こんにちは。今回はB'zの『ultra soul』(2002)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。

 なお、B'zの楽曲は公式チャンネルなどでフル公開されていませんので、当ブログにおいても一部公開の動画を添付します。ご了承ください。


『ultra soul』(B'z)


【地声最低音】mid1F#(F#3)  

★どれだけ[がん]ばりゃいい誰かのためなの?★
[け]つまつばmid2F#[か]りに[気]を取られ

【地声最高音】hiC#(C#5)  

★そしmid2G#[て][く]ウルト[ラ]hiC#[ソウル](サビ)



【補足】mid2G#hiB辺りの注意箇所

m2G#[ゆ]めじゃないあれもこれ[も](サビ)
そ]hiA[の]hiB[手][で][ド]アを開けましょう
[しゅ]くふくが欲しいのhiB[な][ら]
★いつでもあなたをhiA[見]m2G#[てるI] [can] [tell](Bメロ)


『ultra soul』(B'z)

 まず、『ultra soul』についてです。この楽曲は2002年に2人組ロックグループのB'zによりリリースされたシングル作品です。その後、アルバム『GREEN』にもバージョン違いが収録されました。
 『ultra soul』は世界水泳のテーマソングとしてのタイアップが付きました。その後、水泳などを中心にさまざまな場面で楽曲が使用され、時間をかけてB'zの代表曲の一つになっていった印象があります。

 『ultra soul』のサウンドについてですが、打ち込みを使用したB'zの作品群でもポップよりのアレンジであります。いわゆる四つ打ち」のビートが刻まれております。メロディー自体はややゆったり気味なのですが、そうしたややダンスミュージックの要素が楽曲のノリの良さに繋がっております。ちなみに初期のB'zはディスコ調やダンスミュージックのアレンジがされた楽曲も多いです。

 歌詞についてです。水泳のタイアップが付いたということもあり、孤独の戦い、絶え間ない努力、勝負への恐怖などに打ち勝つメッセージが歌われています。水泳のみならず、他のスポーツなどでも当てはまるような前向きな曲なのではないでしょうか。
 歌詞の肝としては、やはり「ウルトラソウル」というフレーズだと思います。意味としては極限の魂といったところですが、そうした和訳が野暮だと思えるほどに、ニュアンスとして伝わると思います。まさに「リズムは意味を超える」といった格言を体現したようなフレーズです。




 さて、『ultra soul』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3) ~【地声最高音】hiC#(C#5)でメロディーが構成されています。 一般的な男性の音域よりも高いです。

 まず、地声最高音のhiC#は「ウルト[ラ]hiC#[ソウル]」の決めフレーズの場面で登場します。この場面で裏声を使うと力強さがなくなり、原曲のニュアンスが壊れてしまいます。原曲キーで地声の発声が難しい場合はキーを下げる方が良いと思います。どれくらいキーを下げるかですが、この「ウルトラソウル!」を力強く発声できるか否かを基準に上下させると良いと思います。一つの基準として、原曲キーより4つ低いhiA辺りを目安にしてみると良いかもしれません。B'zの楽曲の中では難しい部類の曲ではないと思いますが、それでも原曲キー歌うのは大変です。
 
 B'zのボーカルの稲葉浩志さんはパワフルな声が印象的です。歌う際やキーを調整する際は、そうしたボーカルの力強さを意識してください。また、B'zの楽曲は普段歌いなれていない人が歌いこなすのはきわめて難しいです。その点は留意しておいて下さい。

 一方で、B'zの初期の作品の中には、ポップで音域もそこまで高くない楽曲もあります。「B'zを歌いたい」と考えている人は、1990年代半ば頃までの初期のヒット曲から手を付けてみるのが良いと思います。たとえば、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」あたりが一つの代表例です。

 当然、そうした初期の楽曲を歌うにしても、ある程度歌いなれていることが必須です。目安としては、hiA程度の音階が歌いこなせればメドが付くと思います(それでも一般的な男性の音域よりは高いです)。目安としてback numberやMr.Childrenといったミュージシャンの楽曲が歌える人は選択肢に入ってくると思います。