なお、『STARS』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルではダイジェスト版の映像が公開されております。よって当ブログについてもそちらの動画を添付いたします。
『STARS』(B’z)
【地声最低音】mid2A(A3)
★m2A[Yes]terday [か]みを[切]ったで [こ]こんと[こ]自分のスm2E[タイル]【Aメロ】
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で2回程度
★(荒ぶる風に)hiA–hiB–hiC#–A–B[また[吹[か]れよ[う] m2F#[Fly] A[High] B[High]【サビ】
【補足】mid2F#~hiAを含むフレーズ一覧
★hiA[We’re] G–F#[al]l] G[sta]rs] G[Burning] [stars]【イントロ】
★際限のなm2E[い] [嘆]きm2F#[ぶ]し]【Aメロ】
★m2F#–hiA[足り[な]いも]のばかりm2A[気]になるね【Bメロ】
★hiA–F#–G–A[燃え]上[が[るS][tars] G–F#^-hiA[空]を[舞[うS]tars【サビ】
★こm2A[た]えを探m2F#[し] hiA[ど]こ]にA[た]ど]り着[こう]
★見てごらんよm2F–m2G[眩[しい]だろうm2A#[だれもかれ]も必F[死]だよ【2番Aメロ】
★さぁくよくよm2E[すんな]もうhiA[遠慮はいらない]
まず、『STARS』についてです。この楽曲は、2023年に2人組ロックバンドB’zによりリリースされたシングル作品です。CDシングルとしてリリースされました(現在はストリーミングでも配信されている)。B’zがCDシングルをリリースするのは6年ぶりであり、久々のCDシングルでのリリースとなります。シングルは10万枚以上のセールスを記録し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。
さて、『STARS』は、2023年に行われたB’zの全国ツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」のタイトル曲です。バンドのデビュー35周年を象徴する楽曲であり、バンドだけでなく、ライブでの観客やファンなどをイメージして作られたそうです。そうしたこともあってか、ミュージックビデオではオーディエンスの前で演奏する姿が見て取れます。
『STARS』はミドル~アップテンポのバンド曲です。歌メロでイントロが始まり、AメロBメロサビと展開します。B’zらしいブルースロック・ハードロック曲でありながら、一部プログレッシブなニュアンスも取り入れられております。作詞は稲葉浩志さん、作曲は松本孝弘さん、編曲はバンドとYukihide”YT”Takiyamaさんによりなされました。
『STARS』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域には余地があるため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は男性曲としては最低音が高く、その分相対的に中高音域が多く登場する楽曲です。また、ハードロック色を持った力強いボーカルが特徴的であり、地声を中心とした発声となっております。そのため、高い地声高音が求められます。
ちなみに、同曲を女性が歌唱する場合、個人差はありますが、原曲キーがマッチするという人も多いのではないかと推測されます。ただ、ボーカルの稲葉さんは特徴的な抑揚で歌唱されているため、原曲のように歌うには力量が要求されます。そうした歌唱ニュアンスにこだわらなければ、音域的には女性の方が歌いやすい曲といえます。
最後に『STARS』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域としては高い(体感的には「かなり高い」でもよいかも)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはAメロなどで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、最低音がmid2Aとなる男性曲は、ほぼ「一般的な男性にとってはキーが高い曲(要スタミナ)」となります。今回の『STARS』もそうした傾向が明確に当てはまりそうです。
次に、地声最高音hiC#はサビで登場します。登場回数は2回程度です。このhiC#に次ぐ高音としては、hiBがピークとなる場面が全体で4回、hiAが18回登場します。こうしたことから、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください(これでも一般的には結構高い)。
『STARS』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。歌い慣れた人であらば、理論上は自分の得意なレンジに調整することができるといえます。一方で、今回の楽曲はハードロック色が強く、力強いボーカルが魅力の作品です。キーを下げるにしてもある程度高音を維持した方が原曲のニュアンスに近づきやすいのではないかと私は推測しました。こうした特徴を踏まえると、歌い慣れた人向けの楽曲だといえそうです。
