なお、『Happy Birthday』はアルバム曲ということもあり、アーティストおよびレーベルの公式チャンネルではミュージックビデオや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても、動画の添付は致しません。
『Happy Birthday』(B’z)
【地声最低音】mid1G(G3)
★そm1G{ら]m2A[も]ようなんm2E[て] 気G[に][も]ならな[い]【Aメロ】
★m1G[ラ]m2A[ラ]ラG[ラ]A[ラ]m2E[ラ]ラ【Cメロ】
【地声最高音】hiF(F5) ※曲全体で1回
★(m2F–F#–G–G#[今日[は[サイ[コー]) hiF[サイ]hiC#[コー]【ラストサビ】
※歌詞ではカッコつきの部分ですので、カラオケでは最高音に含まれていないこともあります。
【補足】mid2F~hiDを含むフレーズ一覧
☆m2G[願]hiA[い]をこめて [その]A[火]を吹き消してごら[ん]よ【Bメロ】
★Birthday オメデトウ Happy Birthday hiD[To Y]ou【ラストサビ[転調前]】
★Happy Birth[day]m2F Happy m2G#-F[Birth][day]【ラストサビ[転調+1]】
★m2F#–m2F[Hap]py] Birthday F–F#–m2G–m2G#[ア[リ[ガ[トウ]
★m2F#[Happy] m2F[Birth]day To You
★Hap[py]m2F m2G#–hiC#[Birth][day]【ラスト】
まず、『Happy Birthday』(ハッピー・バースデー)についてです。この楽曲は、2006年に2人組ユニットB’zによりリリースされたアルバム『MONSTER』に収録されております。同アルバムには、『OCEAN』や『衝動』、『ゆるぎないものひとつ』といったシングル曲が収められております。いずれもアニメ(名探偵コナン)やドラマの主題歌となっており、大きなヒットを記録しました。アルバム『MONSTER』も50万枚を超えるヒットを記録し、ダブルプラチナ認定されております。
さて、『Happy Birthday』はミドルテンポの軽快なバンドナンバーです。B’zは前作『THE CIRCLE』、前々作『BIG MACHINE』ではロック色の強いアルバムとなっておりました。その反動もあってか、『MONSTER』ではポップめの作品や、打ち込み、ブルース系といった多様な楽曲が収められました。
そうしたアルバムの傾向を反映して、『Happy Birthday』はアコースティックギターが用いられるなど、全体としてポップ感がある作品となっております。歌メロの全体的にメロディアスであり、また、ラストサビでは転調が行われキーが1つ上がります(#1)。カラオケなどでも歌いやすい作品なのではないかと思います。
ちなみに、この『Happy Birthday』はもともと2005年あたりからライブで披露されていたようで、ライブでセッションを重ねながら、現在の形に近づいていったそうです。
『Happy Birthday』の音域的な特徴についてです。同曲は、原曲に忠実に歌うと、地声最高音hiFなどが登場するなど、男性としては相当高い部分があります。ただ、hiC#~hiFが登場する場面は、私なりのイメージとしては必ずしも必要という場面ではなく、hiA辺りがしっかり歌える人であれば、ある程度の完成度まで達することが可能であり、チャレンジしやすい楽曲なのではないかと思います。また、女性なども原曲キーで歌唱可能です(少しキーを上げた方がより歌いやすいかもですが)。
最後に『Happy Birthday』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです(ただし、超高音を避けてもよい)。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Gについては、Aメロ、Cメロ等で登場します。この辺りは男性であれば比較的発声しやすいと思います。また、女性なども歌唱可能であります。高音域が得意な女性は、若干低音が歌いにくいかもしれませんが、一般的な女性の場合は、原曲キーなどでもチャレンジできると思います。
反面、「地声最低音mid1Gの男性曲」は高い確率で「一般的な男性にとって、高音域が高い曲」となります。そのため、『Happy Birthday』についても一般的な男性曲としてはやはり高めになります。ただ、後述しますが、細かい部分にこだわらなければ、B’zの作品としては比較的アプローチしやすい作品でもあります。
次に、地声最高音hiFについては、ラストサビで1回だけ登場します(【(m2F–F#–G–G#[今日[は[サイ[コー]) hiF[サイ]hiC#[コー]】の部分)。歌詞カードなどではカッコ付けしてあります。おそらく副旋律、もしくはフェイクといった位置づけになりますので、カラオケなどでは地声最高音には含まれてない部分かもしれません。
そのため、こだわりがなければ、無理して原曲通りにhiFを歌う必要はないとも思います。今回の『Happy Birthday』でhiC#~hiFが登場する場面(全体で3か所)は、避けたとしても大きな影響は出にくいのではないかと私個人としては判断しました。よって、高音域が得意でない場合は避けてもよいと思います。
『Happy Birthday』は低音部分に余裕があり、キー調整はしやすいです。先にも述べたように、hiC#~hiFの部分を避けるとすれば、歌い慣れていない人向けの調整も可能です。大きなキー調整は必要ですが、練習曲としては比較的使いやすいのではないかと私は判断しました。キー調整に抵抗がないのであれば、男性でもお奨めしやすいです。
『Happy Birthday』を原曲キーで歌唱する場合、原曲に厳密に歌唱するのであれば、hiC#~hiFといった高音域が3回程度登場します。その点では難しい作品であります。一方で、全体的にみると、mid2F~hiA辺りが安定して歌いこなせる力があれば、高い完成度に到達できるのではないかと思います。よって、一つの目安ですが、mid2E~hiA辺りをしっかり歌いこなせる力が求められます。
よって、hiAなどがしっかり歌える方などであれば、合いやすいのではないかと思います。また、低音域があまり登場しないので、女性なども原曲キーで歌唱することが可能です。
B’zの作品は全体でみると難易度が高いものが多く、カラオケなどでは歌いこなすのが難しいです。ただ、この『Happy Birthday』は細かい部分にこだわらなければ、B’zの作品群の中でもアプローチしやすいです(キー調整もしやすい)。男女問わず、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
髭男のAnarchyお願いします!
mvもリリースもされたということで!
コメントありがとうございます。
他の方からもリクエストがありました。
先に別の曲が上がるかもしれませんが、
なるべく早く記事に出来るように努めます。
初めまして。あまりリクエストの多い曲では無いかもしれませんが、余裕があればB’z/IN THE 収録の『快楽の部屋』の調査をお願いします。
確認できるようでしたら、LIVE RIPPERでのアレンジの
『Time of my life』という部分のシャウト『life』の部分の音程が知りたいです。(cd音源の上パートとおなじ音程かも知れません。)
リストアップしておきます。
ライブアレンジについては確認可能であれば
参照します。
B’zは他にリクエストが来てるので、
その後になりますが、なるべく早く記事に出来るように努めます。