『なんでもないよ、』(マカロニえんぴつ)、Nandemo Naiyo(Macaroni Enpitsu)
【地声最低音】mid1B(B2)
★m1C#[とっ]ておきのC#[セ]m1B{リフ]もB[とくべ]C#[つ]な容姿も【Aメロ】
【地声最高音】hiA(A4) ※サビで登場。曲全体で6回
★hiA[そんなんじゃ]m2G#[なく]て ただ僕より【サビ】
【補足】mid2E~mid2G#を含むフレーズ一覧
★m2E[こ]とばが邪魔になるほどの[こ]こ[ろ]の[関]m2G#[係]【Bメロ】
★m2G#[会い]m2F#[たいと]かF#[ね、そばに居たいと]か[ね、守りたい]とか【サビ】
★ただm2E[僕より]先[に死なない]でほ[しい]
★(そんなんでもなくて)m2G#[あ]m2F#[あ]、やめとm2E[きゃよかっ]た[な]
★なm2E[んで]m2F#[もな]m2G#[いよ]なんで[もな]F#[い][よ、]
★君のm2E[大きい]笑い声をきっと誰よりも たくさんきけるのは僕のこの耳【2番Aメロ】
まず、『なんでもないよ、』についてです。この楽曲は、2021年に4人組ロックバンド・マカロニえんぴつによりリリースされたシングル作品です。同曲は配信限定シングルであり、2022年1月にリリースされるアルバム『ハッピーエンドへの期待は』に収録が予定されております。
『なんでもないよ、』は、配信でのリリースと同時期にマカロニえんぴつのYouTube公式チャンネルでMVが公開され、3週間で270万回の再生回数を記録しております。ノンタイアップの作品でありながら、再生回数は、メジャーデビュー以降のマカえんの作品としては特に伸びております。Apple Musicのランキングなどでも1位を記録しております。マカえんはTikTokが開催するチャレンジ『#秋の歌うま』に参加しており、そうしたこともあってか、SNSなどでも大きくカバーが増えております。
マカロニえんぴつは、ボーカルのはっとりさんを中心に、1990年代にヒットした邦ロック曲や洋楽ロックなどに造詣が深いです(1990年代以外の要素も多くみられますが…)。若い人はもちろんですが、そうした作品に親しんだ方にも認知が進んでいるのではないかと思います。
『なんでもないよ、』は温かみのあるミドルナンバーです。1番はキーボードを中心としてメロが展開し、2番以降にバンド感が強くなります。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られております。2番はAメロに変化を加えており、ラストサビへと向かいます。従前のJ-POPと比べるとサビが1回少ない分、演奏時間も3分半程度とコンパクトになっております。
最近のJ-POPでは、①ラストサビと2番サビが重複する、もしくは②2番は、1番と同様の展開を繰り返さず、そのままラストのサビへと向かうといった展開がよく見られる気がしております。曲の演奏時間も3分台と短くなる傾向にあります。
★m2E[こ]とばが邪魔になるほどの[こ]こ[ろ]の[関]m2G#[係]【Bメロ】
★m2G#[会い]m2F#[たいと]かF#[ね、そばに居たいと]か[ね、守りたい]とか【サビ】
★ただm2E[僕より]先[に死なない]でほ[しい]
★(そんなんでもなくて)m2G#[あ]m2F#[あ]、やめとm2E[きゃよかっ]た[な]
★なm2E[んで]m2F#[もな]m2G#[いよ]なんで[もな]F#[い][よ、]
★君のm2E[大きい]笑い声をきっと誰よりも たくさんきけるのは僕のこの耳【2番Aメロ】
まず、『なんでもないよ、』についてです。この楽曲は、2021年に4人組ロックバンド・マカロニえんぴつによりリリースされたシングル作品です。同曲は配信限定シングルであり、2022年1月にリリースされるアルバム『ハッピーエンドへの期待は』に収録が予定されております。
『なんでもないよ、』は、配信でのリリースと同時期にマカロニえんぴつのYouTube公式チャンネルでMVが公開され、3週間で270万回の再生回数を記録しております。ノンタイアップの作品でありながら、再生回数は、メジャーデビュー以降のマカえんの作品としては特に伸びております。Apple Musicのランキングなどでも1位を記録しております。マカえんはTikTokが開催するチャレンジ『#秋の歌うま』に参加しており、そうしたこともあってか、SNSなどでも大きくカバーが増えております。
