『さんさーら』(ARuFa)、Sansara(ARuFa)
【地声最低音】mid1A#(A#2) ※Aメロで登場
★見m1C[知]らぬひm1C[と の]コメン[ト]で すべてが始[ま]ったm1A#[り]【Aメロ】
※低音域も意外と低め
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で10回
★あhiA#-hiC-hiC#[し[あ[と]が]増]えた【サビ】
★うhiA#–hiC–hiC#[ぶ[ごえ[あ]げ]た] さん[さー]ら!
【補足】mid2G#~hiCを含むフレーズ一覧
★m2G#[あ]た[ま] から[だ] [手]hiA#[あ]し]hiC[通][して]ま[た]【サビ】
★やっhiA#–m2G#[べー]じゃん!]【サビ】
★m2G#–G[数]年]後[も]アイディ[ア]G#[が]地獄の底で花咲いたら
★してみたい m2G[言]いたhiA#–hiC[いやっ[て]み[たい]
★とhiA#–hIC[も[だち]ひゃC-hiB[く]人]できる?A#–hiC–hiA[で[き]ない]
★にm2G#[ちじょ]うをG#[照らす] G#[プラ]スhiA#[な]にG#[か]
まず、ARuFa(アルファ)さんについて少し説明します。ARuFaさんは元々、2005年よりブロガーとして活動しており、「思い付きを実行するスタイルの記事」が人気を博しておりました。最近はYouTubeでも活動しており、当ブログ執筆時点で一番新しい動画は「トラの縞模様をバーコードアプリで読み取ると何がヒットするか(YouTubeより引用)」という企画が上がっております。
ARuFaさんは音楽面でも活動が目覚ましく、インディーズ楽曲やパフォーマンス動画などをアップロードしておりました。Arufaさんは男性としては相当高いレンジで歌唱されており、ラジオイベント「匿名ラジオイベント ~ワイワイはっぴぃトークショー~」ではaikoさんの楽曲を原曲キーで歌唱しております(最近、DVDなどでも発売されたようです)。
さて、『さんさーら』についてです。この楽曲は、Webライター、ブロガー、ユーチューバーなど幅広く活躍するARuFaさんによりリリースされたシングル作品です。シングルのみのリリースとなり、アルバムなどはありません。
『さんさーら』はARuFaさんが20代最後の思い出として「『自分だけのオリジナル曲』をプロに制作してもらう」という企画で制作されました(引用元)。作詞作曲はそれぞれ、ボカロPのピノキオPと田中秀和さんが担当しております。両者とも非常に知られたプロデューサーであり、当ブログでも2人が携わっている作品について取り上げたことがあります。
『さんさーら』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性としてはかなり高いレンジで歌メロが作られております。音域自体がかなり低いため、キー下げも難しいのですが、一般的にはキーを下げた方がよいと思います。
同曲はAメロBメロが比較的低く、サビが大きく盛り上がります。そのため、低音~高音までかなり広く要求され、音域面での難易度が非常に高いです。そのため、音域的にマッチする人が非常に限定されます。歌詞なども含め私自身も好きな作品ですが、Official髭男dismなどが歌える男性でも苦労させられそうな作品だと思います。
ちなみに、同曲は低音域が低いため、女性が原曲キーで歌うことは困難です。通常はキーを上げた方が歌いやすいです。音域自体もかなり広い作品ですので、高音域が得意な歌い慣れた女性向けの作品になりそうです。個人的には、「AメロBメロを主に男性が歌い、サビを主に女性が歌う」のように音域の違う2人で挑戦するのもアリだと感じました。
最後に『さんさーら』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、かなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1A#についてはAメロで登場します。この辺りは男性の音域としては低いですが、登場回数は少ないです。この場面以外でも同曲はmid1F以下が比較的多いですので、人によっては低音感を感じやすいです。低音域についてもしっかりとした練習が必要になります。
また、同曲は女性の音域としてはかなり低いです。そのため、女性の場合はキーを上げた方が歌いやすいです。ただ、同曲の高音は女性曲のように高いですので、キーを上げると高音域がさらに難しくなるという難点があります。
次に、地声最高音hiC#はサビで登場します(頭サビも含め)。登場回数は10回と多く、いずれもhiCとのコンボです。同曲はまたhiC辺りも16回とかなり多いです。高音の中心は主にサビですが、男性曲としては相当に大変です。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
『さんさーら』は音域自体がかなり広く、キー調整は非常にしにくいです。そのため、歌う人が「高音域が非常に得意」かつ「低音域もある程度しっかり歌える」といった要件を満たすような人に限定されます。先述のように、「低音パートを男性、サビの高音を女性」というようなパート分けをしてもよいと思います。Arufaさんは普段は会社勤めをされておりますが、音域面での難易度としては非常に高い楽曲だと私は分析しました。
『さんさーら』を原曲キーで歌唱する場合、高音域はhiA~hiC#といったレンジをしっかり歌いこなせる力が求められます。hiCとhiC#がコンボになっている場面も多いので、非常に高音感があります。そのため、「高音域が非常に得意な男性(かつ低音も歌える)」が原曲キーに合いやすいです。歌える人が非常に限定されそうです。
『さんさーら』はアッパーなポップナンバーであり、カラオケでも楽しく歌えると思います。私自身は歌詞なども非常に気に入っております。ただ、音域面での歌唱難易度としてはかなり高く、個人的には複数人で歌うのもよい作品ではないかと感じました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
突然失礼します。
記事と同じくARuFaさんの、「ベータソング」をリクエストさせていただきます。
リストアップしておきます。
ARuFaさんは歌手専業ではないのに
高音域を器用に使いこなしますよね。