なお、『MELODY』はボーカルが岡野昭仁さんと井口理さんのツインボーカルとなっております。今回の音域調査では主に主旋律を分析し、Cメロについては一部副旋律も分析しております。
『MELODY (prod.by BREIMEN)』(岡野昭仁×井口理)、『MELODY (prod.by BREIMEN)』(Akihito Akano×Satoru Iguchi)
【地声最低音】mid1C#(C#3)
★もしも出会わなm1C#–m1D#[け]れ]ば【Aメロ】
★こんな酸いもあm2D[ま]いもm1C#[知ら]ない
【地声最高音】hiA#(A#4) ※全体で4~5回程度
☆狂わせhiA#地–m2G#[ら]れ] それも[ま]A#裏–hiB[た[本]も[う]hiC#[さ]【サビ】
☆m2F#–m2F[どうし]て]ぇぇ hiA#[どうし][て]ぇぇ)【Cメロ】
★はm2G#–hiA#地[な[れ]G[な]い
★そのこhiA#地–m2G#[え]が] m2G#–m2G–F[ひ]び]い]て 響いm2E[て]
※☆は井口理さん、★は岡野昭仁さんによる最高音
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビで登場
★(メロディ)うm2F#–m2G#[つ[くしく]hiC#裏–hiB[な]お]【サビ】
★狂わせhiA#地–m2G#[ら]れ] それも[ま]A#裏–hiB[た[本]も[う]hiC#[さ]
【補足】mid2E(一部略)~hiCを含むフレーズ一覧
★m1F#[か]さなるおm2E[と]のm1F#[葉] 繋がる点m2E–m2F#[と[線]【Bメロ】
★m2F[メ]ロm2F#[ディ] [か]F#–m2G#[な[しい]か]な【サビ】
★操らm2F–F#[れ[た]の]m2G#–F#[はボク]の]hiA#裏[方?]
★燃m2F#–m2F[やし]て]ぇぇ このm2E–m2F#[身[す]ら【Cメロ】
★委ねm2E[て]仕舞うのも 仕方ないE–m2F#[様[な]
★そのうm2G–m2F[た]が] (そのG[う]hiC–hiA#裏[た]が])
★メロディ 哀m2F[しい]かな 操られたの[は ボク]のm2G[方?]【ラストサビ[転調-3]】
まず、『MELODY (prod.by BREIMEN)』[メロディ プロデュースド・バイ・ブレイメン]についてです。この楽曲は、ポルノグラフィティの岡野昭仁さんによりリリースされたシングル作品です。同曲はクレジットにもあるようにKing Gnuのボーカル井口理さんがゲスト参加しており、話題を呼びました。井口さんはポルノグラフィティの大ファンでもあり、自身のラジオ番組でカラオケの歌唱もされていたようで、そうしたこともがきっかけで岡野さんとの親交も深まったようです。
ポルノグラフィティは2019年から数年程度充電期間に入り、メンバーがそれぞれ個人の活動をする運びになりました。その中で、ボーカルの岡野昭仁さんは、「歌うこと」をテーマにして、澤野弘之さん、スガ シカオさん、辻村有記さん、ヨルシカのn-bunaさんなどとコラボレーションしたシングル曲を発表していきます。今回のBREIMENと井口理さんとのコラボもそうした流れで実現した企画でした。
さて、『MELODY (prod.by BREIMEN)』はゆったりとしたテンポのバンド曲です。タイトルにもあるように、同曲は作詞作曲をBREIMENのボーカル&ベースの高木祥太さん、編曲をBREIMENが担当されております。そうしたこともあってか、楽曲は全体的に落ち着いたお洒落なものになっております。ちなみに、今回のコラボでBREIMENを誘ったのは井口さんからだそうです。
『MELODY』は歌メロ自体はAメロBメロサビCメロといった形で作られております。ただ、特にCメロ等は転調が激しく、音程が非常に取りにくくなっております。リスナーとして視聴する分には非常にワクワクさせられるのですが、カラオケなどでは難儀するかもしれません。
『MELODY』の音域的な特徴についてです。同曲は一般的な男性の音域よりも高めのレンジで歌メロが作られております。一般的な男性は通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。また、同曲はKing Gnuの井口さんが参加されているということもあってか、裏声が多用された作品となっております。そのため、器用な歌唱表現が不可欠となります。
ちなみに、『MELODY』を女性が歌う場合、通常はキーを上げた方が歌いやすい思います。同曲は低音域でmid1C#などが登場するため、原曲キーだとその辺りが女性には難しいのではないかと推測されます。
最後に『MELODY (prod.by BREIMEN)』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1C#についてはAメロで登場します。このmid1C#は男性でもかなり低めのレンジとなり、人によっては歌いにくく感じられやすいです。また、女性にとっては極めて低いレンジであります。女性はキーを上げた方が良いといえます(「非常に高音域が得意な男性」などもキーを上げてもよい)。
次に、地声最高音hiA#についてはサビやCメロを中心に4~5回程度登場します。また、同曲はmid2G#辺りも比較的多くみられます。そのため、一般的な男性の場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください(♭2程度)。
『MELODY』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば何とか自分の得意なレンジに合わせることができると思います。一方で、音域自体がある程度広いため、人によっては難儀する部分が出てくるかもしれません。当然ですが、歌い慣れた人向けの楽曲であります。
同曲は、AメロやCメロ等音程やリズムが取りにくい場面があります。とりわけCメロはかなり難しいため、何度も繰り返し練習を重ねる必要があると思います。私自身は、米津玄師さんの『M八七』(過去記事)などにと通じるような難しさを感じました。そうした点でも歌い慣れた人向けの楽曲だといえます。
