『手紙』(back number)
【地声最低音】mid1D(D3) ※重要度はそこまで高くない
★m1D[う]れしい事があm2D–m2E[っ[た]と]きに【Aメロ】
★誰かm1E[に言]いたくなるのは
★m1E[ほ]こらしE{くお]もってもらm2D[え]るように【Cメロ】
【地声最高音】mid2G(G4) ※全体で6回程度
★帰m2G地–m2F#–m2E[り道迷]わ]な]い[よ]うに【サビ】
★もし前を向けなくなm2G地–m2F#–E[っ]た]と]きも
★追い越していくm2F#–m2G[ひ[と]を【Cメロ】
【裏声最高音】hiC(C5) ※全体で1回のみ
★(追い越していく人を)うm2G地–hiB裏–hiC^-A-G裏[らん[で[み]た]り]して]【Cメロ】
【補足】mid2E~mid2F#を含むフレーズ一覧
★m2E–m2D[自分よりも喜ん]で]くれ[る]人に【Aメロ】
★あなたはずっと手を振って笑っm2E–m2F#[て[く]れ]た【サビ】
★m2E[あ]い[さm2F#[れて]いる事に
★m2E–m2D[もい上がっ]て街]を出て 思い知った挙句 途方に暮れて【Cメロ】
まず、『手紙』についてです。この楽曲は、2015年に3人組ロックバンドback numberによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年にリリースされた『シャンデリア』に収録されております。同アルバムには、『SISTER』(過去記事)、『ヒロイン』(過去記事)、『クリスマスソング』(過去記事)といったシングル曲も収められております。アルバムは、35万枚を超える売上枚数を記録し、日本レコード協会よりプラチナ認定がなされました。
さて、『手紙』はNTTドコモ TV-CMソングとしてタイアップが付きました。バンドのブレイクや楽曲の質も相まって、同シングルもロングヒットを記録。2018年に日本レコード協会より配信シングル部門でゴールド認定がなされております(ランキングデータブログBillion Hitsより引用)。
『手紙』は穏やかなサウンドアレンジが印象的なスローナンバーです。歌メロはAメロサビCメロと展開します。シングル曲としてはシンプルですが、バクナンらしいメロディアスな作品です。歌詞も母(もしくは父などの親族)への感謝を歌った楽曲となっております。作詞作曲は清水依与吏さん、編曲はバンドと小林武史さん、四家卯大さんによりなされております。
『手紙』の音域的な特徴についてです。同曲は、大よそ一般的な男性の音域の範囲内(もしくは若干高め)のレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、高音域が苦手な方などはキーを下げて歌唱するのもよいと思います。
同曲は、低音域が比較的高く、その分、mid2D~mid2E辺りが比較的多く登場します。標準的な音域でありながら、やや中高音寄りですので、高音域が苦手な人は少し高音感を感じるかもしれません。逆にある程度高音域が得意であるならば、楽しく歌えるレンジであります。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は必要不可欠な低音がmid1E辺りなので原キーで歌える人もおられるかもしれません。ただ、女性の得意な音域などを考慮すると、通常はキーを上げた方がより歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度上げてみてください。
最後に『手紙』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(もしくは若干高め)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1DはAメロなどで登場します。この最低音mid1Dは回数はそこそこ多いですが、いずれも歌い出しの瞬間的な音です。歌えるに越したことはないですが、低音域が苦手な人などはそこまで厳密な音程にこだわらなくてもよいと私は考えました。低音域については、mid1E辺りがしっかり歌えると安定しやすいと思います。
次に、地声最高音mid2Gはサビで登場します。登場回数は6回程度です。このmid2Gはおおよそ一般的な男性の音域の範囲内ですが、歌い慣れていないとスムーズな発声が損なわれやすいです。ただ、比較的克服しやすい音階でもありますので、少しずつ練習をしてみてください。今回はmid2Eなどが多いため、高音域が苦手な方などはキーを下げて歌うのもよいと思います。
『手紙』は低音域に余地があり、キー下げなどはしやすいです。歌い慣れた人であればある程度自分が得意なレンジに調整することができると思います。若干音域が広いですが、ビギナー向けのキー調整も可能なのではないかと私は推測しました。ただ、今回は一部裏声が用いられる場面もありますので、その点で少し難しさを感じるかもしれません。
今回の楽曲はメロディー自体がシンプルであり、リズムなども難しい部分は多くありません。そのため、キーが合うのであれば、練習曲として使いやすい印象です。
『手紙』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2Gといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はmid2D~mid2E辺りの頻度が高いので、人によっては少し高音感があるかもしれません。最低音がやや高い分、高音域が得意な男性にもマッチしやすいです。これらを踏まえると、「標準~(ある程度)高音域が得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました。
【まとめ】
①標準的な音域だが、若干中高音寄り
②原キーだと「標準~(ある程度)高音域が得意な男性」に合いそう
③メロやリズムはシンプル。練習曲向き(裏声の場面は少しムズい)
コメント
リクエストした曲を調査していただきありがとうございます!!
こちらこそリクエストありがとうございます。
また、よろしくお願いいたします。
改めていい曲だと感じました。
最新アルバムに収録されているヒーロースーツをリクエストします。
リストアップしておきます。
リクエストありがとうございます。