
同曲はAメロBメロサビと歌メロが少しずつ盛り上がっていきます。全体的にメロがよく、多くの人に届きうる普遍性のある楽曲です。バンドサウンドを基調としながら、イントロなどの要所でストリングスが用いられます。作詞作曲はボーカル&ギターの片岡健太さん、編曲はバンドによりなされました。
『10時の方角』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高め~高いのレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲は、ABメロは中低音中心で歌メロが展開され、サビで中高音が連続します(音域が広め)。サビではhiA等がよく登場し、男性の音域としては高めだといえます。ABメロについてはmid2Fなども見られるため低音一辺倒ではないのですが、それでもmid1D~mid1G辺りが多いです。「高音域が得意な男性」向けの曲ですが、「高音域が非常に得意な男性」などは少し注意が必要です(原キーで歌うのもよい)。発声は地声ベースであり、裏声は少なめです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1Dなどがよく見られるため、女性としては低音が低いです。一つの目安ですが、原キーから3~5つ程度上げてみてください。今回は音域が広いため、その点がハードルになるかもしれません。
最後に『10時の方角』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高め(もしくは明確に「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1DはAメロやBメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、今回はmid1D~mid1Fなどの登場回数がかなり多いため、「高音域が非常に得意な男性」などは気を付けたいです(原キーでもよいと思います)。
次に、地声最高音hiA#はサビで計9回登場します(フェイクを含む)。このhiA#に次ぐ地声高音としてはhiAがピークとなる場面が全体で20回、mid2G#が3回、mid2Gが6回、mid2Fが39回登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから2~4つ程度下げて見ください。
『10時の方角』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。ただ、今回の楽曲はそれなりに音域が広いため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。その辺りは留意しておいてください。
今回の楽曲はメロディー自体は比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケに向くと思います。ただ、最近のJ-POPの1つの傾向でもありますが、歌メロが速めであり、若干息継ぎがしにくい可能性があります。慣れないうちはテンポを落として練習するのもよいかもしれません。
『10時の方角』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiA#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビを中心にhiA#やhiAといった中高音域が登場します。Aメロも低音一辺倒というわけではなく、mid2Fなどが見られます。低音域としては、ABメロでmid1D~mid1G辺りが多いです。
こうした点を考慮すると、「ある程度~非常に高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①ABメロは中低音中心、サビは中高音寄り
②原キーだと「ある程度~非常に高音域が得意な男性」向け
③キー調整は可能だが、音域が広めで、そこがハードルになりえる
④音域がマッチするのであれば練習曲にもよい
⑤メロは分かりやすい。息継ぎなどに気を付けたい
コメント
全く記事と関係ないリクエストですがH2Oの「僕等のダイアリー」をお願いします
個人的には「想い出がいっぱい」よりこちらの方が好きなので…
リストアップしておきます
リクエストありがとうございます