こんにちは。今回は[ALEXANDROS]の『SNOW SOUND』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。
『SNOW SOUND』([ALEXANDROS])
【地声最低音】mid1D(D3)
★泣きあかm1D[し]た 季節が去ってm1D[ぇ] (Aメロ)
★m1D[つ]めたいか1D[ぜ]が
【地声最高音】hiB(B4) ※2番サビで1回登場
★いhiD[が]hiC#[み]B[合い] hiA[ゆ]hiB[る]A[し]合いが
※ここは他のサビと同様に裏声でも良いかもです
【裏声最高音】hiE(E5) ※サビで登場
【補足】mid2F#~hiDの注意箇所
★Oh, maybe I’m preteding 無関心なふm2G[りし]m2F#[て](Bメロ)
★しhiD裏[ろい]hiC#[街]hiB[の]hiA[か]B[た]A[す]みで(サビ)
★m2F#[ゆ]きが[や]m2G[わ]hiA[ら]G[か]F#[く]G[つ][つ]んでいく
まず、『SNOW SOUND』についてです。この楽曲は、2017年にロックバンド[ALEXANDROS]によりリリースされたシングル作品です。アルバム『Sleepless in Brooklyn』に収録されています。
『SNOW SOUND』はJR東日本『JR SKISKI』のCMソングとして、書き下ろされたものです。JR東日本の『JR SKISKI』キャンペーンはこれまで、多くのヒット曲を生み出しているCMでもあります。最近では、SEKAI NO OWARIの『スノーマジックファンタジー』、back numberの『ヒロイン』などが有名です。
『SNOW SOUND』は[ALEXANDROS]の激しいサウンドとは少し異なり、バンド以外の音色も目立つひんやりとした冬っぽいナンバーになっております。これまでバンドがあまり取り入れてこなかったシンセサイザーが「冬っぽさや雪」の演出に一役買っております。[ALEXANDROS]らしさとは少し離れたサウンドかもしれませんが、これまでドロスに縁が無かった人にも届きうる美しい楽曲だと思います。
『SNOW SOUND』の音域的な特徴についてです。上図の赤い丸で囲まれた部分が地声で、それ以外に色が付いた鍵盤部分が裏声になります。そこにあるように、サビを中心に裏声が多く登場する楽曲です。裏声と地声の使い分けが要求される楽曲であり、それらの練習にも使いやすいと思います。ただ、裏声部分が広く、音域も広めであるため、ある程度歌い慣れた人向けの楽曲だと言えます。
さて、『SNOW SOUND』についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。地声部分は、一般的な男性の音域よりも少し高いです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiBは2番のサビで1回だけ登場します。ここはあまりこだわらなくてもよいかもです。余裕のある方などはチャレンジしてみてください。
一方、サビではhiAが複数回登場します。キーの調整をする際、この地声最高音を基準にすると良いと思います。このhiAは一般的な男性の音域よりも少し高めです。ある程度歌い慣れた人であっても、場合によってはキーを少し下げても良いのではないかと思います。原曲キーから2つ程度下げると、mid2Gに設定され、歌いやすくなります。
『SNOW SOUND』は裏声が多用されている楽曲です。裏声と地声を上手く切り替えて歌唱することが求められます。ただ、サビ冒頭の「しhiD裏[ろい]hiC#[街]hiB[の]hiA[か]B[た]A[す]みでm2F#[僕]hiA地[等]F#[出]会F#[う]」は声の切り替えが難しいのではないかと思います。慣れないうちは、裏声だけで歌唱するのも良いかもしれません。
一方、同じ1番サビの「あふれた言葉が 胸に届く」というフレーズは呼吸を入れるタイミングがあるため、地声と裏声の切り替えをしやすいです。こちらのフレーズで声の切り替えの練習をしてみても良いと思います。
『SNOW SOUND』は音域が広めであります。地声部分だけで見ても、低音部分が意外ときついので、大きなキーの調整はしにくいと思います。ある程度歌い慣れた人であれば苦労は少ないでしょうが、歌い慣れていない人は少し辛いのではないかと私は考えております。
『SNOW SOUND』は広くは知られていませんが、メロディーが美しい良い曲です。興味を持たれた方は練習してみても良いと思います。
★雪をm2F#[な]hiA[が]hiE[め]hiD[ていた](サビ)
【補足】mid2F#~hiDの注意箇所
★Oh, maybe I’m preteding 無関心なふm2G[りし]m2F#[て](Bメロ)
