『With-you』(La’cryma Christi)
【地声最低音】mid2A(A3)
※【裏声最高音】,【補足】参照
【地声最高音】hiD(D5) ※曲全体で5回
★hiA[き]hiC[つ]hiD[く]C[抱き]A#[しめ][てい]G[たい]【サビ】
【裏声最高音】hiC(C5)
★m2A[見]つめらhiA[れ]m2G[て] 泣きG[そ]うなよhIC裏[る]A[は] 【サビ】
【補足】mid2F#~hiCを含むフレーズ一覧
★夜のひかhiA裏[り]が街を染め[て]く僕の中[ま]でも【Aメロ】
★はm2F#[な]m2G[れ]た夜空をF#[見]ると 妙にせ[つ]なくm2A[な]F#[り]【Bメロ】
★かm2F#[ら]m2G[だ]が1/2hiA[だ]けになった 気さえするよ
★もm2G[う]hiA[君なしじゃ]生hiA#[き][られ][ない]【サビ】
まず、La’cryma Christi(ラクリマ・クリスティ―)について少し説明します。ラクリマことLa’cryma Christiは1991年に結成、1997年にメジャーデビューしたヴィジュアル系のロックバンドです。ジャンルとしては、ハード・ロック、ヘヴィ・メタル、プログレッシブ・ロック、ポップ・ロックなどにあたります。この記事を書くにあたり、ラクリマの曲を聴き直したのですが、ポップな人気作であっても転調が繰り返されるなど、ロックバンドとしては凝った作りがされている印象でした。
La’cryma Christiの代表的なシングル作としては、今回取り上げる『With-you』、『未来航路』、『In Forest』といった曲が挙げられます。私自身は、『Lhasa』、『偏西風』、『Without you』という曲も好きです。同バンドは、2007年に解散してしまうのですが、今聴いても素晴らしい曲が多くあります。私自身は、バンドのテクニカルな演奏、変幻自在性が耳に残りました。また、印象的なギターフレーズが多かったです。
さて、『With-you』(ウィズ・ユー)についてです。この楽曲は、1998年に5人組ロックバンドLa’cryma Christiによりリリースされたシングル作品です。アルバム『Lhasa』(ラサ)に初収録されました。ベストアルバムなどにも収録されている人気曲で、同バンドの出世作であります。セールスとしては、『未来航路』に次いで2番目に多くなっております。
『With-you』はアップテンポのバンドナンバーです。冒頭からAメロがはじまり、その後イントロに入ります。基本的にはAメロBメロサビといった形で作られております。シングル曲ということも辺り、歌メロもメロディアスで馴染みやすいのではないかと思います。ちなみに、イントロのギターフレーズなどは、ヨハン・パッヘルベルのカノンがモチーフになっております。作詞作曲はボーカルのTAKAさんによりなされております。
『With-you』の音域的な特徴についてです。この楽曲は男性としては高めのレンジで歌メロが作られております。各サビで2回ずつ、hiDが登場するフレーズが登場しますので、キーを下げた方が歌いやすいのです。キーを下げるにしても、高音域をしっかり使いこなす必要がありますので、歌い慣れた人向けの作品といえます。
さて、『With-you』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiDは各サビで2回ずつ、曲全体で5回登場します。この辺りは一般的な男性の音域よりも高いですので、キーを下げた方が歌いやすいです。
ただ、キーを下げる際、hiDの部分は「自分がギリギリ歌えない」くらいのレンジにキー設定した方がいいと私は考えております。当然、hiDの部分は少し音程は外れたり、リズムがズレたり、苦しい発声になったりすると思いますが、その方が雰囲気が出やすいのではないかと思います(他の部分がしっかり歌えることが前提です)。
『With-you』は低音部分に余裕があり、キー調整はしやすいです。大きなキー調整に抵抗が無ければ、歌いやすいレンジに合わせることも可能だと思います。
ただ、同曲を聴いても分かりますが、ボーカルのTAKAさんは癖の強い、エモーショナルな歌唱をしております。そのため、しっかり歌い慣れておかないと、原曲のような表現にはなりにくいと思います。キー調整をするにしても、歌い慣れた人向けの作品といえます。
『With-you』は高音が多く登場するため、一般的な男性にはややハードルが高いかもしれません。ただ、歌いこなせるとカッコいいと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★もm2G[う]hiA[君なしじゃ]生hiA#[き][られ][ない]【サビ】
★SO hiA[気]m2G[付い]てた いつかA裏[ら]G[だ]ろう
★ひm2G[と]hiA[は 誰]hiA#[もが]hiC[ぁ]A#[み]A[ん]G[な]【ラストサビ】
