『Time goes by』(Every Little Thing)
【地声最低音】mid2C(C3)
★m2C[き]っと[き]っと誰も[が] C[な]にか足m2G#–hiA#[り[な]い]ものを【Aメロ】
【地声最高音】hiC#(C#5) ※ラストサビで5回
★hiC#–hiB–A[過]ぎ]た日に]背B–hiC#[をむけ[ずに]【ラストサビ[転調₊1]】
★hiC#–hiB–A[ゆ]っ]くりとき]を感じて
★hiC#–hiB–A[い]つ]かまた]わB[らって] [会B–hiC#[え[る]とい]いね] [Time] goes by…
【補足】hiA#~hiCを含むフレーズ一覧
★m2G#[Wow] wow wow…【イントロ】
★Ki[ss]hiCをhiA#–C[し[た]り 抱C[き]合A#–C[っ[た]り【Bメロ】
★たぶm2G#–hiA#[んそ[れ]でよかった
★hiC–A#–m2G#[し]ん]じ合え]るA#–C[喜[びも]【通常サビ】
★残された傷m2G#[あとが] 消G#[えhiA#–hiB[た[しゅ]ん]か]ん【Dメロ】
まず、『Time goes by』についてです。この楽曲は、1998年に音楽ユニットEvery Little Thingによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年の『Time to Destination』に初収録されました(オーケストラバージョンとして)。同アルバムには、『For the moment』、『Face the chance』、『出逢った頃のように』などの人気シングルが収められております。アルバムは400万枚を超えるヒットを記録し、日本レコード協会より4ミリオン認定がなされました。
さて、『Time goes by』は1998年に放送されたドラマ『甘い結婚』の主題歌としてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、同作は140万枚を超えるCDヒットを記録し、この年を代表する大ヒット曲となりました。また、バンドしても最大のヒット曲であり、代表的な1曲として数えられることが多いです。2014年には配信としても25万ダウンロードを記録しており、長らく愛され続けていることが分かります。
『Time goes by』はピアノなどが基調となったスローなバンド曲です。全体としてしっとりした作品であり、メロディーの良さが際立ちます。ラストサビでは転調が行われ、キーが1つ上がるため、カラオケなどの際は注意したいです。作詞作曲編曲は、当時のキーボード担当だった五十嵐 充さんによりなされました。五十嵐さんは元はELTのメンバーでしたが、2000年には脱退し、ELTやdream、day after tomorrowなどのプロデュースに専念しています。
『Time goes by』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域してはやや高めのレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲はAメロBメロサビと盛り上がっていきますが、全体的に中高音に寄ったメロであり、体感的に高く感じやすいです。最低音もmid2Cと比較的高いため、「中高音域が得意な女性の方がマッチしやすい曲」だといえます。発声は地声ベースであり、その点でも相対的に高音域が得意な人の方が合いやすいといえます。
ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから5~6つ程度下げてみてください。ちなみに、「高音域が得意な男性」についても今回はいくらかキーを下げた方がより歌いやすいと思います。今回の楽曲は最低音が高いため、男性にとってはより高く感じやすいです。
最後に『Time goes by』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C(C3)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、やや高め(体感的には「高め」な可能性がある)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2CはAメロで登場します。このあたりは女性の音域の範囲内ですが、女性曲の最低音としてはやや高いです。最低音が高い分、相対的に中高音域の比率が高くなりやすいです。
次に、地声最高音hiC#はラストサビで登場します。登場回数は5回程度です。このhiC#に次ぐ地声高音としては、hiCがピークとなる場面が全体で26回登場します(Bメロと通常サビで登場)。こうしたことから女性の音域としてはやや高め(もしくは高め)といえます。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
『Time goes by』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。今回の楽曲は音域自体がそこまで広くなく、キー調整はしやすいです。そのため、歌い慣れた人はもちろん、ビギナー向けの調整も可能そうです。
同曲はメロディーも分かりやすく、練習曲としては比較的使いやすい印象です。今回の楽曲はバラード曲であるため、歌の良さが活きやすいです。反面、スローテンポで歌唱力が問われるため、ある程度歌い慣れた人の方におススメしやすいと思います。
『Time goes by』を原曲キーで歌唱する場合、hiA#~hiC#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回の楽曲は、Bメロサビ等で中高音域が多いです。また、最低音が高い分、体感的に高く感じやすいのではないかと想定されます。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)高め~高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①最低音がやや高い。相対的に中高音寄り
②原キーだと「標準より(やや)高め~高音域が得意な女性」などに合いそう
③音域が広くない分、キー調整はしやすい
④メロもよく、歌の良さが活きやすい
コメント
ELTきましたか…いいですよねこの曲。結構好きです。
音域が1オクターブと少しなのでキー調整しやすいのもおいしいですよね
名無しさんコメントありがとうございます
原キーだと意外と大変なのですが、キー調整しやすいのはいいですよね
メロも分かりやすいので練習曲にもよいのではないかと思います
こんなに早くリクエストに応えて頂きありがとうございます!
メロディーもそうなんですが、持田香織さんの歌声も相まってこの曲の儚げな雰囲気がすごい好きです
コメントありがとうございます
この曲はかなり前に調査完了してたのですが
ずっとお蔵入りになってたのです
持田さんの声いいですよね
比較的最近の作品も聴いてみたのですが
改めていい声質だと感じます
バンドの核ですよね
ミセスのライラックお願いしたいです!
リクエストありがとうございます。リストアップしておきます