こんにちは。今回はMrs. GREEN APPLEの『アボイドノート』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『アボイドノート』(Mrs. GREEN APPLE)、Avoid Note(Mrs. GREEN APPLE)

『アボイドノート』(Mrs. GREEN APPLE)










【地声最低音】mid1A(A2)  ※Aメロ

じゃあ、m1A[気]にしてるフリですか?

※ここ以外ではmid1C#,mid1D辺りが多く登場します


【地声最高音】hiB(B4)  

★果てhiB[な]hiA[い]もm2G[り]を駈G[け]る風の様に

※hiBフレーズが曲全体で10回登場(1,2番は4回、ラスト2回)


【裏声最高音】hiB(B4) ※サビ前で登場

★あしm2G[を]hiA地[き]hiB裏[む]A[お]と(Bメロ)


【補足】mid2F#(一部略)mid2Gの注意箇所

★悪者はm2G[ど]m2F#[こ]にも居ないだろう


 まず、『アボイドノート』についてです。この楽曲は、2020年に5人組ロックバンドMrs. GREEN APPLEによりリリースされました。7月にリリース予定のベストアルバム『5』に収録予定の新曲です。アルバムの発売に先立ち、MVが公開されました。

 『アボイドノート』はアップテンポのバンドナンバーです。ちなみに「アボイドノート」とは、「回避音」とも訳され、「コード(伴奏)にマッチしない音」のことを意味します。例えば、Cメジャーコード(ド・ミ・ソ)に対して「ファ(F)」の音は合いにくいです。歌メロディーを作り、それに伴奏(コード)を付ける時などにも、このアボイドノートについて考えます。
 
 『アボイドノート』の歌詞の意味については、私は『「耳障りな音」、「見たくないもの」等にも目を向けていこう、調和していこう』という意味なのではないかと解釈しています。

 さて、『アボイドノート』の音域的な特徴についてです。図にも示すように広い音域で歌メロディーが作られています。ある程度歌い慣れた人向けの作品です。ミセスの作品群ではそこまで難しい曲ではありません

 


 最後に、『アボイドノート』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiBはサビで複数回登場します。同曲では、サビでは似たメロディーが繰り返されます。AメロBメロはそこまで高くないですので、サビで頑張っていきたいところです。
 hiBは一般的な男性の音域よりも高いですので、多くの男性にとってはキーを下げた方が歌唱しやすいのではないかと思います。原曲キーから3つ程度下げるのを目安にしてみてください。

 『アボイドノート』は図にも示すように音域が広めの作品です。最低音mid1Aについては、そこまでこだわる必要はないですので、キーの調整は可能だと思います。ただ、それを考慮しても普段歌い慣れていない人が歌い易くなるほどの調整は難しいです。逆に、ある程度歌い慣れた人であれば、キー調整すれば歌い易くなると思います。
 『アボイドノート』はミセスの他の楽曲群と比較して、裏声のフレーズが少なめです。その点では手を付けやすい部分もあるのではないかと思います。難易度としては、「一般的にはやや難しい」、「ミセスとしては普通」といったところだと私は考えております。


『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)