『アポロ』(ポルノグラフィティ)、Apollo(Porno Graffitti)
【地声最低音】mid2A(A3)
★m2A[ア]ポロm2E[じゅうい]ち号E[は]【サビ】
★(君の腕時計は) デジタルm2A[仕]様【Aメロ】
※サビでも登場します。
【地声最高音】hiA(A4) ※曲全体で23回
★hiA–m2E[ぼ]く]m2G[ら]の[生まG[れ]て]くるA[ずっ][と]G[ずっ]と[前]には[もう]【サビ】
★m2A[ア]ポロm2E[じゅうい]ち号E–m2G[はつ[き]に[行ったっ]て[いうの]hiA[に]
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★みんm2E[ながチェッ]ク[入]れ[て]る[限G[定]の]【Aメロ】
★(進むって本当かい?)m2E[た]m2G–m2F#[だこ]われ]て[る]
★空を覆う巨大m2E[な] [こうこ]く[と]うm2G[に][は]【Bメロ】
★m2F[ビジンが]意味ありげなビショウ あかm2E[い]×2く[ち]べ[に]で[さぁ]
まず、『アポロ』についてです。この楽曲は、1999年にロックバンド・ポルノグラフィティによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年にリリースされたフルアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』に収録されました。同アルバムには、シングルでは、『ヒトリノ夜』(過去記事)やインディーズ時代の楽曲も多く収録されております。
その中で、『アポロ』はポルノのデビューシングルとしてリリースされました。リリース当初は知名度が低く苦戦したものの、テレビ出演などをきっかけにじわじわと売上を伸ばし、最終的に40万枚を超えるヒットとなり、初期の代表的な楽曲の1つとなりました。
『アポロ』はアップテンポのバンド曲です。作詞をギター担当のハルイチさん、作曲を、プロデューサーのak.homma(本間昭光)さんが担当されました。デビュー曲以降、ポルノグラフィティの人気曲はこのコンビを中心に生み出されていきます。
歌メロは頭サビでメロが始まり、AメロBメロサビと展開します。音域分析の際も詳細に話しますが、全体的に元気のよい楽曲であり、その分、ボーカルの声域も高めです。
ちなみに、タイトルの『アポロ』は、歌詞にもある「アポロ計画」から由来しております。私自身は、最初に聴いたときに「歌詞が独特だ」と強く感じました。
『アポロ』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られております(明確に「高い」といっても良いかもしれません)。上の音域一覧などを見ても分かりますが、ほぼ全てのフレーズにmid2F,mid2G,hiAといった中高音域が含まれております。そのため、全体を通してキーが高く、スタミナが求められます。そのため、男性の場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。
反面、地声最低音が男性としては高いため、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。一般的には少しキーを上げた方が歌いやすいかもしれませんが、高音域が得意でない女性などは原キーでも良いです。また、初心者などにもお奨めしやすいです。
最後に『アポロ』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めor高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはサビやAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、mid2Aというのは、男性曲の「最低音」としてはかなり高いです。このmid2Aが最低曲となる男性曲は、ほぼ「一般的な男性にとってはキーが高い曲(スタミナも必須)」となります。
一方で、男性としては最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。一般的にはキーを上げた方が良いですが、「低音域が得意な女性」や「あまり声を出し慣れていないビギナー(女性)」などは原曲キーでも合いやすいかもしれません。
次に、地声最高音hiAについてはサビで多く登場します。登場回数は23回とかなり多いです。先述のように、同曲はAメロやBメロ辺りも中高音域が多いため、一般的な男性の場合は、キーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『アポロ』は低音域地に余裕があり、キー下げなどはしやすいです。音域も1オクターブで作られており、広くないため、ビギナー向けの調整も理論上は可能だと言えます。ただ、同曲は、元々男性としては高いレンジで歌メロが作られているため、歌い慣れていない人のレンジに調整するには大きなキー下げが必要になります。そのため、違和感などを感じられるかもしれません。
ちなみに、歌メロについては、最近のJ-POPほど極端ではないですが、歌いまわしが速い部分があります。そのため、歌詞やメロ等をしっかり覚えておきたいところです。
『アポロ』を原曲キーで歌唱する場合、hiAやmid2Gといった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。また、楽曲のフレーズほぼ全てにmid2F~hiA辺りの中高音階が含まれているため、AメロBメロ辺りでも結構キーが高く感じられます。そのため、曲全体を通して歌い切るだけのスタミナが必要不可欠になります。
そのため、「ある程度~非常に高音域が得意な男性」などが合いやすいと言えます。また、「標準より低めの音域の女性」などもマッチしやすいです。音域的には、どちらかといえば女性の方がアプローチしやすいかもしれません。
