『部屋』(シャイトープ)
【地声最低音】mid1A#(A#2)
★シェードランm1F–m1D#[プの[あ]か]りD#[混]ざ]り【Aメロ】
★まだ m1A#[ね]むれないよm1F–m1D#[ると[い]う[か])
★m1A#–m1D#[わ]すれたい事のま]え[に] A#[わ]すれられない] A#[き]みがいる[でしょう]
【地声最高音】hiA#(A#4) ※後半で5回
★浮hiA#地–m2G#–G–F[かんで]は]消]え]ないあ[の]日[の]指G[切り]ぃ]ぃ【Dメロ】
★胸がm2G#–hiA#地–G[い[た]い]【ラストサビ】
★生G#–hiA#[まれ[変]わっG[て] 君とA#地–G#[出]逢え]た]ら
【裏声最高音】hiA#(A#4) ※サビなどで登場
★(君の居ない)部屋でm2G#地–hiA#裏–G地[お[も]う]【サビ】
★(もし僕が君の手を)離さhiA#裏–m2G#–G地[な]かっ]た]ら
★おとm2G[な]のG–m2G#地–hiA#裏–F地[き[み[に]恋]をして[いた]【2番Bメロ】
★もm2G#地–hiA#裏[し[何]処かで【ラストサビ】
【補足】mid2F(一部略)~mid2G#を含むフレーズ一覧
★なm2G[み]だG–m2G#^-F[の[う]み]の]中【Bメロ】
★m2G#–G–F[こ]ま]ら]せG[て] G#–G[ば]か]り]だった【サビ】
★今ごm2F–G–m2G#^[ろ[ぼ[く]ら]ぁ]何処でG[何]をしてたろう
★(今頃僕ら)何処でG–m2G#[何をし[て]たろう]【ラストサビ】
まず、『部屋』についてです。この楽曲は、2022年にロックバンド・シャイトープによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルとして発表されました。アルバムとしては、2024年にリリースされた『オードブル』に収録されております。
『部屋』はシャイトープの初のシングル曲であり、『マーガリン』との両A面シングルとして配信されました。同バンドは『ランデブー』(過去記事)でのブレイクに伴い、過去曲にも注目が集まりました。『部屋』は『pink』などともに人気曲のバラード曲となっています。
『部屋』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては、高めのレンジ(体感的には明確に「高い」でもよいかも)で歌メロが作られております。低音域は見た目よりも余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲はAメロは中低音中心で作られ、Bメロサビについては中高音が多く登場します。DメロラストサビにかけてはhiA#辺りが地声で歌われることが増えるため、より高音感が増します。同曲は間奏があまり多くないため、その点でも終盤は高く感じやすいです。低音については、一部低い場面がありますが、mid1D#辺りが多く、大よそ標準的だと私は分析しました。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は最低音がmid1A#ですが、低音域としては大体mid1D#辺りがよく見られます。こうした点を考慮すると、一般的には原曲キーから3~4つ程度上げた方が歌いやすいと私は分析しました(人によってはあまりキーを上げ過ぎない方がよい)。
最後に『部屋』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高め(種版は明確に「高い」でもよいかも)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1A#はAメロで登場します。このmid1A#については歌い出しの瞬間的な音であるため、人によっては少し気付きにくい部分かもしれません。このmid1A#を除くと、低音としてはmid1D#多く、このmid1D#辺りが安定して歌えると形になりやすいといえます(mid1Dが2番Aメロで一部登場する)。そのため、低音域については見た目ほどは低くなく、「大よそ標準的である」と私は分析しました(「高音域が非常に得意な男性」などはキーを上げてもよいかも)。
次に、地声最高音hiA#はDメロやラストサビで登場します。登場回数は5回程度です。このhiA#に次ぐ地声高音としては、mid2G#がピークとなる場面が全体で25回、mid2Gが同じく25回程度登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすそうです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
※今回はラストサビでhiA#が登場しますが、通常サビではhiA#を裏声で歌っております。高音域があまり得意でない方はhiA#を裏声で統一してみるのもよいかもしれません。
『部屋』は低音域に余地があり(mid1D#辺りが不可欠と仮定してます)、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いため、ビギナーの場合は一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。Bメロサビ辺りは中高音に寄っているため、キー調整を考慮しても標準より高い音域の男性の方がマッチしやすい曲といえます。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすいと思います。ただ、今回の楽曲は間奏が短く、ボーカルが休憩できるポイントが少ないです。そうした点が少しハードルになる可能性があります。バラード曲ですので、最近の人気曲の中では息継ぎなどの余裕は持ちやすい方だと思います(Aメロ⇒Bメロのつなぎは少し注意)。
