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『君がいるなら』(スカート)の音域と感想

こんにちは。今回はスカートの『君がいるなら』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。

『君がいるなら』(スカート)、Kimi ga Iru nara (Skirt)

『君がいるなら』(スカート)









【地声最低音】mid1E(E3)

★新しい朝の匂([]お)い[の向]こうに いつもの横顔が見たい


【地声最高音】hiA(A4)※サビとCメロ

★何もなくても 君がいるなら 僕は[まー]た歩いてゆ[ける]mid2F#(サビ)
★その対岸か[] 君(hiA[]mid2G#み)の言葉を想(お[もー])う (Cメロ)



 まず、スカートというミュージシャンについて説明します。スカートはミュージシャン・澤部渡(さわべ わたる)さんによるソロプロジェクトです。西川貴教さんのソロプロジェクトT.M.Revolutionのようなものです。

 ジャンルとしてはギターポップ、シティポップに該当すると思います。メジャーどころで言えば、スピッツやくるり、サニーデイサービスなどが好きな人には合うミュージシャンではないでしょうか。

 2016年ごろ、ミュージックステーションにスピッツが出演した際に、バックで口笛を吹いていた体格のいい男性がバズったことがありました。当時、Mステを見てたという人の中は”スカート澤部さん”を知っている人がいるかもしれません。

 さて、『君がいるなら』についてです。この楽曲は2019年1月23日にスカートのメジャー2枚目のシングルとしてリリースされました。楽曲としては春の爽やかさ漂わせる心地よい作品になっております。私自身非常に耳に残ったので、あまり知名度は高くないのですが、当ブログで取り上げることに決めました。


 『君がいるなら』のサウンドについてですが、ピアノ、ベース、ドラム、パーカッションという構成で、そこにギターとボーカルを担当するスカート澤部さんが加わります。ミディアムテンポの爽やかな楽曲です。全体として、ピアノパートが春らしさを演出していると思います。メロディーの構成としてはAメロ、サビ、Aメロ、Cメロ、大サビというシンプルな形です。個人的には、Cメロ~大サビにかけてのベースギター(岩崎なおみさん)が非常に心地よいです。

 歌詞については、春ののどかな日を「君」と二人で過ごす風景が描写されます。そうした中で、これからも続く二人の日々に決意を新たにします。全体として、具体的な描写は多くないですが、非常に心地よい世界観であると思います。

 



 さて、『君がいるなら』の音域についてですが、地声最低音mid1E(E3)~地声最高音hiA(A4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりは少し高いです。

 メロディーが全体的に優しいので、高音部分は多少弱弱しくなっても良いのではないかと思います。ただ、やはりキーが少し高いので、辛い方は原曲より2程度下げる(♭2)と良いと思います。

 『君がいるなら』は女性が歌っても映える楽曲であると思います。非常に爽やかで穏やかです。声が低い方は原曲キーでも良いと思います。一般的な女性であれば、原曲よりも2~3程度上げると良いと思います。

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