『5150』(THE ORAL CIGARETTES)
【地声最低音】mid1G(G3)
★m2F[さ]m2E[が]し求めたF[こ]E[た]えはm1G[も]う[無]くて【Aメロ】
【地声最高音】hiA(A4) ※曲全体で20回程度
★独りこの夜は辛hiA地[いよ]m2G[ぉ]【Aメロ】
★m2F[あ]m2G[と]hiA[どれ][くら]い[の] [み]G[ち]A[が待っ][ていた]とし[て]G[も]【サビ】
★m2F[自]分のことさF[え]わかhiA[らな]m2G[い] 5150
★急にはm2F[か]な[く]なって 人がhiA–m2G[うん]ざ[り]だっ][て]【2番メロ】
★m2F[ひ]m2G[と]hiA[りで]F[拓]け[よ]このA[手で]G[ぇ] 5150【ラストサビ】
【裏声最高音】hiA#(A#4)
★(強さをかぶり)弱さhiA裏[を]hiA#[お]A[さ]m2F[え]ていF[た]【Aメロ】
★m2F[こ]のままあhiA裏[き]hiA#[ら]A[め]はしないF[よ]【サビ】
★m2F[あ]たえたさhiA裏[い]hiA#[こ][う]地点m2F#[は]【ラストサビ】
【補足】mid2F~mid2Gを含むフレーズ
★m2F[期]待[や い]と[し]m2G[さ]が形を変えてさ【Aメロ】
★m2F[期]待[や い]と[し]m2G[さ]が形を変えてさ【Aメロ】
※間奏のアーアーはhiCが最高音(裏声)
まず、『5150』(ファイブワンファイブオー)についてです。この楽曲は、2016年に4人組ロックバンドTHE ORAL CIGARETTESによってリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2017年リリースの『UNOFFICIAL』(アンオフィシャル)に収められております。
『5150』はCDシングルのリリースに先立ち、レーベルの公式チャンネルでMVが公開されました。公開されたMVは、2021年5月現在、400万回を超える再生回数を記録しております。
ちなみに、タイトルの『5150』は米国警察の隠語であり、「犯罪を犯す可能性のある危険人物」を意味するそうです。この時期、フロントマンの山中拓也さんは楽曲制作に悩み、精神的に追い詰められていたそうです(Fanplus Musicより引用)。
『5150』は、アップテンポのロックナンバーです。頭サビでメロが始まります。イントロのギターフレーズなどが印象的です。歌メロについては、サビAメロ2番のBメロといった形で作られており、シンプルです。全体としてサビメロと間奏の割合が多いため、演奏時間としては4分程度になっております。
『5150』の音域的な特徴についてです。この楽曲は、上述のようにmid2E~hiA辺りの中高音域が頻出します。①一般的な男性の音域よりもやや高め、②音域自体が狭く、中高音帯が頻出、という特徴を備えているため、持久力が要求される作品となっております。レンジ的には女性でも歌いやすいかもです。男性の場合は、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
最後に『5150』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiAはサビを中心に登場します。hiAは一般的な男性の音域よりもやや高めといったところです。ただ、同曲は、全体でhiAが20回近く登場します。よって、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。目安として、原曲キーから2つ程度下げてみてください(♭2)。
『5150』は音域自体は広くなく、キー調整はしやすいです。キー調整に抵抗が無ければ、歌い慣れてない人向けの調整も可能だと思います。ただ、ボーカル山中さんのような表現をするためには、やはり歌い慣れておく必要はあります。その辺りは留意しておいてください。
『5150』はmid2E~hiAのレンジが曲全体で頻出します。よって、原曲キーで歌唱する場合は、高音域を歌いこなす力と共に、持久力も必要になります。間奏が比較的長めに取られるため、休息できるポイントもありますが、原キーでは高音が得意な歌い慣れた人向けの楽曲になると思います。
当ブログで過去に取り上げたオーラルの作品『BLACK MEMORY』(過去記事)、『『狂乱 Hey Kids!!』』(過去記事)と比較すると、『5150』はhiA以上が地声で登場する割合が高いです。これら3曲はどれもスタミナが要求される作品です。ボーカルの山中さんは男性性の強い声質ではありますが、レンジ的には女性の方が歌いやすいかもです。男女問わず、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