★ひm2G[と]hiA[は 誰]hiA#[もが]hiC[ぁ]A#[み]A[ん]G[な]【ラストサビ】
まず、La’cryma Christi(ラクリマ・クリスティ―)について少し説明します。ラクリマことLa’cryma Christiは1991年に結成、1997年にメジャーデビューしたヴィジュアル系のロックバンドです。ジャンルとしては、ハード・ロック、ヘヴィ・メタル、プログレッシブ・ロック、ポップ・ロックなどにあたります。この記事を書くにあたり、ラクリマの曲を聴き直したのですが、ポップな人気作であっても転調が繰り返されるなど、ロックバンドとしては凝った作りがされている印象でした。
La’cryma Christiの代表的なシングル作としては、今回取り上げる『With-you』、『未来航路』、『In Forest』といった曲が挙げられます。私自身は、『Lhasa』、『偏西風』、『Without you』という曲も好きです。同バンドは、2007年に解散してしまうのですが、今聴いても素晴らしい曲が多くあります。私自身は、バンドのテクニカルな演奏、変幻自在性が耳に残りました。また、印象的なギターフレーズが多かったです。
さて、『With-you』(ウィズ・ユー)についてです。この楽曲は、1998年に5人組ロックバンドLa’cryma Christiによりリリースされたシングル作品です。アルバム『Lhasa』(ラサ)に初収録されました。ベストアルバムなどにも収録されている人気曲で、同バンドの出世作であります。セールスとしては、『未来航路』に次いで2番目に多くなっております。
『With-you』はアップテンポのバンドナンバーです。冒頭からAメロがはじまり、その後イントロに入ります。基本的にはAメロBメロサビといった形で作られております。シングル曲ということも辺り、歌メロもメロディアスで馴染みやすいのではないかと思います。ちなみに、イントロのギターフレーズなどは、ヨハン・パッヘルベルのカノンがモチーフになっております。作詞作曲はボーカルのTAKAさんによりなされております。
『With-you』の音域的な特徴についてです。この楽曲は男性としては高めのレンジで歌メロが作られております。各サビで2回ずつ、hiDが登場するフレーズが登場しますので、キーを下げた方が歌いやすいのです。キーを下げるにしても、高音域をしっかり使いこなす必要がありますので、歌い慣れた人向けの作品といえます。
さて、『With-you』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiDは各サビで2回ずつ、曲全体で5回登場します。この辺りは一般的な男性の音域よりも高いですので、キーを下げた方が歌いやすいです。
ただ、キーを下げる際、hiDの部分は「自分がギリギリ歌えない」くらいのレンジにキー設定した方がいいと私は考えております。当然、hiDの部分は少し音程は外れたり、リズムがズレたり、苦しい発声になったりすると思いますが、その方が雰囲気が出やすいのではないかと思います(他の部分がしっかり歌えることが前提です)。
『With-you』は低音部分に余裕があり、キー調整はしやすいです。大きなキー調整に抵抗が無ければ、歌いやすいレンジに合わせることも可能だと思います。
ただ、同曲を聴いても分かりますが、ボーカルのTAKAさんは癖の強い、エモーショナルな歌唱をしております。そのため、しっかり歌い慣れておかないと、原曲のような表現にはなりにくいと思います。キー調整をするにしても、歌い慣れた人向けの作品といえます。
『With-you』は高音が多く登場するため、一般的な男性にはややハードルが高いかもしれません。ただ、歌いこなせるとカッコいいと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストに答えていただきありがとうございます。
90年代のV系バンドは一大ブームとなったのですが、当ブログではあまり取り上げられてなかったのでリクエストさせていただきました。
この曲はカラオケに行き始めた頃から歌ってたのですが見た目以上にしんどいと思います(hiAの登場回数がかなり多い)
確かに90年代のヴィジュアル系は超有名どころしか取り上げてないですよね。
MALICE MIZERとかSHAZNAとかも取り上げてもよいかもですね。
実はこのWith-youはV系好きの友人がよく歌う一曲なのです(笑)
今気付きましたが、この曲ほぼ全てのフレーズでm2G以上が登場しますね。
その辺りも記事に加えても良かったかもです。体力消耗させられる系の曲でもあります。
自分より若いのによく知ってますねw
この曲裏声hiCの所をずっとhiDだと思ってたので、地声の方が高いのが意外でした
何となくですが、ハードロック系とかハードコアを起源にもつバンドは、地声の方が高い気がします。
普通は裏声使うようなレンジを地声で突破してるイメージですね。