『MELODY』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#,hiA#辺りを地声でしっかり歌いこなせる力が求められます。また、裏声やウィスパーボイスが多用されており、器用な発声が不可欠になります。よって、「標準より高めの音域の男性~ある程度高音域が得意な男性」などが合いやすいです。同曲は、先述のように音域面以外に、音程やリズムなども難しいので、そうした面も含めてしっかり練習していたいところです。また、原曲のように2人で歌うことも選択肢に入れるとよいと思います(Cメロは2人の方が上手く表現しやすいです)。
『MELODY』は落ち着いたバンド曲ですが、この曲をしっかり歌いこなせると非常に映えるのではないかと思います。抑揚の付け方、裏声と地声の切り替えなど表現面での学びも多いと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★燃m2F#–m2F[やし]て]ぇぇ このm2E–m2F#[身[す]ら【Cメロ】
★委ねm2E[て]仕舞うのも 仕方ないE–m2F#[様[な]
★そのうm2G–m2F[た]が] (そのG[う]hiC–hiA#裏[た]が])
★メロディ 哀m2F[しい]かな 操られたの[は ボク]のm2G[方?]【ラストサビ[転調-3]】
まず、『MELODY (prod.by BREIMEN)』[メロディ プロデュースド・バイ・ブレイメン]についてです。この楽曲は、ポルノグラフィティの岡野昭仁さんによりリリースされたシングル作品です。同曲はクレジットにもあるようにKing Gnuのボーカル井口理さんがゲスト参加しており、話題を呼びました。井口さんはポルノグラフィティの大ファンでもあり、自身のラジオ番組でカラオケの歌唱もされていたようで、そうしたこともがきっかけで岡野さんとの親交も深まったようです。
ポルノグラフィティは2019年から数年程度充電期間に入り、メンバーがそれぞれ個人の活動をする運びになりました。その中で、ボーカルの岡野昭仁さんは、「歌うこと」をテーマにして、澤野弘之さん、スガ シカオさん、辻村有記さん、ヨルシカのn-bunaさんなどとコラボレーションしたシングル曲を発表していきます。今回のBREIMENと井口理さんとのコラボもそうした流れで実現した企画でした。
さて、『MELODY (prod.by BREIMEN)』はゆったりとしたテンポのバンド曲です。タイトルにもあるように、同曲は作詞作曲をBREIMENのボーカル&ベースの高木祥太さん、編曲をBREIMENが担当されております。そうしたこともあってか、楽曲は全体的に落ち着いたお洒落なものになっております。ちなみに、今回のコラボでBREIMENを誘ったのは井口さんからだそうです。
『MELODY』は歌メロ自体はAメロBメロサビCメロといった形で作られております。ただ、特にCメロ等は転調が激しく、音程が非常に取りにくくなっております。リスナーとして視聴する分には非常にワクワクさせられるのですが、カラオケなどでは難儀するかもしれません。
『MELODY』の音域的な特徴についてです。同曲は一般的な男性の音域よりも高めのレンジで歌メロが作られております。一般的な男性は通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。また、同曲はKing Gnuの井口さんが参加されているということもあってか、裏声が多用された作品となっております。そのため、器用な歌唱表現が不可欠となります。
ちなみに、『MELODY』を女性が歌う場合、通常はキーを上げた方が歌いやすい思います。同曲は低音域でmid1C#などが登場するため、原曲キーだとその辺りが女性には難しいのではないかと推測されます。
最後に『MELODY (prod.by BREIMEN)』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1C#についてはAメロで登場します。このmid1C#は男性でもかなり低めのレンジとなり、人によっては歌いにくく感じられやすいです。また、女性にとっては極めて低いレンジであります。女性はキーを上げた方が良いといえます(「非常に高音域が得意な男性」などもキーを上げてもよい)。
次に、地声最高音hiA#についてはサビやCメロを中心に4~5回程度登場します。また、同曲はmid2G#辺りも比較的多くみられます。そのため、一般的な男性の場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください(♭2程度)。
『MELODY』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば何とか自分の得意なレンジに合わせることができると思います。一方で、音域自体がある程度広いため、人によっては難儀する部分が出てくるかもしれません。当然ですが、歌い慣れた人向けの楽曲であります。
同曲は、AメロやCメロ等音程やリズムが取りにくい場面があります。とりわけCメロはかなり難しいため、何度も繰り返し練習を重ねる必要があると思います。私自身は、米津玄師さんの『M八七』(過去記事)などにと通じるような難しさを感じました。そうした点でも歌い慣れた人向けの楽曲だといえます。
『MELODY』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#,hiA#辺りを地声でしっかり歌いこなせる力が求められます。また、裏声やウィスパーボイスが多用されており、器用な発声が不可欠になります。よって、「標準より高めの音域の男性~ある程度高音域が得意な男性」などが合いやすいです。同曲は、先述のように音域面以外に、音程やリズムなども難しいので、そうした面も含めてしっかり練習していたいところです。また、原曲のように2人で歌うことも選択肢に入れるとよいと思います(Cメロは2人の方が上手く表現しやすいです)。
『MELODY』は落ち着いたバンド曲ですが、この曲をしっかり歌いこなせると非常に映えるのではないかと思います。抑揚の付け方、裏声と地声の切り替えなど表現面での学びも多いと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストに応えていただいてとても嬉しいです。。!
大変だったと思いますが、おかげさまで大変理解しやすい記事でした!!ありがとうございます
コメントありがとうございます。
励みになります。
特にCメロの音程が大変かもですが、
参考になれば幸いです。