『部屋』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiA#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はBメロサビDメロでこれらがよく見られます。ゆったりめの曲であるため息継ぎなどの余裕は持ちやすいですが、間奏が短く、終盤は体力的に少し辛くなる可能性があります。こうした点を考慮すると、「高音域が得意な男性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①Aメロは中低音中心、Bメロサビは中高音中心
②低音は見た目ほどは低くなく標準的。高音は結構高い
③原キーだと「高音域が得意な男性」などに合いそう
④メロ自体は分かりやすく、息継ぎもしやすい
⑤間奏が短いため、終盤は体力的に少し辛くなる可能性がある
★(今頃僕ら)何処でG–m2G#[何をし[て]たろう]【ラストサビ】
まず、『部屋』についてです。この楽曲は、2022年にロックバンド・シャイトープによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルとして発表されました。アルバムとしては、2024年にリリースされた『オードブル』に収録されております。
『部屋』はシャイトープの初のシングル曲であり、『マーガリン』との両A面シングルとして配信されました。同バンドは『ランデブー』(過去記事)でのブレイクに伴い、過去曲にも注目が集まりました。『部屋』は『pink』などともに人気曲のバラード曲となっています。
『部屋』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては、高めのレンジ(体感的には明確に「高い」でもよいかも)で歌メロが作られております。低音域は見た目よりも余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲はAメロは中低音中心で作られ、Bメロサビについては中高音が多く登場します。DメロラストサビにかけてはhiA#辺りが地声で歌われることが増えるため、より高音感が増します。同曲は間奏があまり多くないため、その点でも終盤は高く感じやすいです。低音については、一部低い場面がありますが、mid1D#辺りが多く、大よそ標準的だと私は分析しました。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は最低音がmid1A#ですが、低音域としては大体mid1D#辺りがよく見られます。こうした点を考慮すると、一般的には原曲キーから3~4つ程度上げた方が歌いやすいと私は分析しました(人によってはあまりキーを上げ過ぎない方がよい)。
最後に『部屋』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高め(種版は明確に「高い」でもよいかも)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1A#はAメロで登場します。このmid1A#については歌い出しの瞬間的な音であるため、人によっては少し気付きにくい部分かもしれません。このmid1A#を除くと、低音としてはmid1D#多く、このmid1D#辺りが安定して歌えると形になりやすいといえます(mid1Dが2番Aメロで一部登場する)。そのため、低音域については見た目ほどは低くなく、「大よそ標準的である」と私は分析しました(「高音域が非常に得意な男性」などはキーを上げてもよいかも)。
次に、地声最高音hiA#はDメロやラストサビで登場します。登場回数は5回程度です。このhiA#に次ぐ地声高音としては、mid2G#がピークとなる場面が全体で25回、mid2Gが同じく25回程度登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすそうです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
※今回はラストサビでhiA#が登場しますが、通常サビではhiA#を裏声で歌っております。高音域があまり得意でない方はhiA#を裏声で統一してみるのもよいかもしれません。
『部屋』は低音域に余地があり(mid1D#辺りが不可欠と仮定してます)、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いため、ビギナーの場合は一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。Bメロサビ辺りは中高音に寄っているため、キー調整を考慮しても標準より高い音域の男性の方がマッチしやすい曲といえます。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすいと思います。ただ、今回の楽曲は間奏が短く、ボーカルが休憩できるポイントが少ないです。そうした点が少しハードルになる可能性があります。バラード曲ですので、最近の人気曲の中では息継ぎなどの余裕は持ちやすい方だと思います(Aメロ⇒Bメロのつなぎは少し注意)。
『部屋』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiA#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はBメロサビDメロでこれらがよく見られます。ゆったりめの曲であるため息継ぎなどの余裕は持ちやすいですが、間奏が短く、終盤は体力的に少し辛くなる可能性があります。こうした点を考慮すると、「高音域が得意な男性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①Aメロは中低音中心、Bメロサビは中高音中心
②低音は見た目ほどは低くなく標準的。高音は結構高い
③原キーだと「高音域が得意な男性」などに合いそう
④メロ自体は分かりやすく、息継ぎもしやすい
⑤間奏が短いため、終盤は体力的に少し辛くなる可能性がある
コメント
いつもブログ拝見しております。参考になる記事をありがとうございます。
Adoさんの新曲「ルル」の音域調査をリクエストさせて頂きたいです。
よろしくお願いいたします
リストアップしておきます
リクエストありがとうございます
アルバムの発売が近いのですね