こんにちは。今回はLiSA×Uruの『再会(produced by Ayase)』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。
なお、今回は主旋律のみの分析となります。その点はご了承ください。
『再会(produced by Ayase)』(LiSA×Uru)、Saikai(produced by Ayase)
【地声最低音】mid1F(F3) ※Aメロ
★m1F[ま]m1G[た]ねと笑って見せてくF[れ]G[た]
★あm1G[な]たのm1F[すが]G[た]
【地声最高音】hiE(E5),hiD#(D#5) ※Cメロ、ラストサビで登場
☆二人繋がっhiC[てい]hiD[ら]hiD#地[れ][る] D#[Ah] [Ah](Cメロ)
★共hiB[に]同[じ]場所[で] hiC#[か]hiD#[ん]hiE地[じ]C#[てい]E[た]D#[い](ラストサビ)※★はLiSAさんのhiE、☆はUruさんでhiD#が地声最高音
【裏声最高音】hiF(F5),hiE(E5) ※ラストサビ([転調+1])
※★はLiSAパート。☆は通常サビではhiD#が最高音
★hiC[会]hiD[い]hiD#[たく]hiF[な]D[るん]C[だ]よ(Cメロ)
☆そのひとときにねhiE裏[が]hiD#[い]をhiB[乗]hiC[せ]D#[る](ラストサビ)
☆そのひとときにねhiE裏[が]hiD#[い]をhiB[乗]hiC[せ]D#[る](ラストサビ)
※★はLiSAパート。☆は通常サビではhiD#が最高音
【補足】hiC~hiD#の注意点
★ねえそれ以上 何もいらないhiC[か]hiA{ら](2番サビ直前)
★hiA[振]hiA#[り]hiC[か]A[え]ればあの日A#[の](Cメロ)
★あなたの言葉がこhiD#裏[え]hiD[が]
★ 信じ合えればいつまhiC[でも]ぉ
※ラストサビでは転調し、キーが1つ上がります。
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まず、THE FIRST TAKE(ザ・ファースト・テイク)について少し説明します。THE FIRST TAKEはソニー系列で運営されているYouTubeチャンネルです。「一発撮り」をコンセプトにミュージシャンがライブを行います。
THE FIRST TAKEは、ソニー系の運営ということもあり、ライブは基本的にソニー系列に所属するミュージシャンが担当します(2020年11月現在)。その中で、時折、別のレコード会社から出演するミュージシャン(平井大さんetc)もいます。多くのミュージシャンが出演し、登録者数も250万人を超える人気の音楽チャンネルになっております。
(追記2021/05/26)最近は、レコード会社を問わず、幅広いミュージシャンが出演しており、THE FIRST TAKEという試みも広く認知されてきたようです。
『再会(produced by Ayase)』についてです。この楽曲は、2020年にYouTubeチャンネルTHE FIRST TAKEで公開されたLiSAさんとUruさんのコラボ曲です。ファーストテイクのために、新しく制作され、歌唱された楽曲であり、ストリーミングや配信でも視聴することができます。公式チャンネルで公開された動画は、10日程度で再生回数が1000万回以上を記録し、非常に高い人気を誇っております。
これまで、ファーストテイクでは既存の楽曲が歌われてきましたが、「THE FIRST TAKEから新曲(もしくは新たな音源)を発信していく」という方針が打ち出されました。その中で、今回、YOASOBIのAyaseさんにより新たに制作された楽曲を、女性歌手のLiSAさんとUruさんが歌唱することとなりました。
こうした流れもあってか、最近はカラオケでも「THE FIRST TAKEバージョン」のオケで歌うことが出来るようになっております。
『再会(produced by Ayase)』はタイトルにもあるように、作詞作曲アレンジをYOASOBIのAyaseさんが担当しております。
歌メロについては、【Aメロ×2⇒1番サビ⇒Aメロ⇒Bメロ⇒サビ⇒Cメロ⇒サビ⇒転調[キー+1]サビ×2】という形を取っております。ラストのサビで転調し、キーが1つ上がります。
『再会』の音域的な特徴についてですが、上述のように女性としてはキーが高めになっており、音域も広いです。LiSAさんの担当するパートは地声最高音がhiEにも達します。一方、Uruさんのパートは地声最高音はhiD#で、高音域の発声が非常に滑らかです。どちらのパートもそれぞれ違う個性を持っており、難易度が高いです。
さて、『再会(produced by Ayase)』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiE(E5),hiD#(D#5)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、LiSAさんのパートの地声最高音はhiEになり、ラストサビで2回登場します(1つのフレーズで2か所)。この辺りは一般的な女性の音域よりも高いです。キーを下げた方が歌いやすいのですが、同曲は音域自体が広めであり、キー調整の余地が少ないです。そうした点も難易度の高さの表れといえると思います。