まず、『5150』(ファイブワンファイブオー)についてです。この楽曲は、2016年に4人組ロックバンドTHE ORAL CIGARETTESによってリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2017年リリースの『UNOFFICIAL』(アンオフィシャル)に収められております。
『5150』はCDシングルのリリースに先立ち、レーベルの公式チャンネルでMVが公開されました。公開されたMVは、2021年5月現在、400万回を超える再生回数を記録しております。
ちなみに、タイトルの『5150』は米国警察の隠語であり、「犯罪を犯す可能性のある危険人物」を意味するそうです。この時期、フロントマンの山中拓也さんは楽曲制作に悩み、精神的に追い詰められていたそうです(Fanplus Musicより引用)。
『5150』は、アップテンポのロックナンバーです。頭サビでメロが始まります。イントロのギターフレーズなどが印象的です。歌メロについては、サビAメロ2番のBメロといった形で作られており、シンプルです。全体としてサビメロと間奏の割合が多いため、演奏時間としては4分程度になっております。
『5150』の音域的な特徴についてです。この楽曲は、上述のようにmid2E~hiA辺りの中高音域が頻出します。①一般的な男性の音域よりもやや高め、②音域自体が狭く、中高音帯が頻出、という特徴を備えているため、持久力が要求される作品となっております。レンジ的には女性でも歌いやすいかもです。男性の場合は、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
最後に『5150』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiAはサビを中心に登場します。hiAは一般的な男性の音域よりもやや高めといったところです。ただ、同曲は、全体でhiAが20回近く登場します。よって、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。目安として、原曲キーから2つ程度下げてみてください(♭2)。
『5150』は音域自体は広くなく、キー調整はしやすいです。キー調整に抵抗が無ければ、歌い慣れてない人向けの調整も可能だと思います。ただ、ボーカル山中さんのような表現をするためには、やはり歌い慣れておく必要はあります。その辺りは留意しておいてください。
『5150』はmid2E~hiAのレンジが曲全体で頻出します。よって、原曲キーで歌唱する場合は、高音域を歌いこなす力と共に、持久力も必要になります。間奏が比較的長めに取られるため、休息できるポイントもありますが、原キーでは高音が得意な歌い慣れた人向けの楽曲になると思います。
当ブログで過去に取り上げたオーラルの作品『BLACK MEMORY』(過去記事)、『『狂乱 Hey Kids!!』』(過去記事)と比較すると、『5150』はhiA以上が地声で登場する割合が高いです。これら3曲はどれもスタミナが要求される作品です。ボーカルの山中さんは男性性の強い声質ではありますが、レンジ的には女性の方が歌いやすいかもです。男女問わず、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
mid2E~hiAがかなり多いですねー、こういうの見るとORALは低いという先入観が変わります、最低音も高いし、レンジ的にはジャンヌとかに近いですね。(声質が違うので聞こえが全然違っていました)
自分はこの曲の音程が何故か取りにくかったのでこの記事を参考にさせていただきます。
mid2Eではなく、mid2Fでした
過去に取り上げた人気曲2曲は、hiA以上がそこまで多く登場しないので、
なんとなくそんなイメージなのかもです。
曲全体を細かく見ていくと、中高音域が相当多いので
想像よりずっと難しいんですよね。
最高音と最低音だけだと、『スタミナが必要』みたいなのが分かりにくいですよね。
声質の問題が大きそうですね、声質だけ聞くとmid1C~mid2Gくらいのイメージ。名前を上げたジャンヌなんかはこの曲と使っている音域が変わらないけどハイトーンのイメージです。
A#4のとこA#5になってます!
オーラルは記事にもありますが中音域多いですね。練習には最適かもですね
ご指摘ありがとうございます。
修正しました。
このキーが合いやすい人には練習に使えると思います。
やまさんのレンジだと合うと思います。
yasuさんとかよりもずっと低く聴こえるんですよね。
自分の感覚だと、オーラルはSUPER BEAVER位だと思ってたら、全然違いますもんね。
ジャンヌとかは逆にもっと高いイメージなんだけど、調べてみるとhiAくらいですよね。
声質の影響って凄くありますよね。