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『レモンパイ』( マカロニえんぴつ ) の 音域

こんにちは。今回はマカロニえんぴつの『レモンパイ』(2018)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『レモンパイ』(マカロニえんぴつ)
『レモンパイ』(マカロニえんぴつ)の音域






【地声最低音】mid1D(D3) ※全体で1回程度

★ふざけm2D[切っ]て我m1F[に]1F[る]【Aメロ】
★迷惑だっm1Fm1D[たり[す]る?


【地声最高音】hiA(A4) ※全体で3回程度

★夜のm2F[な]m2G[さ]に] hiA[飽]き]たのだ【サビ】
m2F[長][よ][は] [一つm2G[折]りでふ]hiA[た]り]占めに【ラストサビ】


【補足】mid2D#mid2Gを含むフレーズ一覧

★やm2Fm2D[す]ら]かなm1F[ロク]デナシの午後だ【Aメロ】
m2Fm2D[きっと]神]さまだってm2GF[付]いて]いないのです【Bメロ】
★君にm2D#m2F[さ[わ]m2GF[た]い]【サビ】
m2F#D[揺]れ]ながら少し悲しいキスm1F#[をし]たい
★日々 m2D[No] way、石[の]上slowで三年目【2番Aメロ[ラップパート]】
★愛の歌やけに嘘くせぇm1F[な] 友だちでいm2F[よう]【Dメロ】
m2GF[甘][ぎ]る]くらいがいいね 2F[レ]モンパイ m1F[レ]モンパイ【ラストサビ】

 まず、『レモンパイ』についてです。この楽曲は、2018年にロックバンド・マカロニえんぴつによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2020年のフルアルバム『hope』に収録されました。同アルバムには『ブルーベリー・ナイツ』(過去記事)『恋人ごっこ』(過去記事)『青春と一瞬』(過去記事)などが収録されております。

  さて、『レモンパイ』はマカえんのインディーズ時代の人気曲です。2022年にはストリーミングでも5000万再生を達成し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。
 同曲の歌メロについてはAメロBメロサビと展開、2番以降はラップパートなども挿入されます。作詞作曲はボーカル&ギターのはっとりさん、編曲はマカロニえんぴつによりなされました。


 『レモンパイ』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすそうです。
 同曲は、一部で低音域が登場しますが、Aメロ~サビまで中高音域の頻度がそれなりに高いです。そのため、相対的に中高音域の得意な人の方がマッチしやすいといえます。とはいえ、要所でmid1F等が登場するため、「高音域が非常に得意な男性」などは少し歌いにくい可能性もあります。

 ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はいくらかキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1F辺りが少し多い点などを考慮すると、女性にとっては低音が歌いにくい可能性があります。「標準より低めの音域の女性」などは原キーでもよいかもしれませんが、一般的には少しキーを上げた方がよりマッチしうると私は推測しています。



 最後に『レモンパイ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域としては高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1Dは1番Aメロで登場します。登場回数は1回のみです。このmid1D以外の低音域としてはmid1F辺りが要所で見られます。こうしたことから、男性曲の低音域としてはそこまで低くないと私は判断しました。ただし、女性にとっては低いレンジになりますので、キーを上げることも選択肢に入れてください。

 次に、地声最高音hiAはサビを中心に登場します。登場回数は3回程度登場します。このhiAに次ぐ地声高音としては、mid2Gがピークとなる場面が全体で9回程度登場し、mid2Fなども多いです。こうした点を考慮すると男性の音域としては高く、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいのではないかと私は推測しました。一つの目安ですが、原曲キーから1~3つ程度下げてみてください。


 『レモンパイ』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。一方、ビギナーについては、一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります(まったく不可能というわけではない)。もしキー調整をしても難しいと感じた場合は、別の易しめの曲と並行して練習を行ってください。
 同曲のメロは比較的わかりやすいです(ミドルテンポのバンド曲であり、カラオケ向き)。一方、2番Aメロ等はラップっぽいパートがありますので、歌詞などはある程度しっかり覚えておきたいです。

 『レモンパイ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~hiAといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はmid2F辺りの頻度が比較的多く、どちらかといえば中高音寄りの曲です。低音域についても最低音mid1Dが1回程度であり、標準的です。
 こうした点を考慮すると、「標準より高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。一方、「高音域が非常に得意な男性」などは少しキーを上げるのも選択肢かもしれません(原キーで歌うのもよい)。


【まとめ】

①Aメロ~サビまでどちらかといえば中高音寄り(音域は広め)
②原キーだと「標準より高め~高音域が得意な男性」などに合いそう
③メロ自体は比較的かりやすい。2番ではラップがあるので、歌詞は覚えておきたい
④ミドルテンポのバンド曲で、カラオケに向きやすい

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コメント

  1. tamago より:

    いつも参考にさせていただいてます。
    リクエストなのですが、大漠波新さんの「のだ」というボーカロイド曲をお願いしたいです!

    • もりっしー より:

      リクエストありがとうございます
      リストアップしておきます。いい曲ですよね

  2. むめい より:

    リクエストです、マカえん繋がりで忘レナ唄お願いします!

    • もりっしー より:

      リストアップしておきます。リクエストありがとうございます