★生きてきた僕を あm2F#[な]たは溶m2G[かし]F#[た]
★しhiD裏[ろい]hiC#[街]hiB[の]hiA[か]B[た]A[す]みで(サビ)
★m2F#[僕]hiA地[等][出]会F#[う]
★m2G[ま]m2F#[だ]ま[だ]あ[ど]けm2G[な][い]
まず、『SNOW SOUND』についてです。この楽曲は、2017年にロックバンド[ALEXANDROS]によりリリースされたシングル作品です。アルバム『Sleepless in Brooklyn』に収録されています。
『SNOW SOUND』はJR東日本『JR SKISKI』のCMソングとして、書き下ろされたものです。JR東日本の『JR SKISKI』キャンペーンはこれまで、多くのヒット曲を生み出しているCMでもあります。最近では、SEKAI NO OWARIの『スノーマジックファンタジー』、back numberの『ヒロイン』などが有名です。
『SNOW SOUND』は[ALEXANDROS]の激しいサウンドとは少し異なり、バンド以外の音色も目立つひんやりとした冬っぽいナンバーになっております。これまでバンドがあまり取り入れてこなかったシンセサイザーが「冬っぽさや雪」の演出に一役買っております。[ALEXANDROS]らしさとは少し離れたサウンドかもしれませんが、これまでドロスに縁が無かった人にも届きうる美しい楽曲だと思います。
『SNOW SOUND』の音域的な特徴についてです。上図の赤い丸で囲まれた部分が地声で、それ以外に色が付いた鍵盤部分が裏声になります。そこにあるように、サビを中心に裏声が多く登場する楽曲です。裏声と地声の使い分けが要求される楽曲であり、それらの練習にも使いやすいと思います。ただ、裏声部分が広く、音域も広めであるため、ある程度歌い慣れた人向けの楽曲だと言えます。
さて、『SNOW SOUND』についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。地声部分は、一般的な男性の音域よりも少し高いです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiBは2番のサビで1回だけ登場します。ここはあまりこだわらなくてもよいかもです。余裕のある方などはチャレンジしてみてください。
一方、サビではhiAが複数回登場します。キーの調整をする際、この地声最高音を基準にすると良いと思います。このhiAは一般的な男性の音域よりも少し高めです。ある程度歌い慣れた人であっても、場合によってはキーを少し下げても良いのではないかと思います。原曲キーから2つ程度下げると、mid2Gに設定され、歌いやすくなります。
『SNOW SOUND』は裏声が多用されている楽曲です。裏声と地声を上手く切り替えて歌唱することが求められます。ただ、サビ冒頭の「しhiD裏[ろい]hiC#[街]hiB[の]hiA[か]B[た]A[す]みでm2F#[僕]hiA地[等]F#[出]会F#[う]」は声の切り替えが難しいのではないかと思います。慣れないうちは、裏声だけで歌唱するのも良いかもしれません。
一方、同じ1番サビの「あふれた言葉が 胸に届く」というフレーズは呼吸を入れるタイミングがあるため、地声と裏声の切り替えをしやすいです。こちらのフレーズで声の切り替えの練習をしてみても良いと思います。
『SNOW SOUND』は音域が広めであります。地声部分だけで見ても、低音部分が意外ときついので、大きなキーの調整はしにくいと思います。ある程度歌い慣れた人であれば苦労は少ないでしょうが、歌い慣れていない人は少し辛いのではないかと私は考えております。
『SNOW SOUND』は広くは知られていませんが、メロディーが美しい良い曲です。興味を持たれた方は練習してみても良いと思います。
コメント
いつも更新楽しみにしてます。
この曲ですが、地声最高音はhiBだと思います。
2番サビの
例えるな「ら」それは
いがみ合いゆ「る」し合い
>>1
いつも閲覧いただきありがとうございます。
該当箇所について確認しましたが、
後者の部分は確かに地声ですね。
あとで修正しておきます。
ご指摘感謝いたします。ありがとうございます。
>>1
修正完了しました。ご指摘ありがとうございます。
早速ありがとうございます。
(返信しようとして♥を連打してしまいましたw)
私には前者と、あとは一番サビの同部分も地声に聞こえましたが、どっちともとれそうですね。
ちなみに歌番組では、その部分は明確に地声でした。
>>4
確認しました。1番の部分でしたが、確かにhiB地声で歌ってますね。
原曲だと裏声の部分なのですが、地声だと結構印象が変わります。。
その辺りは、各々歌いやすい形で良いと思います。
ご指摘感謝いたします。助かりました。