キーが高くない曲ということで、今回取り上げました。また、同曲は、福山さんの楽曲としては低音が強調されてないので、その点でも選曲の基準となりました。
『Message』(福山雅治)、Message(Masaharu Fukuyama)
【地声最低音】mid1C#(C#3)
★ねえ不思議だよこんなことあm1D[るなん]m1C#[て] 【Aメロ】
★ほらm1D[む]ねの鼓動痛いよ
【地声最高音】mid2E(E4)
★m2E[絶対き]m2D[み]が好きだよ 軽く言葉交すだE[け]で【サビ】
☆もっと君だm2E[け]…m2F#[ウォ]ウウォE[オー]【Cメロ】
※m2Eは各サビで頻出します。mid2F#はフェイクですので今回は除外してます。
まず、『Message』(メッセージ)についてです。この楽曲は、1995年に男性シンガーソングライターの福山雅治さんによりリリースされたシングル作品です。ベストアルバムなどにも収録されております。同曲は、映画『BIRTHDAY PRESENT』の主題歌となりました。
『Message』はミディアム~アップテンポのバンド曲です。AメロBメロサビといった馴染みやすい形で歌メロが作られており、また曲調も明るく歌いやすいです。歌詞も非常に共感的であり、今の時代にも通じやすいのではないかと思います。
『Message』の音域的な特徴についてですが、1990年以降の男性ボーカルとしてはそこまで高くないキーで歌メロが作られています(mid2Eが連続するので、少し歌いにくいかもしれませんが)。
福山雅治さんの作品は、キー自体がそこまで高くなく、高音域が出ない人でも選曲されることが多いようです。ただ、福山さんのような低声域が活きた発声は、意外とハードルが高く、上手くいかないといった人も多いのではないかと感じます。私自身は声質がやや高めなので、『桜坂』、『家族になろうよ』などを歌ってもあまりハマりません。
一方で、『Message』についてですが、低音域がそこまで強調されておらず、歌詞も曲調も初恋のような初々しさがあります。①キーがそこまで高くない、②福山さんの歌が合いにくい人でも比較的マッチしやすい(と私が考えた)といった理由で、今回、この楽曲を取り上げました。
さて、『Message』についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】mid2E(E4)で歌メロディーが構成されております。おおよそ、一般的な男性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。
まず、地声最高音mid2Eはサビで多く登場します。この辺りは一般的な男性の音域の範囲内ですが、登場回数としてはかなり多めです、。場合によっては少しキーを調整してもよいです。一方で、原曲キーでもチャレンジしやすいのではないかと思います。少しずつ歌い慣れてください。
ちなみに、Cメロのフェイクでmid2F#が一度登場します。ここは慣れないうちは無理して歌わなくてもよいと思います。
『Message』は音域自体はそこまで広くなく、キー調整の融通も利きやすいです。歌い慣れていない人向けの調整も可能だと思います。同曲は、福山さん特有の低音が強調されたフレーズも少なく、比較的ストレートな歌唱でも合いやすいです。
同曲は、全体的に明るめの楽曲であり、福山さんのボーカルに近い歌唱をしなくても手を付けやすいです。キー自体もそこまで高くないですので、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
この曲、福山さんの曲でもかなり好きです。楽なのでカラオケで疲れた時などに歌いますね。
>>1
私自身も好きです。
『桜坂』とかが自分にはあまり合わなくて
探したら、この曲が見つかりました。
歌い慣れた人には結構使いやすい曲ですよね。
>>2
福山さんの他の曲ですと『melody』や『it’s only love』も歌いやすいですね。私は最近(といってもここ10年くらい)の曲よりも、90年代に出してる曲が好きです笑
>>3
分かります。その辺りも比較的取っ付きやすいですね。
90年代半ば辺りのブレイク期の福山さんは
比較的普遍性のあるポップなナンバーが見られた気がします。
00年代前後以降、低音域が意識された作風が増えましたよね。
ONE OK ROCKの
「cry out」
と
「アンサイズニア」の調査をお願いしたいです!