『アイビー』(Novelbright)
【地声最低音】mid1F(F3) ※やや聞き取りにくい
★m1G#[ふ]た[りm2D#[が]【Aメロ】
★m1F–m2D#[ほ]ど]けて1G#–m2F地–D#[絡]ま]っ]て[ぇ]【Bメロ】
★m1G#–m2F#–F[を繰りか[えし]て]た僕[を]
【地声最高音】hiA#(A#4) ※全体で1回
★寝m2G#[起]きG#–hiA#^-F#[が[と]に]か]くF#[わ]るいとこも【Dメロ】
【裏声最高音】hiD#(D#5) ※サビで登場
★はhiD#裏–C#–C^[な]た]ば[を])【サビ】
【補足】mid2F～hiC#を含むフレーズ一覧
★ひとつ2D#–m2F[に[な]る]こ[のF[日]【Aメロ】
★照hiC#–C–A#–2G#–m2F地[れ]く]さい]けれ]ど]ぉぉ
★詩m2D#[に]こm2F[め]たよ
★転hiA#裏–2G#–m2F地[ば]ない]よう]に君は固くむ[す]んだ【Bメロ】
★この足で走2F[っ]てどこまm2F#[で]も]連れて行く[よ]
★笑いhiA#裏–m2G#地–F[の]絶]えな]い僕らの居場所へ
★2F[愛し]てるを超m1G#[え]たm2G#–F#[こ]と]ば]を【サビ】
★あhiC#裏–C[いは]増し[ていく])
★m2F[Ah] ah ah ah 1G#[君]とm2G#–F#[過]ご]す]日々に
★ m2F–F#–m2G#[そ[の[顔]すら【Dメロ】
★今はいhiC#裏–C^-A#–2G#地[とおしく]か[ん]じ])てる]ぅ]
★ひとつ2D#–m2F[に[な]る]こ[のF[日]【Aメロ】
★照hiC#–C–A#–2G#–m2F地[れ]く]さい]けれ]ど]ぉぉ
★詩m2D#[に]こm2F[め]たよ
★転hiA#裏–2G#–m2F地[ば]ない]よう]に君は固くむ[す]んだ【Bメロ】
★この足で走2F[っ]てどこまm2F#[で]も]連れて行く[よ]
★笑いhiA#裏–m2G#地–F[の]絶]えな]い僕らの居場所へ
★2F[愛し]てるを超m1G#[え]たm2G#–F#[こ]と]ば]を【サビ】
★あhiC#裏–C[いは]増し[ていく])
★m2F[Ah] ah ah ah 1G#[君]とm2G#–F#[過]ご]す]日々に
★ m2F–F#–m2G#[そ[の[顔]すら【Dメロ】
★今はいhiC#裏–C^-A#–2G#地[とおしく]か[ん]じ])てる]ぅ]
まず、『アイビー』についてです。この楽曲は、2024年にロックバンドNovelbrightによりリリースされたシングル作品です。同曲はタレントの大倉士門さん・みちょぱ（池田美優）さんの結婚式に寄せたウエディングバラードであり、Novelbrightの公式チャンネルで公開されたMVは700万回の再生回数を獲得しています（2025年12月現在）。
『アイビー』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲は全体的に中高音寄りの曲であり、mid2D#～mid2G#辺りがよく見られます。低音も男性曲としては高い点などを考慮すると、「中高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
女性が同曲を歌唱する場合、通常は少しキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから１～４つ程度上げてみてください。ただ、今回は低音が男性曲としては高いため、一部の女性は原曲キーで歌える可能性もあります。具体的には、「標準より低めの音域の女性（男声域に近似するような声域）」などは原キーを選択肢に入れてみてもよいかもしれません。その辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。
最後に『アイビー』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)～【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1FはBメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、今回は歌い出しの瞬間的な音であるため、若干聞き取りにくい可能性があります。低音域としては、大体mid1G#
辺りが歌えると形になりやすく、見た目よりも高い低音だと私は分析しています。
次に、地声最高音hiA#はDメロで1回登場します。このhiA#に次ぐ地声高音としてはmid2G#がピークとなる場面が全体で19回、mid2F#が9回、mid2Fが42回程度登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから２～４つ程度下げてみてください。
『アイビー』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。今回の楽曲は地声音域自体はそこまで広くないため、ビギナー向けの調整も可能であると私は分析しています。ただ、要所で裏声が見られるため、裏声になれていない人などはやはりハードルになりえます。
今回の楽曲はメロやリズムは分かりやすいです。そのため、音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにおススメです。メロのよさが活きた作品であり、歌いこなせると気持ちよいのではないかと私は分析しています。また、要所で登場する裏声もそこまで複雑ではないため、裏声の練習として手掛かりになりやすいのではないかと私は分析しています。
『アイビー』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#～hiA#（裏声はhiD#まで）といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体的にmid2D#～mid2F辺りがかなり多く、要所でmid2G#もよく登場します。低音も男性曲としては高く、見た目より高く感じやすい曲です。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意（or非常に得意）な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。また、「低音寄りの女性」なども原キーがマッチする可能性があります。
【まとめ】
①全体的に中高音寄りで見た目よりに高く感じやすい
②原キーだと「高音域が得意（or非常に得意）な男性」向け
③要所で裏声が登場する。裏声の練習にもよいかも
④キー調整はしやすい。音域が合うなら練習曲におススメ
⑤「低音寄りの声域の女性」などは原キーが合うかも