RADWIMPSは当ブログでは、これまでに、『そっけない』、『サイハテアイニ』を取り上げました。また、RADWIMPSカバーや提供曲として、『蝶々結び』(Aimer)、『なんでもないや』(上白石萌音ver.)を取り上げております。
『透明人間18号』(RADWIMPS)、Toumei Ningen 18 Gou
2011年3月9日発売【アルバム『絶体絶命』収録】
【地声最低音】mid1E(E3)
★晴れた空の蒼さだけじゃ もはやかばいきれはしなくて
【地声最高音】mid2G(G4)
★「聖」者も僕も同様に 照らしてくれるのが救いだよ(Bメロ)
★太陽が照らす相手選んだら きっと「僕」に色は与えられない
★心と声との隙間に 裸「で立っ」てられるように(サビ)
★声が 届く相手選んだら きっと「君と僕は出会え」ぬまま(2番Bメロ)
★僕(ぼく)にもなれるかな 何か嫌いというには 何も知らないから
★声が 届く相手選んだら きっと「君と僕は出会え」ぬまま(2番Bメロ)
★僕(ぼく)にもなれるかな 何か嫌いというには 何も知らないから
【裏声最高音】hiA(A4) サビで1回のみ
★これっぽっちのこの僕に 何をえ[ら]{べ}というのかい[mid2G]
まず、『透明人間18号』についてです。この楽曲は2011年にリリースされたRADWIMPSメジャー4枚目(通算6枚目)のアルバム『絶体絶命』の2曲目に収録されています。シングル曲でもなく、またアルバムのリード曲といった位置づけでもないですが、非常にポップで馴染みやすい楽曲であると思います。
サウンドについてもバンドサウンドが中心の楽曲ですが、非常に爽やかな楽曲であります。また、メロディーラインも非常にポップであり、カラオケなどでも歌いやすい楽曲ではないでしょうか。また、あまり男女差を感じない楽曲です。
私個人としてはベースギターの音に着目することが多く、RADWIIMPSのベースも非常に好みなのですが、そんな私でもやはりリードギターのサウンド作りが耳に残ります。この『透明人間18号』でもやはりギターのフレーズが非常に耳に残りました。一番印象に残っている点は最初のサビ終了後~2番までのフレーズです。バンド全体のアンサンブルが非常に心地よいです。
歌詞についてですが、「周りの人々が各々な色に染まる中、自分の色を持てずにいる灰色の主人公」と「何ににも染まらぬ また、何にでも溶ける無色透明の色を持つ君」との出会いがテーマとなっております。
非常に抽象的な歌詞でありますが、個人的には「様々な色を獲得していく中で、自分の色を作り出していけたら」という願いを込めた歌だと思います。もっと意味を限定するならば、「周りの人間や作品などから様々な影響を受ける中で、自分なりの色や個性を作り出していきたい」というように解釈しています。
世の中、様々な情報があふれており、その中でどれが正しいのか、また自分自身はどれが好きか、自分らしいものは何かといったものは非常に分かりにくくなっております。そうした中で、「色に染まれない灰色の僕」を肯定してくれる「無色透明の君」という存在は主人公にとって救いになったのだと思います。「何にも染まれず、色々から逃げていた」僕が、「僕にもなれるかな 何かを嫌いというのは何も知らないから」と前を向き始めます。
ちなみに『透明人間18号』というタイトルは恐らく漫画『ドラゴンボール』のキャラクター「人造人間18号」(女性キャラ)から拝借していると思います。
さて、『透明人間18号』の音域についてですが、地声最低音mid1E(E3) ~地声最高音mid2G(G4) 、裏声最高音 hiA(A4)でメロディーが構成されております。一部の裏声hiAを除けば、一般的な男性の音域の範囲内です。
一般的な音域の男性の場合、ある程度歌い慣れていないとmid2Gという音階を使いこなすのは
大変だと思います。練習を重ねて、滑らかに発声できるようにしていきたいです。原曲キーで高音域が出ない場合は、少しキーを下げて練習するとよいでしょう。この楽曲についてはある程度努力が報われやすい作品であると思います。
