『SHAMROCK』(UVERworld)
【地声最低音】mid1F#(F#3) ※Aメロやサビ等
★m1F#[あ]の日僕m2D#[が] に[ぎり]し[めて]た夢【Aメロ】
★m1F#[今は]ここm2D#[に]あって (中略) F#[想って]2D#–m2E[る[き]みに]
★タダかhiB–hiA#[ぜ]に]揺れて消えてm1F#[く] 1F#[ゆ]めの代償に【サビ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で23回程度
★忘れたくm2G#–F#[な]い]よ と伝えE[な]いの[は] 1F#[せめて]の気持ち【Aメロ】
★m2F#–m2G#[生きて[行]けると 言い聞m1F#[か]せる【Bメロ】
★すべて投2D#–m2G#–F#[げ[出]し] [今]すぐ[に]【サビ】
★きm2E[み]を[こ]のm2G#–F#[手]に]
★m2G#–F#{い]ま]もm1F#[わ]すれられない」と1F#[打]ち明けてくれた【2番Aメロ】
★m1F#–m2F#–E[愛し[過]ぎ]たから 気持ちがm2G#地[つ]たわりすぎて
【裏声最高音】hiB(B4) ※サビで登場
★m2D#[た]だ[抱hiB–A#[き]寄]せ]たいよとね[がE[う]こ]えも【サビ】
【補足】mid2E~mid2F#を含むフレーズ一覧
★m2D#–m2E[む[ね]を] [突きE–m2F#[刺[す]痛み[さE[え]も]【Aメロ】
★壊れなm2E–D#[い]よう]に消えE–F#[ない[で]【2番Aメロ】
まず、『SHAMROCK』(シャムロック)についてです。この楽曲は、2006年にロックバンドUVERworldによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年に発表された『BUGRIGHT』(バグライト)に初収録されました。同アルバムには、『君の好きなうた』、『Colors of the Heart』といったシングル曲が収められております。アルバムは14万枚のCDヒットを記録し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました(売上データブログBillion Hitsより引用)。
さて、『SHAMROCK』は榮倉奈々さん主演のドラマ『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』の主題歌としてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、同曲は、CDシングルとして約10万枚のヒットを記録しました。また、配信でもロングヒットし、2010年に25万ダウンロードを達成、日本レコード協会よりプラチナ認定がなされております。ドラマの主題歌ということもあり、UVERworldとしても一般知名度の高い楽曲の1つと言えるのではないかと思います。
『SHAMROCK』はアッパーなバンド曲です。歌メロはAメロBメロサビと展開します。途中でラップパートが挿入されておりますが、そちらもTAKUYA∞さんが担当しております。全体的に元気のいい楽曲であり、その分声域も全体的に高くなっています(詳細は後述)。作詞作曲はTAKUYA∞さん、編曲はUVERworldと平出悟さんによりなされました。
『SHAMROCK』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては、高めのレンジで歌メロが作られております(体感的には明確に「高い」)。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は、曲全体を通してmid2D#~mid2G#といった中高音が多く登場します。そのため、地声最高音はmid2G#ですが、体感的に高く感じやすく、高音域が得意な男性でもある程度スタミナが求められます。また、UVERworldとしては珍しく、サビメロで裏声が使われております。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は最低音がmid1F#であるため、「標準より低い音域の女性」などは原キーが合う可能性がありますが、一般的な女性の得意レンジを考慮すると、やはりキーを上げるのを推奨します。一つの目安ですが、原曲キーから2~4つ程度上げてみてください。
最後に『SHAMROCK』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高め(体感的には明確に「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#はAメロ~サビで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。また、女性でも歌えなくはないレンジですが、今回は登場回数が多いため、女性の体感的には低く感じやすいと推測されます。
次に、地声最高音mid2G#はAメロ~サビで登場します。登場回数は全体で23回程度と多めです。今回はmid2D#~mid2F#といった中高音も同じように頻出するため、見た目以上に高音感がある楽曲です。一般的な男性は少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
『SHAMROCK』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。今回の楽曲は音域はそこまで広くないため、キー調整はしやすく、ビギナーから歌い慣れた人まで多くの人向けのキー調整が可能だと思います。ただ、今回の楽曲はだみ声のラップパートなどもあります。そのため、キーを調整したからと言ってすぐにTAKUYA∞さんのような歌唱ができるわけではないので、継続的に練習を重ねてください。
同曲はメロディー自体は比較的分かりやすいです。一部ラップパートなどもありますが、最近のウーバーの楽曲と比べると歌メロにもゆとりがあります。そのため、音域が合うのであれば、練習曲にも向きやすいと思います。ウーバーの作品としては取っつきやすいです
『SHAMROCK』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~mid2G#といった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます。今回はこれらのレンジが曲全体を通して登場し、見た目よりも高音感があります。また、一部で裏声が求められるため、器用な裏声の使い分けも不可欠になります。
こうしたことを踏まえると、「標準より高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。また、「標準より低い音域の女性」の一部はもしかしたら原曲キーが合う可能性もあります。
【まとめ】
①Aメロ~サビまで全体的に中高音寄り(ウーバーとしては最高音は高くない)
②原キーだと「標準より高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすそう
③女性は基本的にキーを上げた方が歌いやすい
④ウーバーとしては歌いやすそう(キー調整もしやすい)
コメント
記事化ありがとうございます!
最高音はUVERworldとしては低めですけどやはり全体を通して高いのはどの曲にも共通してますね。難しいです。
ラスサビでフェイクが出てくるんですけどそこも最高音ですか?
コメントありがとうございます。
ラストのフェイクの一番高い所もmid2G#ですね。
ウーバーはTAKUYA∞さんの体力が異常すぎます。
すみません、コメントが遅れていないと勘違いして2件同じコメントを送ってしましました。片方は無視していただけると幸いです。
大丈夫です。
私自身が体調を崩していたので
コメント欄をチェックできずに承認が遅れていたのです。
リクエスト曲についてはリストアップしておきます。