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『Myra』(Tani Yuuki)の音域

こんにちは。今回はTani Yuukiさんの『Myra』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『Myra』(Tani Yuuki)
『Myra』(Tani Yuuki)









【地声最低音】mid1C(C3) 

★君を形作るものは全てあm1C[い][たい]と思っC[たん]【Bメロ】


【地声最高音】mid2G#(G#4)  

m2G#[夢]m2F[な]かへdiver【ラストサビ[+1]】

※曲全体で2回。裏声でも違和感は少ない


【裏声最高音】hiC(C5) 

hiC裏[しあわ]hiB[せだ]hiA[った]m2G[日]々も【Cメロ】

※曲全体で1回程度

【補足】mid2EhiAを含むフレーズ一覧

★ねぇ、朝目覚m2E[め]るとね【Aメロ】

★重ね合うはm2F[だの]m2E[温]もりも【Cメロ】
★最初から無hiA裏[かっ]m2E[た]かのように  
★全て嘘に変わるのがm2E[こ]わいの
★押しつぶさm2E[れ]てしまいそう

★愛しm2F[て]るよMyra 腕のF[な]かでMy love【ラストサビ[+1]】
★まだ覚めないm2F[で]m2F#[ぇ][ぇ]ぇぇ

 まず、Tani Yuuki(たにゆうき)さんについて少し説明します。Tani YuukiさんはTikTokやYouTubeなどで活動する男性シンガーソングライターです。2021年1月現在、22歳とまだ若い歌手であり、YouTubeなどでカバー動画なども投稿しております。4人組のオンラインボーカルグループWHITEBOXにも所属しており、アカペラで歌を披露することもあります。
 今回当ブログで取り上げる『Myra』がTik Tokなどで話題となり、広く知られるようになりました。THE FIRST TAKEへの出演も果たしております。2020年には新曲『Life is beautiful』がリリースされました(私自身はこちらも非常に良い曲と思いました)。今後の活躍が益々注目される歌手の1人であります。

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 さて、『Myra』(マイラ)についてです。この楽曲は、2020年に男性シンガーソングライターのTani Yuukiさんによりリリースされた配信曲です。同曲はTik Tokなどで話題を呼び、LINEミュージックやSpotifyなどストリーミングチャートで上位を記録しました。YouTubeで公開された歌唱動画も2000万回を記録しております(2021年1月現在)

 『Myra』の音域的な特徴についてですが、おおよそ男性の音域の範囲内で歌メロが作られております。理想としては、図にも示すように地声でmid2G#辺りまで歌えるのが良いのですが、場合によっては地声mid2F#辺りまででも形になりやすいです。Tik Tokなどで話題になる楽曲の特徴でもありますが、最近のヒット曲の中では比較的手を付けやすいと思いました。

 ※一緒に添付してあるホームテイクでのライブ動画は、ラストのサビでアレンジも加えられており、音域がmid1C~hiA#(裏声hiC)となっております。そのため、少し難易度が上がっております。ただ、発声が聞き取りやすく、歌の練習には参考になりやすいです。





 さて、『Myra』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(もしくは少し高め)といったところです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#はラストのサビで2回登場します。同曲は、ラストのサビで転調し、キーが1つ上がります。よって、通常のサビではmid2Gが最高音となります。
 この辺りは、一般的な男性の音域の範囲内といえますが、人によってはスムーズな発声がしにくくなるかもしれません。場合によっては、mid2G辺りから裏声で歌唱してもよいと思います。また、少しキーを下げるのも良いです。

 『Myra』は音域自体が広めであるため、キー調整の余地は少ないです。もしキー調整をしても難しいと感じた場合は、別の曲と並行して練習を重ねてください。

 原曲キーの難易度としては、比較的手を付けやすい部類にあたると思います。ゆったりとしたテンポの優しいナンバーですので、裏声などを多用しても合いやすいです。
 ライブでの歌唱は、テクニカルな発声が聞き取りやすくなっており表現の練習などに使いやすいと私は分析しました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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