マカロニえんぴつは、ボーカルのはっとりさんを中心に、1990年代にヒットした邦ロック曲や洋楽ロックなどに造詣が深いです(1990年代以外の要素も多くみられますが…)。若い人はもちろんですが、そうした作品に親しんだ方にも認知が進んでいるのではないかと思います。
『なんでもないよ、』は温かみのあるミドルナンバーです。1番はキーボードを中心としてメロが展開し、2番以降にバンド感が強くなります。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られております。2番はAメロに変化を加えており、ラストサビへと向かいます。従前のJ-POPと比べるとサビが1回少ない分、演奏時間も3分半程度とコンパクトになっております。
最近のJ-POPでは、①ラストサビと2番サビが重複する、もしくは②2番は、1番と同様の展開を繰り返さず、そのままラストのサビへと向かうといった展開がよく見られる気がしております。曲の演奏時間も3分台と短くなる傾向にあります。
『なんでもないよ、』の声域的な特徴についてです。同曲は一般的な男性の声域よりも高めのレンジで歌メロが作られております。低音域も比較的低く、低音から高音まで広い音域が要求されます。最近は、素人の方でも非常に高音域が得意な方が増えておりますが、一般的な男性は少しキーを下げた方が歌いやすいのではないかと思います。また、声域的には、女性は原キーでの歌唱はややしんどいのではないかと私は分析しております。
最後に『なんでもないよ、』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の声域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1BはAメロで登場します。同曲は、mid1E辺りも多いため、男性としては結構低く、歌い慣れてない人や低音域が苦手な方は、少し歌いにくいかもしれません。また、女性にの場合は相当低いですので、キーを上げた方が歌いやすいです。
次に、地声最高音hiAはサビで登場します。【hiA[そんなんじゃ]m2G#[なく]て ただ僕より】などに代表され、hiAが連続して登場します。このhiA辺りは、一般的な男性の声域よりもやや高く、登場回数も意外と多いです。よって、一般的な男性の場合は、キーを少し下げた方が歌いやすいと思います。目安としてですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください(♭2)。
『なんでもないよ、』は音域自体が広く、キー下げなどは行いにくいです。歌い慣れた人であれば、チャンレンジ可能だとは思いますが、ビギナーなどはキーを調整しても難しい部分が出てきやすいのではないかと推測されます。ビギナーなどが練習する際は、最初からが完璧を目指さずに、「今日はAメロの低音域を頑張る」、「サビだけはしっかり歌えるようにする」といった具合に、パートごとに練習に強弱をつけた方がいいと思います。ビギナー向けの練習曲としてはやや使いにくいと私は分析しております。
『なんでもないよ、』を原曲キーで歌唱する場合、mid1Bなどの低音域、mid2G#,hiA辺りの高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。音域が広く、その点で大変ですが、「音域が狭く、キーがやや高めの曲」などと比べるとスタミナなどの重要性は少し下がります。ラストのサビなどは高めの音が増え、やや大変かもしれませんが、それらを踏まえて練習に励んでください。
声域としては、ある程度高音域が得意な男性向けであります。おおよその目安ですが、Mr.Children、スキマスイッチ、back number、SEKAI NO OWARIなどと近いレンジになるのではないかと思います。
『なんでもないよ、』は非常に親しみやすいバンドナンバーであり、歌詞などもよいです。90年代~00年代初頭にヒットしたバンド曲が好きな方にもどこか懐かしさを感じさせる作品ではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
すみません。
hiAはA4だと思います!
A5だとhihiAになります。
失礼しました(^_^;)
ご指摘ありがとうございます。
私のミスタイプです。修正しました。