『浮世CROSSING』(UVERworld)
【地声最低音】mid1F#(F#3)
★m1F#–m2D#[ア]ロ]ロロン【Aメロ】
★神m1G#[の]り[き]さ[く]も 行き先なくした子羊
★m1F#[でも]2D#–m2E[まぁ[良い]や] [まぁE[良い]や]
★m1F#[す]べm2D#[ては] 1F#[そ]のD#[心]意気1G#[で]しょ【Bメロ】
【地声最高音】hiB(B4) ※全体で29回程度
★すてG#–F#^-hiA#–hiB^([き]だと言[っ)[て[くれ]た]ことが【サビ】
★嬉hiB–hiA#[し]く]て 嬉B[し]く]て
★場m2G#–F#[所]ぉ[が]ぁ]) [うG#–hiA#–hiB^[き[世[ば]な]れでも
★m2G#[AH] すF#–hiA#–hiB[な[お[に] 生きA#[たい]だけ]なのに【ラストサビ】
【補足】mid2F#~mid2G#を含むフレーズ一覧
★時代とm2E–D#[文]化の]バイG#[ロン]こ[の]平成【Aメロ】
★生き抜m1G#[く]為にはm2F#–m2G#[死ぬ気[で行]か]なきゃ
★アm2D#[ロロ]ロロロン
★太陽2F#[は]いつも僕1G#[の]上にあるよm2G#[きっ]と]【Bメロ】
★m2E–D#[Knock] knock] knock E[knock] knock]【サビ】
★We’re on the m2A#[cro]ssing [to] choose
★You see, we ain’t m2G#–F#[go]nna] stop【Dメロ】
★たm1G#[いせ]つじゃないよm2G#–F#[きっと]ぉ]
まず、『浮世CROSSING』(うきよクロッシング)についてです。この楽曲は、2007年にロックバンドUVERworldによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年に発売された『PROGLUTION』に初収録されました。同アルバムには、『シャカビーチ』や『endscape』(過去記事)といったシングル曲が収められています。アルバムは15万枚を超えるCD売上を記録し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。
さて、『浮世CROSSING』は安野モヨコさんの同名漫画を原作としたテレビドラマ『働きマン』の主題歌として書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲は10万枚を超えるCDヒットを記録。また、配信でも25万ダウンロードを記録しました。配信部門では日本レコード協会よりプラチナ認定がなされました(ランキングテータブログ「Billion Hits!」より引用)。
『浮世CROSSING』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高いレンジ(「かなり高い」でもよいかも)で歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は頭サビで歌メロが始まり、AメロBメロサビと展開します。サビが特に高いのですが、ABメロ辺りも決して低くはなく、男性の音域としては中高音寄りです。また、最低音もmid1F#であり、男性曲としては高めです。こうした点から見ても、中高音寄りの声域の男性の方がマッチしやすい曲といえます(そうした人でも体力的に辛くなりやすい)。
女性が同曲を歌唱する場合、通常は少しキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから1~4つ程度上げてみてください。ただ、今回の楽曲は男性曲としては低音域が高いので、人によっては原キーがマッチする可能性もあります。具体的には「標準より低め~やや低めの音域の女性」などを原キーを検討してもよいかもしれません。この辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。
最後に『浮世CROSSING』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、「高い」(もしくは「かなり高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#はAメロやBメロ等で登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、最低音mid1F#は男性曲としては高い低音になるため、相対的に中高音域が多く登場する楽曲であることが示唆されます。
次に、地声最高音hiBはサビを中心に計29回程度登場します。このhiBに次ぐ地声高音としてはhiA#がピークとなる場面が全体で1回、mid2G#が計33回登場します。こうしたことから、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえそうです。一つの目安ですが、原曲キーから4~5つ程度下げてみてください。
『浮世CROSSING』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、男性曲としては高音域が高いため、人によっては多くのキー下げが必要になり、違和感などを覚える可能性もあります。
同曲はサビメロなどはは比較的わかりやすい反面、Aメロはラップのような要素があり、若干音程などに迷う可能性があります。UVERworldの作品群の中でも歌いにくいというわけではないですが、若干クセがあり、注意が必要です。歌い慣れた人などは練習曲にはよいと思います。
『浮世CROSSING』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiBといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。最高音hiBはサビで多いですが、ABメロについてもmid2F#~mid2G#辺りが要所で登場し、男性曲としては全体的に中高音寄りです。音域が広くない分、体力的にも辛くなりやすいです(逆に女性などは合う可能性がある)。
こうした点を考慮すると、「高音域が非常に得意な男性」、「標準より低め~やや低めの女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①サビが特に高いが、ABメロも中高音寄り
②原キーだと「高音域が非常に得意な男性」向け
③「標準より低め~やや低めの女性」なども合う可能性がある
④メロは比較的わかりやすいが、Aメロは若干音程に迷うかも
コメント
リクエストした者です。
調査ありがとうございます!
やはり全体的に高いんですね。
でも、個人的には音域が広い楽曲より中高音に狭く収まっている楽曲の方が気持ちよく歌えますね。ELLEGARDENのジターバグなど。
私は妥協して「嬉しくて嬉しくて」パートのhiB部分は裏声で歌唱してますが案外楽曲の雰囲気を崩さずに歌い切れます。
確かにサビのその部分裏声で歌うのもいいかもですね
ちょっと切なさが増す感じがします
中高音域が得意な人だと中高音に狭く収まってる曲が歌いやすいと思います
一般的な声域の男性だと地獄ですが笑