『アポロ』はアップテンポのバンド曲であり、カラオケなどにも合いやすいです。キーが上手くマッチすれば、練習曲としても使いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★みんm2E[ながチェッ]ク[入]れ[て]る[限G[定]の]【Aメロ】
★(進むって本当かい?)m2E[た]m2G–m2F#[だこ]われ]て[る]
★空を覆う巨大m2E[な] [こうこ]く[と]うm2G[に][は]【Bメロ】
★m2F[ビジンが]意味ありげなビショウ あかm2E[い]×2く[ち]べ[に]で[さぁ]
まず、『アポロ』についてです。この楽曲は、1999年にロックバンド・ポルノグラフィティによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年にリリースされたフルアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』に収録されました。同アルバムには、シングルでは、『ヒトリノ夜』(過去記事)やインディーズ時代の楽曲も多く収録されております。
その中で、『アポロ』はポルノのデビューシングルとしてリリースされました。リリース当初は知名度が低く苦戦したものの、テレビ出演などをきっかけにじわじわと売上を伸ばし、最終的に40万枚を超えるヒットとなり、初期の代表的な楽曲の1つとなりました。
『アポロ』はアップテンポのバンド曲です。作詞をギター担当のハルイチさん、作曲を、プロデューサーのak.homma(本間昭光)さんが担当されました。デビュー曲以降、ポルノグラフィティの人気曲はこのコンビを中心に生み出されていきます。
歌メロは頭サビでメロが始まり、AメロBメロサビと展開します。音域分析の際も詳細に話しますが、全体的に元気のよい楽曲であり、その分、ボーカルの声域も高めです。
ちなみに、タイトルの『アポロ』は、歌詞にもある「アポロ計画」から由来しております。私自身は、最初に聴いたときに「歌詞が独特だ」と強く感じました。
『アポロ』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られております(明確に「高い」といっても良いかもしれません)。上の音域一覧などを見ても分かりますが、ほぼ全てのフレーズにmid2F,mid2G,hiAといった中高音域が含まれております。そのため、全体を通してキーが高く、スタミナが求められます。そのため、男性の場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。
反面、地声最低音が男性としては高いため、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。一般的には少しキーを上げた方が歌いやすいかもしれませんが、高音域が得意でない女性などは原キーでも良いです。また、初心者などにもお奨めしやすいです。
最後に『アポロ』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めor高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはサビやAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、mid2Aというのは、男性曲の「最低音」としてはかなり高いです。このmid2Aが最低曲となる男性曲は、ほぼ「一般的な男性にとってはキーが高い曲(スタミナも必須)」となります。
一方で、男性としては最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。一般的にはキーを上げた方が良いですが、「低音域が得意な女性」や「あまり声を出し慣れていないビギナー(女性)」などは原曲キーでも合いやすいかもしれません。
次に、地声最高音hiAについてはサビで多く登場します。登場回数は23回とかなり多いです。先述のように、同曲はAメロやBメロ辺りも中高音域が多いため、一般的な男性の場合は、キーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『アポロ』は低音域地に余裕があり、キー下げなどはしやすいです。音域も1オクターブで作られており、広くないため、ビギナー向けの調整も理論上は可能だと言えます。ただ、同曲は、元々男性としては高いレンジで歌メロが作られているため、歌い慣れていない人のレンジに調整するには大きなキー下げが必要になります。そのため、違和感などを感じられるかもしれません。
ちなみに、歌メロについては、最近のJ-POPほど極端ではないですが、歌いまわしが速い部分があります。そのため、歌詞やメロ等をしっかり覚えておきたいところです。
『アポロ』を原曲キーで歌唱する場合、hiAやmid2Gといった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。また、楽曲のフレーズほぼ全てにmid2F~hiA辺りの中高音階が含まれているため、AメロBメロ辺りでも結構キーが高く感じられます。そのため、曲全体を通して歌い切るだけのスタミナが必要不可欠になります。
そのため、「ある程度~非常に高音域が得意な男性」などが合いやすいと言えます。また、「標準より低めの音域の女性」などもマッチしやすいです。音域的には、どちらかといえば女性の方がアプローチしやすいかもしれません。
『アポロ』はアップテンポのバンド曲であり、カラオケなどにも合いやすいです。キーが上手くマッチすれば、練習曲としても使いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストに応えてくださりありがとうございます!
コメントありがとうございます。
普段はこれだけ早く記事になることは少ないのですが
月曜日はプライベートが忙しかったので
音域調査に手間がかからないアポロが優先されました。
お役に立てれば幸いです。
アポロのサビはヨナ抜き音階ですか?
コメントありがとうございます。
アポロのサビはヨナ抜きですね。
言われてはじめて気づきました。