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『1991』(米津玄師)の音域

 こんにちは。今回は米津玄師さんの『1991』(2025)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。

 ※当ブログでこれまで取り上げてきた米津さんの作品についてはこちらを参考下さい⇒米津玄師の作品音域一覧


『1991』(米津玄師)
『1991』(米津玄師)の音域








【地声最低音】mid1F(F3) 

★僕はm1F[振]り向Fm1G[い]た]【Aメロ】
m1G2A[く]つ]ばかり
m1F[に]気づm2D[け]D[か]ったんだm【Bメロ】
m1FG[過]ぎ]た過去にすm2D#D[がる]よ]うに【2番Aメロ】


【地声最高音】mid2G(G4) ※全体で12回程度

m2GF[ナイン]ティーン] DF[ナイン[ティ]ワン【Aメロ】
★ゆm2GFD#[き]の]よう]F[に]【サビ】
★ひm2D[ら]りひらり落m2GF[ち]る]さく[ら]
★(1991) m2GD[恋]をし]ていた【2番Aメロ】


【裏声最高音】hiD(D5) ※全体で1回程度

m2FD#[いつ]ま]でもき[みF地hiD裏C-A#[とい[た]か]った]【2番Bメロ】


【補足】mid2D#(一部略)hiC辺りを含むフレーズ一覧

★君の声が聞m2Dm2F[こえ[た] ような気[がしF[て]【Aメロ】
m1F2Dm2D#^[見[つ[め]て生]きていた
★ねえ hiA#裏A2GFm2D#地[こん]な]に]簡]た]んなこと【Bメロ】
m2D[僕]はただいつまでも 君[とm2D#[い]た]かった
hiC裏A#A^[人]せ][を]) 耐えDm2D#[ら[れ]る]だろうか【サビ】
2D[な]にをしていても こ[こm2D#[じゃな]か][た]【2番Aメロ】
★僕はhiA裏hiA#^-GF[ま[た]た]く]よう]【ラスト】
m2D#地D[恋]をし]

 まず、『1991』(ナインティーン・ナイティワン)についてです。この楽曲は、2025年に男性シンガーソングライターの米津玄師さんによりリリースされたシングル作品です。同曲は、新海誠さんの同名アニメ作品を原作とした実写映画『秒速5センチメートル』の主題歌として書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲はストリーミングランキングなどでもチャートインし続けています。


 『1991』の音域的な特徴についてです。同曲はおおよそ標準的な男性の音域の範囲内(もしくは「やや高め」)で歌メロが作られています。一般的な音域の男性が原曲キーで歌唱しうる楽曲です。
 今回の楽曲は、男性曲としては全体的に中高音に寄っており、mid2D#~mid2G辺りが登場します。また、低音もmid1F程度であり、男性曲としてはやや高いです。そのため、人によってはは少し高音が辛くなる可能性はあります。ただ、今回は間奏が多いため、その点で少し負担が軽減されるのではないかとも推測しています(1番サビ終了後に16秒、2番Bメロ直後に18秒、2サビ終了後に18秒)。
 発声は要所で裏声が用いられ、また地声ボイスでもミックス寄り、ウィスパーボイス寄りの歌唱だったりと表現が多彩であると感じました。余裕のある方はそうした歌唱表現にも着目したいです。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、3~6つ程度上げてみてください。今回は米津さんの作品としては地声レンジがそこまで広くないため、女性でも比較的チャンスがあると考えています(ただ、原曲のような歌唱をするには力量が問われる)。



 最後に『1991』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(レンジは中高音寄り)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1FはAメロBメロで登場します。登場回数は10回程度です。こうした点を考慮すると、男性曲の低音としてはやや高いと私は分析しています。相対的に中高音に寄っているため、人によっては体力的に辛くなりうる可能性があります(今回は間奏が多い分、歌が休める時間も多いが)。

 次に、地声最高音mid2GはAメロやサビで計12回登場します。このmid2Gに次ぐ地声高音としてはmid2Fがピークとなる場面が全体で15回、mid2D#が13回登場します。全体的に中高音寄りではありますが、間奏が多い点などを考慮すると、「標準的かやや高め」であると私は分析しています。一般的な音域の男性が原曲キーで歌唱しうる曲ですが、人によっては少しキーを下げて歌唱するのもよいかもしれません。逆に「中高音域が得意な男性」などは比較的マッチしやすいと想定しています。


 『1991』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。今回は地声音域はそこまで広くないため、裏声が得意であればビギナー向けの調整も一応だと思います。ただ、ボーカルの歌唱表現が多彩であるため、原曲のように歌いこなすにはやはり力量が問われます。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。先述のように、米津さんは裏声、ウィスパーボイス、ミックスっぽい地声発声など多様な歌唱をしているため、余裕のある方はそうした表現にも着目したいです。

 『1991』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2G(裏声はhiDまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体的に中高音寄りであり、これらが要所要所で見られます。その点で、中高音寄りの人に方が歌いやすい曲です。ただ、レンジだけを見ると男性の範囲内であり、間奏も多いため、その点でいくぶんか負担は軽減されると想定しています。
 こうした点を考慮すると、「標準的(orやや高め)~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました(「女声域に近似するような高音男性」はキーを上げてもよい)。


【まとめ】

①地声高音は標準的だが、全体的に中高音寄りのメロが多い
②間奏が多いため、高音の負担は少し軽いかも
③原キーだと「標準的(orやや高め)~高音域が非常に得意な男性」向け
④地声レンジはそこまで広くないため、キー調整は可能
⑤メロがよく、練習曲やカラオケにもよい。歌唱表現が多彩で、力量は問われる



 ※当ブログでこれまで取り上げてきた米津さんの作品についてはこちらを参考下さい⇒米津玄師の作品音域一覧


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