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『サンタマリア』(米津玄師)の音域 [ 2013年の楽曲 ]

 こんにちは。今回は米津玄師さんの『サンタマリア』(2012)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

  当ブログでこれまで取り上げてきた米津さんの作品についてはこちらを参考下さい⇒米津玄師の作品音域一覧


『サンタマリア』(米津玄師)、Santa Maria(Kenshi Yonezu)
『サンタマリア』(米津玄師)の音域







【地声最低音】mid1B(B2) 

★一m2E[枚]m2D#[の]硝子で隔てm1D#[られて]m1C#[いた]【Aメロ】
★(ひとつになりあえないそのままで)話をしm1C#[て]m1B[いる]

【地声最高音】mid2F#(F#4)  ※曲全体で14回程度

m2F#[Oh] サンF#m2ED#[タ]マ]リ]ア 何[も][わ]ないさ【サビ】
★ここはm2F#m2D#[めん]か]い室 サボD#m2E[テン[は]未]だ咲かない【Cメロ】


【裏声最高音】hiA#(A#4) ※サビで登場

★(Oh 様々な)幸せm2G#hiA#[を[く]だいて【サビ】

【補足】mid2D#mid2Eを含むフレーズ一覧

★掌をふm2C#[た]つ か[さ]m2D#[ね]たあい[だ]【Aメロ】
★今呪いにm2C#m2D#[か[け]られたD#[ま][まふた][りで]D#【Bメロ】
m2D#[い]くつも嘘をついて歩いていm2C#[くのだろ]うか
m2D#[見]開いた目と その目を繋[い]でいた  あなたは[すm2E[こし]わ]らった

★惑うだm2D#{け]の言葉で[満]たすくらいならば【サビ】
★祈りつm2D#{か]れ 漸く[あ]なたに m2E[会][え]たのだから
★一m2D#m2E[緒[に]い]こう [あ]の光の方へ
★あm2D#m2E[な[たを]見][め] あD#E[な[た]に][つ]められ【Cメロ】
★信じるm2D#[こ]とを D#m2E[や[め]ら]れないように

 まず、『サンタマリア』についてです。この楽曲は、2013年に男性シンガーソングライターの米津玄師さんによりリリースされたシングル作品です。米津さんの記念すべき初シングル曲であり、アルバムとしては2014年の『YANKEE』(ヤンキー)に収められました。同アルバムには、シングル曲としては、『MAD HEAD LOVE』も収録されております。また、代表曲の一つでもある『アイネクライネ』(過去記事)も収められました。

 『サンタマリア』はゆったりとしたテンポのバンド曲です。ストリングスなども用いられております。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られております。アレンジも含め作詞作曲は米津さんが行いました。
 私なりのイメージですが、この頃の米津さんは自分の好きな音楽と、メジャーとしての音楽の両立を目指していた時期にあるのではないかと感じております。メロディーやアレンジなども素晴らしいのですが、歌詞の良さが個人的には強く印象に残りました。


 『サンタマリア』の音域的な特徴についてです。同曲は、大よそ一般的な男性の音域の範囲内で歌メロが作られております。ただ、今作はmid2D#~mid2F#辺りの頻度がかなり高いです。また、間奏が短いため、休憩できるようなポイントが少ないです。そのため、1曲歌いこなすには意外とスタミナが要求されるのではないかと思います。「一般的な音域なのに上手く歌えない」ということも普通にあり得ることではないかと私自身は感じました。場合によってはキーを下げるなどしてもよいと思います。
 ちなみに、女性にとってはかなり低いレンジとなりますので、通常はキーを上げてください。


 最後に『サンタマリア』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】mid2F#(F#4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1Bについては、Aメロで登場します。このmid1B辺りは男性でも低い音階となり、人によってはスムーズな発声が損なわれやすいと思います。高音域が得意な男性などはキーを上げてもよいのではないかと私は分析しました。
 一方、女性にってはかなり低いレンジであり、発声自体が難しい人も多いです。女性の場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから5~6つ上げると、より歌いやすいといえます(#5~#6)。大きなキー調整に抵抗が無い方は試してみてください。

 次に地声最高音mid2F#はサビを中心に登場します。登場回数は14回と多いです。また、先述しておりますが、同曲はmid2D#~mid2E当たりの頻度が高く、その点でも安定感が求められます。通常は原曲キーでも挑戦可能ですが、場合によってはキーを下げることも選択肢に入れてください。個人的な感覚ですが、米津さんの作品はmid2F#~mid2G#が最高音の作品でも、意外と高音域が辛く感じやすいです。


 『サンタマリア』は音域自体が広い作品であり、キー下げには向きにくいです。少しのキー下げならば良いですが、大きな調整にはあまり向かないと私は分析しました。そのため、ビギナーの練習曲としてもやや使いにくいと考えます。ただ、最高音自体はそこまで高くないですので歌い慣れた人の練習曲としては悪くないと思います。

 『サンタマリア』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#辺りをしっかり歌いこなせる力が求められます。このmid2F#は先述のとおり、頻度が高く、またmid2D#~mid2E辺りも多く登場します。そのため、「標準的な音域~標準よりやや高めの音域の男性」辺りが合いやすいです(「高音域が得意な男性」も歌唱可能)。低音域~中高音域まで安定した歌唱が試されます。

 『サンタマリア』はゆったりとした楽曲であるため、その分歌い手の力量も試されると思います。個人的には歌詞の世界観なども好きな作品です。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

 当ブログでこれまで取り上げてきた米津さんの作品についてはこちらを参考下さい⇒米津玄師の作品音域一覧

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コメント

  1. 名無しA より:

    ありがとうございました。米津さんの中でも特に好きな曲です。全体的に音程の上下が激しいですが、米津曲の中では割と自分と相性がいい曲ですね。

    • もりっしー より:

      米津さんは結構メロのアップダウンが激しい印象ですよね。
      私自身、今回調査して改めてよさに気付けました。
      リクエストありがとうございます。