なお、『腐革命前夜』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでミュージックビデオや音源が公開されておりません。よって、当ブログでも動画の添付などは致しません。
『腐革命前夜』(東京初期衝動)、Fukakumei Zenya(Tokyo Shoki Shodo)
【地声最低音】mid2B(B3)
★m2B[ぼ]くはずっと誰かを[知]ら[ぬ]間に[傷]m2G#[つけて]いたんだ【Aメロ】
【地声最高音】hiE(E5) ※全体で6回程度
★アhiB[イツ]らm2G#[を だ]hiE[まら][せろ]ぉ【サビ】
【裏声最高音】hiE(E5) ※ラストサビで2回
★アhiB[イツ]らm2G#[を だ]hiE裏[まら][せろ]ぉ【ラストサビ】
【補足】mid2G#~hiAを含むフレーズ
★月が落ちるそhiA–m2G#[の]ま]えに【サビ】
まず、『腐革命前夜』(ふかくめいぜんや)についてです。同曲は、2022年にロックバンド東京初期衝動によりリリースされたアルバム『えんど・おぶ・ざ・わーるど』に収録されております。アルバムの1曲目に収録されております。
【東京初期衝動】(とうきょうしょきしょうどう)は2018年に結成された女性4人組のロックバンドで、これまでに2枚のフルアルバムをリリースしております。バンドの傾向としては、メロコア、パンク・ロックなどに当てはまりそうです。また、歌詞も過激な側面があり、そうした面も魅力的だといえそうです。メンバーが銀杏BOYZのファンであるらしく、そうした点も音楽性に影響を与えているのではないかと推測されます。今後の活躍が期待されるガールズバンドです。
『腐革命前夜』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高めレンジで歌メロが作られております。低音域には余地があり、キー下げはしやすいです。同曲はAメロサビというシンプルな構成になっておりますが、Aメロは中低音、サビは高音中心となっております。
同曲は、ロック色の強いナンバーであり、ボーカルのしーなちゃんの力強い歌声が魅力でもあります。サビでは瞬間的にhiEなど高い音が登場し、高音域を器用に使いこなす必要があります。私なりの印象ですが、この場面のhiEは音程よりもロックっぽい力強い発声ができることが重要ではないかと感じました。
最後に『腐革命前夜』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3)~【地声最高音】hiE(E5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域としては高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiEはサビで登場します。登場回数は6回程度です。このhiEは女性の音域としては明確に「高い」です。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
一方、このhiEはhiD,hiCなどとコンボになっていないため、体感的には少し歌いやすいのではないかと私は推測しました。ロックでよくみられる声を張る発声に慣れている人は原曲キーなどで頑張ってみるのも選択肢だと思います。
『腐革命前夜』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。ある程度歌い慣れた人であれば、自分の得意なレンジに調整することができそうです。一方、同曲はAメロは低く、Bメロは高いです。そのため、メリハリのある表現が求められます。キー調整をしても難しそうに感じた場合は、別の易しい曲と並行して練習してください。
『腐革命前夜』を原曲キーで歌唱する場合、hiEなどの高音域を歌いこなせる力が求められます。ただ、同曲はロック色の強い作品でありますので、私個人としてはhiEという音階に厳密にこだわらなくてもよいのではないかと思います。多少音程が狂ってもよいので、力強い発声ができることが重要だと感じました。そのため、hiEなどの高音域が登場しますが、「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意な女性」などが原曲キーにマッチしやすいのではないかと私は分析しました。先述のように、サビは力強い発声ができると原曲の表現に近づきやすそうです。
『腐革命前夜』はメロ自体はAメロサビからなるシンプルな作品であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。個人的には歌詞なども非常に耳に残るバンドです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
全くデータがなかったので助かります。(DAMでは無いけどJOYではトキョショキ歌えますので)
HiEなんですか思ったより全然高いです、、Dくらいだと思ってました(女性にしては高くないと思っていましたが声質に騙されました)
コメントありがとうございます。
全体的にはそこまで高くないんですが、
サビの【黙らせろ】のところが急激にあがるので
そこが大変ですね。
リクエストは結構前に来てたはずですが、
遅くなりました。