同曲はメロディーは比較的分けりやすく、覚えやすそうです。一方で、2番Aメロでは転調が行われ、テンポも変わるなど少し雰囲気が変わります。そのため、音程などが取りにくく感じる人もおられるかもしれません。
『STARS』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiC#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は全体を通してmid2F#以上が登場する場面が多く、高音域が得意な人の方が有利に働きやすいです。全体的に中高音寄りである分、スタミナも不可欠になります。
こうしたことを踏まえると、「高音域が非常に得意な男性」、「標準よりやや低め~標準より高めの音域の女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①全体的に中高音寄りの曲(音域的には女性曲に近いレンジ)
②原キーだと「高音域が非常に得意な男性」に合いそう
③女性だと「標準よりやや低め~標準より高めの音域の女性」に合う可能性がある
④メロは分かりやすい(2番Aメロは転調する等雰囲気が変わるので注意)
同曲は男性曲としては最低音が高く、その分相対的に中高音域が多く登場する楽曲です。また、ハードロック色を持った力強いボーカルが特徴的であり、地声を中心とした発声となっております。そのため、高い地声高音が求められます。
ちなみに、同曲を女性が歌唱する場合、個人差はありますが、原曲キーがマッチするという人も多いのではないかと推測されます。ただ、ボーカルの稲葉さんは特徴的な抑揚で歌唱されているため、原曲のように歌うには力量が要求されます。そうした歌唱ニュアンスにこだわらなければ、音域的には女性の方が歌いやすい曲といえます。
最後に『STARS』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域としては高い(体感的には「かなり高い」でもよいかも)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはAメロなどで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、最低音がmid2Aとなる男性曲は、ほぼ「一般的な男性にとってはキーが高い曲(要スタミナ)」となります。今回の『STARS』もそうした傾向が明確に当てはまりそうです。
次に、地声最高音hiC#はサビで登場します。登場回数は2回程度です。このhiC#に次ぐ高音としては、hiBがピークとなる場面が全体で4回、hiAが18回登場します。こうしたことから、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください(これでも一般的には結構高い)。
『STARS』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。歌い慣れた人であらば、理論上は自分の得意なレンジに調整することができるといえます。一方で、今回の楽曲はハードロック色が強く、力強いボーカルが魅力の作品です。キーを下げるにしてもある程度高音を維持した方が原曲のニュアンスに近づきやすいのではないかと私は推測しました。こうした特徴を踏まえると、歌い慣れた人向けの楽曲だといえそうです。
同曲はメロディーは比較的分けりやすく、覚えやすそうです。一方で、2番Aメロでは転調が行われ、テンポも変わるなど少し雰囲気が変わります。そのため、音程などが取りにくく感じる人もおられるかもしれません。
『STARS』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiC#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は全体を通してmid2F#以上が登場する場面が多く、高音域が得意な人の方が有利に働きやすいです。全体的に中高音寄りである分、スタミナも不可欠になります。
こうしたことを踏まえると、「高音域が非常に得意な男性」、「標準よりやや低め~標準より高めの音域の女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①全体的に中高音寄りの曲(音域的には女性曲に近いレンジ)
②原キーだと「高音域が非常に得意な男性」に合いそう
③女性だと「標準よりやや低め~標準より高めの音域の女性」に合う可能性がある
④メロは分かりやすい(2番Aメロは転調する等雰囲気が変わるので注意)
コメント
それにしても50代後半(何ならもう60歳)になってもここまで高いキーで歌い上げるとは本当に凄いですね…
コメントありがとうございます。
稲葉さんは凄いボーカリストですよね。
若い世代にもファンが多い印象です。
3分30秒付近のシャウトの高さはどれくらいか分かりますか?
今聞いてもツアーを思い出しますね
リクエストですがSLASHとのコラボシングル『SAHARA』をお願いしてもいいですか
we are shiningのところですね。
hiD[we are] hiC-hiD[shi[ning]ですね。hiDとhiCのコンボです
同曲リストアップしておきます。
こんな曲があったんですね。知らなかったです。