また、キーの高い男性の場合は音域についての課題は比較的早くクリアできると思います。一方で、節回しはやはり少し速く、歌詞も独特ですので、しっかり歌詞を覚えておくというのが重要だと思います。
さらに、『透明人間18号』は女性でも歌いやすい歌詞内容だと思います。原曲キーのままでは少し歌いにくいと思いますので、それぞれの音域に合わせて、キーを上げるとよいでしょう。例えば、キーの低い女性ならば原曲+2(#2)位がちょうどいいと思います。
まず、『透明人間18号』についてです。この楽曲は2011年にリリースされたRADWIMPSメジャー4枚目(通算6枚目)のアルバム『絶体絶命』の2曲目に収録されています。シングル曲でもなく、またアルバムのリード曲といった位置づけでもないですが、非常にポップで馴染みやすい楽曲であると思います。
サウンドについてもバンドサウンドが中心の楽曲ですが、非常に爽やかな楽曲であります。また、メロディーラインも非常にポップであり、カラオケなどでも歌いやすい楽曲ではないでしょうか。また、あまり男女差を感じない楽曲です。
私個人としてはベースギターの音に着目することが多く、RADWIIMPSのベースも非常に好みなのですが、そんな私でもやはりリードギターのサウンド作りが耳に残ります。この『透明人間18号』でもやはりギターのフレーズが非常に耳に残りました。一番印象に残っている点は最初のサビ終了後~2番までのフレーズです。バンド全体のアンサンブルが非常に心地よいです。
歌詞についてですが、「周りの人々が各々な色に染まる中、自分の色を持てずにいる灰色の主人公」と「何ににも染まらぬ また、何にでも溶ける無色透明の色を持つ君」との出会いがテーマとなっております。
非常に抽象的な歌詞でありますが、個人的には「様々な色を獲得していく中で、自分の色を作り出していけたら」という願いを込めた歌だと思います。もっと意味を限定するならば、「周りの人間や作品などから様々な影響を受ける中で、自分なりの色や個性を作り出していきたい」というように解釈しています。
世の中、様々な情報があふれており、その中でどれが正しいのか、また自分自身はどれが好きか、自分らしいものは何かといったものは非常に分かりにくくなっております。そうした中で、「色に染まれない灰色の僕」を肯定してくれる「無色透明の君」という存在は主人公にとって救いになったのだと思います。「何にも染まれず、色々から逃げていた」僕が、「僕にもなれるかな 何かを嫌いというのは何も知らないから」と前を向き始めます。
ちなみに『透明人間18号』というタイトルは恐らく漫画『ドラゴンボール』のキャラクター「人造人間18号」(女性キャラ)から拝借していると思います。
さて、『透明人間18号』の音域についてですが、地声最低音mid1E(E3) ~地声最高音mid2G(G4) 、裏声最高音 hiA(A4)でメロディーが構成されております。一部の裏声hiAを除けば、一般的な男性の音域の範囲内です。
一般的な音域の男性の場合、ある程度歌い慣れていないとmid2Gという音階を使いこなすのは
大変だと思います。練習を重ねて、滑らかに発声できるようにしていきたいです。原曲キーで高音域が出ない場合は、少しキーを下げて練習するとよいでしょう。この楽曲についてはある程度努力が報われやすい作品であると思います。
また、キーの高い男性の場合は音域についての課題は比較的早くクリアできると思います。一方で、節回しはやはり少し速く、歌詞も独特ですので、しっかり歌詞を覚えておくというのが重要だと思います。
さらに、『透明人間18号』は女性でも歌いやすい歌詞内容だと思います。原曲キーのままでは少し歌いにくいと思いますので、それぞれの音域に合わせて、キーを上げるとよいでしょう。例えば、キーの低い女性ならば原曲+2(#2)位がちょうどいいと思います。