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『太陽が燃えている』(THE YELLOW MONKEY)の音域

こんにちは。今回はTHE YELLOW MONKEYの『太陽が燃えている』(1995)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲になります。


『太陽が燃えている』(THE YELLOW MONKEY)、Taiyou ga Moeteiru(THE YELLOW MONKEY)
『太陽が燃えている』(THE YELLOW MONKEY)の音域







【地声最低音】mid1E(E3) 

★きm1F#-m1E[みの][手][つ]よ][つか]E[んで][ぇ]【Aメロ】


【地声最高音】mid2E(E4)  ※登場回数は多いです

★胸の真んなm2D#[かを]m2E[刺]激する 熱い想D#[いに]E[つ]つまれて【Bメロ】
★くちづけすm2D#[れ]m2E[ば] 暗いよぞD#[ら]Eに] 

★ふm2D#[たりが]あい[し]m2E[合う]ために【サビ】
m2E[い]m2D[く]つも[の]m2E[よ]D[るを越えて]【Cメロ】
★太陽が燃えているm2E[ぅ][ぅ]m2D#【ラストサビ】

【補足】mid2D(一部のみ)mid2D#を含むフレーズ一覧

m2D#[あ]さひが[の]ぼるだろう Yeah【Bメロ】

★太陽が燃えている ギラギラと燃m2D#[えて]m2D[い]D#[る]【サビ】
★(二人が愛し合うために) 他に何もいm2D#[らな]いだろう

 まず、『太陽が燃えている』についてです。この楽曲は、1995年に4人組ロックバンドTHE YELLOW MONKEYによりリリースされたシングル作品です。アルバム『FOUR SEASONS』の先行シングルであり、イエモンの知名度向上に大きく貢献した楽曲です。ファンからの人気も高く、ベストアルバムなどにも収録されております。

 『太陽が燃えている』はアップテンポのロックナンバーです。歌メロはAメロBメロが2回続いた後にサビへと展開し、2番以降はCメロ⇒ラストサビへと展開していきます。最初のサビに向かうまでが意外に長く、最近のJ-POPでは少ない展開かもしれません。
 私なりの解釈ですが、歌詞については夏感が強く、これからの季節に合いやすいラブソングではないかと思います。

 『太陽が燃えている』の音域的な特徴についてです。同曲は、1オクターブで歌メロが作られており、キー自体も最近の男声曲と比べるとそこまで高くありません。高音域が苦手な方でも比較的手を付けやすい楽曲なのではないかと思い、今回取り上げました。キー調整も少しであれば可能だと思います。


 最後に『太陽が燃えている』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】mid2E(E4) で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1Eについてです。この辺りは、意外と登場回数が多く、低音域が苦手な方は少し歌いにくいかもしれません。人によっては少しキーを上げるのもよいと思います。

 一方、地声最高音mid2EはサビやBメロなどで登場します。このmid2E辺りは一般的な男性の音域の範囲内でありますが、曲全体で15回程度登場するため、回数としては多いです。普段歌い慣れていない人はこのmid2E辺りから少しずつ曖昧になっていきます。ただ、比較的克服しやすい高さですので、少しずつ練習を重ねてください。

 『太陽が燃えている』は1オクターブで歌メロが作られており、音域自体はそこまで広くありません。よってキー調整は可能です。先にも述べたように低音部分の頻度も意外と多いので、下げ過ぎると若干歌いにくくなるかもしれません。また、高音域が得意な男性の場合は、キーを上げた方が歌いやすいかもです。

 『太陽が燃えている』は音域が広くない分、低音~高音まで満遍なく登場します。また一部音程が取り辛い場面もあります。しっかり聴き込んでおく必要があります。
 ただ、「歌メロのリズムが難しい」といったことも少ないですので、努力をすれば、報われやすい楽曲だと私自身分析しております。25年前の曲ですが、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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