『桜の花、舞い上がる道を』(エレファントカシマシ)、Sakura no Hana,Maiagaru Michi wo(Elephant Kashimashi)

【地声最低音】mid1B(B2) ※重要度は高くない
★m1D[さく]らがま[ち]彩る[きせ]つにな[る]といつも【Aメロ】
★m2E[わ]ざ2E[と]背m1D[を]向けて生きてたあのm1E[こ]ろ
★m1E[で]も例えりゃあ人生m1D[は]花さ D–E[思]い]出は散りゆ1E[き]【Bメロ】
★ああ m1E[お]れが再1E–D[び[咲]かm2E[せよ]う
★m1B–m1E–D[ゆ]めやま[ぼ]ろ]しじゃm2E[ない]【Dメロ】
※mid1D辺りが安定すると形になりやすい
【地声最高音】hiC(C5) ※全体で8回程度
★(道を) おhiA–hiC–hiB–G[ま[え]と]あ]るいて行く【サビ】
★遠回りhiC–hiB[して]た]きhiA–m2G[のう]を]越[えB[て]
※サビが全体的に高い
【補足】mid2F#(一部略)~hiBを含むフレーズ一覧
★桜m2G–m2F#[の]は]な[舞い上G[がる]【サビ】
★かがm2F#–m2G[やく[時]は今
★桜のはm2G[な]、舞いhiB–hiA–G[上]が]る[み]ちを]
★m2E[と]おく[の] あm1D[の]光る星にm2G–m2F#[ね]が]いを]【Bメロ】
★くすぶm2F#–m2G[るむ[ね]の]想G[い]笑いG[飛]ばせ桜F#[花]【Dメロ】
まず、『桜の花、舞い上がる道を』についてです。この楽曲は、2008年に4人組ロックバンド・エレファントカシマシによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年にリリースされた『昇れる太陽』に初収録されました。同アルバムには、『新しい季節へキミと』、『絆(きづな)』などのシングルが収録されております。アルバムとしては約5万枚のセールスを記録し、エレカシの2000年代のオリジナルアルバムとしては大きなヒットとなりました。
『桜の花、舞い上がる道を』はミドルテンポのバンド曲です。バンドの音色が基調となっておりますが、一部でストリングスなども用いられており、楽曲を彩ります。歌メロはサビ頭で始まり、AメロBメロサビと展開します。楽曲は、『俺たちの明日』、『笑顔の未来へ』などとともに2000年代のエレカシ作品としては高い人気です。
同曲の作詞はボーカル&ギターの宮本浩次さん、作曲は宮本さんと蔦谷好位置さん、編曲は亀田誠治さんによりなされました。蔦谷さんと亀田さんはいずれも音楽プロデューサーとして広く知られております。2人の人気プロデューサーが作曲と編曲に関わっているという点で非常に豪華でもあります。また、編曲を亀田さんが単独で行っているという点でも特徴的でもあります。
『桜の花、舞い上がる道を』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。
一方、同曲は「AメロBメロがやや低い音域」でメロが展開され、サビで大きく盛り上がります。そのため、音域自体が広く、低音~高音まで広く求められる楽曲だといえます。また、ソロを含め、宮本さんの特徴でもありますが、アップダウンが激しいです。
同曲を女性が歌う場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいと思います。ただ、低音域が得意な女性などはもしかしたら原曲キーなどがマッチする可能性もあります。音域自体がかなり広いため、男女ともに難易度が高い楽曲だと私は分析しました。
最後に『桜の花、舞い上がる道を』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1BはDメロで登場します。登場回数は1回程度です。ただ、今回登場するmdi1Bは歌い出しの瞬間的な音ですので、あまり厳密な音程にこだわらなくてもよいのではないかと私は判断しております。このmid1Bを除くと、Aメロなどでmid1Dやmid1Eが多く登場します。今回はmid1D辺りがしっかり歌えると低音域は安定しやすいといえそうです。
同曲は低音域がmid1D辺りが多く登場するなど比較的低いです。そのため、高音域が得意な男性などは低音の方が大変かもしれません。また、女性にとってはかなり低いレンジですので、通常はキーを上げた方が歌いやすいと思います。
次に、地声最高音hiCはサビで登場します。登場回数は全体で8回程度です。今回はhiCやhiBをピークとする場面がサビを中心に多いです。そのため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから4つ程度下げてみてください(♭4)。
『桜の花、舞い上がる道を』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。ただ、今回は低音~高音までかなり音域が広く、原キーだとmid1D~hiC辺りまで満遍なく要求されます。そのため、歌い慣れた人であってもキー調整が難しい楽曲ではないかと私は推測しました。1音1音がしっかり聞き取れる分、低音~高音まで誤魔化しが効きにくいです。広い音域をしっかり歌い慣れている人向けの楽曲だといえます。その点でビギナーにも向きにくいです。
『桜の花、舞い上がる道を』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiCといった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます。私なりの印象ですが、宮本さんの高音域はmid2Gくらいまではクリアな声質で歌唱され、hiCなどはガラガラしたロック色の強い声質で歌唱されます。そうした声の使い分けなども難しいです。これらを踏まえると、「高音域が(非常に)得意な男性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。ただし、今回は、mid1D,mid1Eなども多く、低音~高音まで安定していることが不可欠です。そうした点で難易度が高いと私には感じました。
『桜の花、舞い上がる道を』はこの時期に合いそうなバンド曲です。歌唱難易度は高いですが、歌いこなせると非常に気持ちがいいのではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
今回もお疲れ様です!
宮本浩次さんはhiA以上でもまるで地声かのように物凄く太く出されるので、歌ってみると「高っ」て思います笑
コメントありがとうございます。
宮本さんの高音はホントに太いですよね。
この曲も難しいと思います。
リクエストさせていただいたものです。
まさかこんなに早くリクエストに答えていただけるとは!
本当にありがとうございます。
hiCの部分はもちろんなんですが、個人的にはサビ締めの「舞い上ーがる道を」がいつもしんどいなーって思ってたんですが、
ここもhiAとhiBのコンボだったんですね。
納得です!
たなかさんコメントありがとうございます。
外出した時に、「モタモタしてると桜が枯れてしまう」と感じたので
早めに記事にしました。
自分もサビ締めの部分が気になりました。
この曲のサビは高音が多いだけじゃなくて
「さくーらのーはーなーまいあーがるー」みたいに
ミドルトーンくらいの「少し長い音」が続くので
より大変だと思います。
自分も早く記事にできてよかったです。