一方、Uruさんのパートは地声最高音がhiD#となり、Cメロで登場します。UruさんはLiSAさんとは異なり、地声と裏声の境が滑らかであります。最高音はLiSAさんより高くないですが、高めの音をよどみなく歌唱する必要があります。
★ふhiB[ゆ]hiA#[の終]わりをhiC#裏[告]げA#[る]あわゆhiB[き](ラストサビ[+1])
★どんなhiD#裏[き]せhiB[つ]もB[け]hiC#裏[し]きもあなhiC#裏[た]B[と]
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まず、THE FIRST TAKE(ザ・ファースト・テイク)について少し説明します。THE FIRST TAKEはソニー系列で運営されているYouTubeチャンネルです。「一発撮り」をコンセプトにミュージシャンがライブを行います。
THE FIRST TAKEは、ソニー系の運営ということもあり、ライブは基本的にソニー系列に所属するミュージシャンが担当します(2020年11月現在)。その中で、時折、別のレコード会社から出演するミュージシャン(平井大さんetc)もいます。多くのミュージシャンが出演し、登録者数も250万人を超える人気の音楽チャンネルになっております。
(追記2021/05/26)最近は、レコード会社を問わず、幅広いミュージシャンが出演しており、THE FIRST TAKEという試みも広く認知されてきたようです。
『再会(produced by Ayase)』についてです。この楽曲は、2020年にYouTubeチャンネルTHE FIRST TAKEで公開されたLiSAさんとUruさんのコラボ曲です。ファーストテイクのために、新しく制作され、歌唱された楽曲であり、ストリーミングや配信でも視聴することができます。公式チャンネルで公開された動画は、10日程度で再生回数が1000万回以上を記録し、非常に高い人気を誇っております。
これまで、ファーストテイクでは既存の楽曲が歌われてきましたが、「THE FIRST TAKEから新曲(もしくは新たな音源)を発信していく」という方針が打ち出されました。その中で、今回、YOASOBIのAyaseさんにより新たに制作された楽曲を、女性歌手のLiSAさんとUruさんが歌唱することとなりました。
こうした流れもあってか、最近はカラオケでも「THE FIRST TAKEバージョン」のオケで歌うことが出来るようになっております。
『再会(produced by Ayase)』はタイトルにもあるように、作詞作曲アレンジをYOASOBIのAyaseさんが担当しております。
歌メロについては、【Aメロ×2⇒1番サビ⇒Aメロ⇒Bメロ⇒サビ⇒Cメロ⇒サビ⇒転調[キー+1]サビ×2】という形を取っております。ラストのサビで転調し、キーが1つ上がります。
『再会』の音域的な特徴についてですが、上述のように女性としてはキーが高めになっており、音域も広いです。LiSAさんの担当するパートは地声最高音がhiEにも達します。一方、Uruさんのパートは地声最高音はhiD#で、高音域の発声が非常に滑らかです。どちらのパートもそれぞれ違う個性を持っており、難易度が高いです。
さて、『再会(produced by Ayase)』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiE(E5),hiD#(D#5)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、LiSAさんのパートの地声最高音はhiEになり、ラストサビで2回登場します(1つのフレーズで2か所)。この辺りは一般的な女性の音域よりも高いです。キーを下げた方が歌いやすいのですが、同曲は音域自体が広めであり、キー調整の余地が少ないです。そうした点も難易度の高さの表れといえると思います。
一方、Uruさんのパートは地声最高音がhiD#となり、Cメロで登場します。UruさんはLiSAさんとは異なり、地声と裏声の境が滑らかであります。最高音はLiSAさんより高くないですが、高めの音をよどみなく歌唱する必要があります。
このように、①高音域に爆発力を持ったロック系のLiSAさんと、②滑らかさと温かみを持ったUruさんのタイプの異なるコラボとなっており、それぞれが良いバランスで融合されております。2人で歌唱する際は、この辺りを参考にするとよいのではないかと思います。
『再会』は図にも示すように、音域自体がかなり広めの作品になります。よって、キー調整の融通は利きにくいです。歌い慣れていない人が練習曲としてキー調整することは当然難しいのですが、歌い慣れた人であっても手を付けにくい作品といえます。歌に自信のある方などは、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
ちなみに、1人で歌唱する場合は、2番Bメロ以降辺りから、息継ぎを入れるタイミングが少なくなります。その点で難易度が更に高くなります。その点は留意しておいてください。
コメント
この曲男性が歌う場合キーどれくらい下げればいけるでしょうか?
>>1
個人差があります。もしmid2G~hiA辺りが最高音ならば、キーを2~4つ上げて
1オクターブ下を歌った方が少ない操作で済みます。
逆に、最高音がhiC辺りに設定するならば、キーを5つ下げてください。
男性は女性よりも音域が広めなので、キー調整すればチャンスあるかもです。
それでも歌い慣れておく必要があると思います。
>>2
ありがとうございます、参考にします。