なお、『ハイエナ』はアルバム曲ということもあり、アーティストやレーベルの公式チャンネルなどでミュージックビデオや音源が公開されておりません。ただ、ボーカルのHiroさんが1発撮りで披露されたバージョンがTHE FIRST TAKEのチャンネルで公開されております。よって、当ブログでは、その動画を添付いたします。
『ハイエナ』(MY FIRST STORY)、Hyena(MY FIRST STORY)
【地声最低音】mid1F(F3)
★噛み付いて邪魔をしてエゴを押し付m1G–m1F[けてい[る]だけ【Aメロ】
★いm1G[や]い[や[ぁ]m1F 悪いのは誰だ?
【地声最高音】hiD(D5) ※ラストサビ5回程度
★ぼhiA[く]hiB–hiC–hiD[は[よ[わ][いね]よD[わ][いね]【ラストサビ[転調+2]】
★よhiD–hiA[わ]くて]hiB–hiC[見[えっ]張][り]だね
※上記以外でhiCを含むフレーズが15回前後登場します。
【裏声最高音】hiC(C5) ※ラストサビで登場
★僕hiA–hiA#–hiC裏[は[よ[わ]いねよC裏[わ]いね【ラストサビ[転調前]】
【補足】hiA~hiCを含むフレーズ一覧
★m2F[ひ]び割れ[た し]あわせ[な]時を過ごすm1G[ほど]【Aメロ】
★(I’m sick of it飢えている)哀しいハイm2F–m2G–hiA[エ[ナ[み][た]い[だ]
★足hiC–hiA–m2G[掻]いて 泣]いて 抱] いて血に[ま]みれ【Bメロ】
★(幸せになれない叶わない) m2F[だ]から逃[げ]m2G–hiA[出[す]の]
★僕hiA–hiA#–hiC[は[よ[わ]いねよC[わ]いね【通常サビ】
★hiA–m2G–m2F[い][ま]まで ぼ]く[は]ひ[と]り[だ]と[お]も[い]つ[づ]G[けて]【Cメロ】
★m2G–hiA–hiA#[ず[っ[と]生]き]て[き]たけど
★hiC[こ]m2G[の]想い[が] き-[みhiA#-A[に]と][ど]くの[なら]
★hiB[き]みとずっと一緒にいたhiA[いと] 心hiA[から今そ]う思うhiB[から]【ラストサビ[転調+2]】
★hiB–hiC[こん[な]ぼ]く]hiAでもA–B–C[そ[ば[に]居]さ]せ[て]ずっ[と]ぉ
まず、『ハイエナ』についてです。この楽曲は、2020年に4人組ロックバンドMY FIRST STORYによりリリースされたアルバム『V』(ファイブ)に収められております。同アルバムには、『1,000,000 TIMES』(過去記事)、『無告』(過去記事)といったシングルが収められており、当ブログでも記事にしました。私自身は、アルバムのリード曲である『アンダーグラウンド』(過去記事)という作品も印象に残っております。
さて、『ハイエナ』はアルバムの中でもしっとりしたアレンジのバンド曲です。バンド曲ですが、私自身はボーカルの良さが活きやすい作品だとも感じました。そうしたこともあってか、一発撮りのパフォーマンスTHE FIRST TAKEでボーカルのHiroさんが歌唱されております。
ちなみに、THE FIRST TAKEでの動画はコロナ禍ということもあり、アーティストの自宅やプライベートスタジオから届ける「THE HOME TAKE」というコンセプトで制作されております。そのため、バンドのアレンジよりも一層しっとりしたアレンジとなっております。
『ハイエナ』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性としてはかなり高いレンジで歌メロが作られております。通常のサビではhiCが登場し、転調してキーが2つ上がるラストサビではhiDが最高音として登場します。そのため、一般的な男性の場合は、キーを下げた方が歌いやすいです。
『ハイエナ』は音域的には女性の声域と近似します。そのため、一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱してもよいのではないかと思います。
最後に『ハイエナ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1FはAメロで登場します。この辺りは一般的な男性の音域の範囲内です。一方、女性にとっては結構低い音階になります。そのため、高音域が非常に得意な女性はキーを上げてもよいと思います。ただ、同曲はどちらかといえば女性曲のレンジに近いですので、一般的な女性が原曲キーでも歌唱できる音域といえます。
次に、地声最高音hiDについてはラストサビで登場します。登場回数は5回程度です。同曲のラストサビは転調し、キーが2つ上がります(#2)。そのため、通常のサビではhiCが最高音となります(曲全体で15回程度)。このhiDやhiCは男性曲としてはかなり高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
『ハイエナ』は低音域に余地があり、キー下げなどはしやすいです。ただ、元々もキーが非常に高いため、一般的な男性が歌唱するには大きなキー調整が必要になります。そのため、キー調整をしても、歌いにくく感じられる方も居られるかもしれません。キー調整をするにしても、ある程度高音域が得意な歌い慣れた人向けと私は分析しました。
『ハイエナ』を原曲キーで歌唱する場合、hiC,hiDといった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。そのため、「高音域が非常に得意な男性」向けの楽曲と言えます。また、先述のように、一般的な女性も原曲キー辺りが合いやすいと思います。
『ハイエナ』はスローナンバーであり、ボーカルの良さが活きやすい作品です。歌いこなすのは大変かもしれませんが、カラオケなどでも映えやすいのはないかと強く感じました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
これ自分のリクエストでしたっけ?記憶が曖昧です
ラスサビで2も上がると体力的にきつくなりますね
私はぴたっくまさん以外のリクエストだと思ったのですが
過去のコメントを検索してみると、ぴたっくまさんがリクエストされてますね。
そうですね。通常サビでhiCが繰り返し登場するのも
一般的にはかなりしんどいはずなのですが、
そこからさらに転調しますからね。
私自身は、マイファスは取り上げる度に「一般女性が原キー可能」と
コメント入れてる気がしますw
調査お疲れ様です!
マイファスも高いですね!
歌える気が全くしません。声帯どうなってるんですかね
UVERworldで次に取り上げる楽曲って何を予定してます?だいぶ前の記事で確かGOLDやシリウスが早めにリクエストされていたような気がします。
たまたま今日あたり調査しようと考えていたのです。
予定曲はD-tecnoLifeですが、2曲のどちらかに切り替えても良いです。
(追記)
UVERworldはかなり古くからKINJITO、Make it Driveなどもリクエストされていて
KINJITOは一度調査を挫折してるのです。
リクエスト曲自体も相当多いので、
もうどこから手を付けるべきかという感じになってますね。
以前に自選曲は歌いやすい曲を選曲していると仰ってましたが、ウーバーにリクエストが多い(他だとワンオクやミセスも多分多いですよね?)あたりが、読者は高音曲、難曲を見たいと思ってる人が多いのを感じます、しかし調査も難しそうなのでそこはジレンマになりそうですね。(歌が苦手な人だと逆にキーの低い曲をリクエストするのかもしれません)
UVERの記事にリクエストが多いのは
「音域調査がしにくい」というのが一因かもしれません。
バンドとして人気が高く、カラオケ需要もあるのだけど、
音域調査に手間がかかる。
故に、詳細に取り上げているサイトが少なく、
また、低音域などの分析もバラバラです。
需要と供給のバランスがズレてますね。