なお、当ブログでWANDSの楽曲を取り上げるのは今回が初めてとなります。
『真っ赤なLip』(WANDS)、Makka na Lip
【地声最低音】mid1C(C3) ※ラストサビ前で登場します
★雪のような 艶m1C[め]いたC[は]だの
※ラストサビ前のBメロ(通常のBメロよりもキーが1つ低い)
【地声最高音】hiC(C5)
★hiC[溶]hiA#[け]m2F[て]m2G[く] ゆF[め]G[の]A#[な]か
※各サビで1回ずつ登場
【補足】mid2F~hiA#辺りの注意箇所
★m2F[no] way “[無邪]気”に隠した(Aメロ)
★僕が壊れてくなんて想定m2F[外]m2F#[だ](Bメロ)
★m2G[真っ]赤なLipのグラデーm2F[ション] 魅[惑][て]き[招]待(サビ)
★ヤm2G[バイ]hiA#[き]G[み]m2F[の]m2F#[しょう]G[たぁい]
★m2G[逃]F[れ]ら[れ]ない
★hiA#[き]m2G[み]m2F[を]もう A#[は]G[な]F[さ]ない
★so I’m going m2F[to] m2G[cra-]m2F#[-zy] F[cr-]azy!
★全m2F[て]m2G[君の思い通り]
★もう衝動が止まらm2F[なぁぁ]F#[あい](ラストサビ前)
★m2G[こ]m2F[の]まG[ま] hiA#[い]m2G#[つ]m2G[ま]Fで]も(ラストサビ)
まず、WANDS(ワンズ)について少し説明します。WANDSは1991年に結成された3人組ロックバンドです。ボーカルの上杉昇さん、ギターの柴崎浩さん、キーボードの大島康祐さんという構成でした。90年代半ば頃までに、『もっと強く抱きしめたなら』、『時の扉』、『恋せよ乙女』、『世界が終るまでは…』などが爆発的なヒットを飛ばします。その後、音楽性の違いにより、ボーカルの上杉さんが脱退することになりました。
そして、現体制のWANDSは作曲陣、楽器のメンバーはそのまま、新たにボーカルにの上原大史(うえはらだいし)さんが迎えられることにより2019年に再始動しました。今後の活躍がますます期待されます。
___
さて、『真っ赤なLip』についてです。この楽曲は、2020年にWANDSによりリリースされたシングル作品です。上原大史さんを迎えての第一弾のシングルになります。この楽曲は、人気テレビアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマ曲としてのタイアップが付きました。2020年初頭よりオンエアされており、アニメを見ている人にとってはお馴染みの楽曲だと思います。
『真っ赤なLip』はジャズテイストのデジタルロックナンバーです。非常にオシャレで中毒性が強いです。
この楽曲の歌メロは、ラストサビ前のBメロが特徴的です。3回目のBメロは、通常のBメロよりもキーが1つ下がります。実際に楽器を弾いてみないと気付かないかもしれません。非常に珍しいアレンジだと思います。恐らく、ラストのサビを盛り上げるための工夫なのだと私は分析しました。サビについては、全て同じキーです。
さて、『真っ赤なLip』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】hiC(C5) で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Cについてです。こちらはラストサビ前のBメロで登場します。この楽曲は先に述べたように、ラストサビ前のBメロはキーが1つ下がります。通常のBメロはmid1C#が最低音になります。
一方、地声最高音hiCはサビで1回ずつ登場します。その他、hiA#辺りもサビで複数回登場し、高めの音階が続きます。一般的な男性は少しキーを下げた方が歌いやすいのではないかと思います。原曲キーから3つ程度下げるのが目安になるのではないかと思います(この場合、最高音はhiAに設定されます)。
『真っ赤なLip』は音域全体でみると、広めであり、サビのキーも高めです。キーの調整は可能なのですが、低音部分の余裕が非常に少ないです。その点で、歌い慣れた人向けの作品といえます。
私はWANDSの作品は代表的なものしか知らないのですが、WANDS作品の中でも難しい部類に入るのではないかと考えております。
『真っ赤なLip』はやや難易度が高い楽曲ですが、オシャレであり、またロックの良さもある作品です。歌いこなせると非常にカッコイイと思います。
コメント
WANDS更新ありがとうございます。難易度高そうですね。セカンドシングルの曲もお願いします。新しいアルパムも制作中らしいです。
楽しみにしましょう!!
>>1
コメントありがとうございます。
難しいけど、この曲オシャレですよね。
おしゃれですね。次のシングルのタイトルが、抱き寄せ高まる君の体温と共にです。
サブスクが解禁すれば、認知度も爆発的に上がるかもしれませんね。
>>3
新曲の方が、よりWANDSっぽさを感じますね。
サブスクもですが、TikTokでバズるとかも最近多いですね