『トドメの一撃 feat. Cory Wong』(Vaundy)
【地声最低音】mid1F#(F#3)
★視界に目前うm2D#[つ]る深い真m1F#[紅]【Aメロ】
★後ろに迫m2E[る]た[が]い[の]きm1G[ずが]【Bメロ】
【地声最高音】hiA#(A#4) ※全体で11回
★m2G[背中]をhiA[突い]た] hiA#[だから]【Bメロ[サビ直前]】
★F–m2G#^hiA#地–G#[今日[の]よ])[る]は] [となG#[りにい]さ[せて]【サビ】
★今日m2G#[の]よhiA#地–hiC#裏[る[が]明けたころ[に] A#地[待ち]合]わせね【ラストサビ】
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビで登場
★喰hiA#裏–hiC#[らっ[ちゃうね] やっぱりm2F[や]めとくわ【サビ】
【補足】mid2F~hiCを含むフレーズ一覧
★m2G–m2F–E[ま]よ]う]み[ちを]さらに迷わせてく【Bメロ】
★こっちにm2F[き]てm2G#[もっと]【サビ】
★m2G#–F[祈]りあっ]た未来とて G#[道]が違]うのよ ア[ナ]タ]m1G#
★行く、m2D#{万年の困難が待つ道] 内、[四千は光死ぬ常闇]【2番Aメロ】
★それは散らm2F#[ばる]ミクロF#–E[砂]金]
★m2E–m2G[こう[いう]のと]か [そうG[いう]の]とか【2番Bメロ】
★m2E–m2G[偽[も]の]じゃm1G[でき]ないよね
★m2E[もし]も[どこ]までG[もつ]づ]くm1G[なら]【Dメロ】
★せめて今日の一hiA裏–hiB–hiC[度[だ[け]
まず、『トドメの一撃 feat. Cory Wong』についてです(以下、『トドメの一撃』)。この楽曲は、2023年に男性シンガーソングライターのVaundyさんによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルとしてリリースされました。アルバムとしては、2023年11月に発売予定の『replica』(レプリカ)に収録される予定です。同アルバムは、Vaundyさんとしては3年ぶりの作品です。コロナ禍ということもあってか、勢力的にシングルがリリースされたということもあって、2枚組のアルバムとなっております。
さて、『トドメの一撃』は、遠藤達哉さんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『SPY×FAMILY』のSeason2エンディングテーマとして書き下ろされました。同アニメは人気が高く、主題歌についてもOfficial髭男dismの『ミックスナッツ』、星野源さんの『喜劇』、BUMP OF CHICKENの『SOUVENIR』など多くの話題作を生み出しております。今期の『トドメの一撃』、Adoさんの『クラクラ』についても、既にストリーミングランキングで上位にランクインしております。
『トドメの一撃』は、シティポップの趣きもったミドルテンポのバンド曲です。同曲はタイトルにもあるように、サウンドメイクに米国人ギタリストのCory Wong(コリー・ウォン)さんが関わっております。同氏は自身もソロアーティストとして活動する反面、ファンクバンドVULFPECKのサポートギタリストなど幅広い活動をされております。
Cory Wongさんはギターのカッティングで高い評価を得ており、リズムギターを弾きながら、リードギターのような存在感がある演奏が特徴的です(引用元)。コリーさん自身は、こうしたスタイルを「リード・リズム」と呼んでいるそうですが、耳に残りやすいリズムギターが、楽曲『トドメの一撃』でも遺憾なく発揮されております。
『トドメの一撃』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は最低音が男性曲ととしてはやや高く、相対的に中高音域が多く登場します。Bメロサビ辺りはmid2F以上を含んだフレーズが多くなります。こうしたこともあり、標準より高い音域の男性の方がマッチしやすい曲です。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度上げてみてください。一方、今回の楽曲は、男性曲としては低音がそこそこ高いです。そのため、「標準より低いの音域の女性」などはもしかしたら原キーがマッチする人もおられるかもしれません。その辺りは実際に歌唱してみてください。
最後に『トドメの一撃 feat. Cory Wong』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#はAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。また、女性でも歌えなくもないレンジですが、女性の得意な声域などを考慮すると、通常は少しキーを上げた方が良さそうです。
次に、地声最高音hiA#はサビを中心に登場します。登場回数は11回程度です。この辺りは男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『トドメの一撃』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。今回は低音域に余地が多いため、歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意なレンジに調整することができると思います。キー下げはしやすい楽曲です。
一方、同曲は要所で転調が行われる等するため、音程を取るのが苦手な人は少し迷うところがあるかもしれません。また、リズムがやや取りにくい部分もあります。今回は音域的にはビギナー向けの調整も可能そうですが、もしキー調整をしても難しいと感じた場合は、別の易しめの曲と並行して練習してください。
『トドメの一撃』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiA#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。中高音域はBメロやサビ等で多いです。反面、低音はそこまで低くないため、相対的に高音域が得意な男性が合いやすいです。こうしたことを踏まえると、「ある程度~非常に高音域が得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。また、「標準より低い音域の女性」などはもしかした原曲キーがマッチする可能性もあります。
【まとめ】
①全体的に中高音寄り(とりわけBメロサビ以降が顕著)
②原キーだと「ある程度~非常に高音域が得意な男性」などい合いやすそう
③女性はキー上げ推奨だが、「標準より低い音域の女性」は原曲キーが合う可能性もある
④キー下げなどはしやすい
⑤ただ、メロやリズムは少し癖があるので、その点で少し取っ付きにくいかも
コメント
もしよければSexy Zoneの本音と建前を取り上げて欲しいですm(_ _)m
リストアップしておきます。
リクエストありがとうございます。
これだけhiA#のロングトーンの連発を要求されるのはさすがにキツイですよね。生の地声でゴリ押ししたらすぐ喉がいっちゃいそうです。
Vaundyは曲によってはかなり高いんですよね。辛い