こんにちは。今回はOfficial髭男dismの『I LOVE...』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲になります。

 なお、今回の『I LOVE...』はCDシングルでのリリースが2020年2月12日ということもあり、現状カラオケなどでは配信されていないようです。その点については留意しておいてください。


『I LOVE...』(Official髭男dism)


【地声最低音】mid1E(E3)  

m1E[君が]入ってから 変わり果m2F#[て]たF#[世]界は
★m2F#[I] Love なんて 言いかけてはm1E[やめ]


【地声最高音】hiD(D5)  ※ラストサビ前で1回

hiA[み]hiB[と]hiC[め]hiD[合]C[えた]B{なら]

※ここ以外ではhiC#が多く登場します。【補足】参照。

【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビと2番

★こhiB[ん]hiC#裏[な]に鮮B[や]C#[か]なしきB[さ]hiC#[いに]
★うm2G#[つ]hiA[く]hiB[し]hiC#裏[す]ぎて(2番)




【補足】mid2G#(一部略)hiC#の注意箇所

★いm2G#[つ]も卒なくこなした日々の真ん中
★高まるhiB[愛]hiA[の][か] 変わる心A[情]m2G#[の]

★燦然と輝くm2G#[すが]hiA#[たは]
★絵の具hiB裏[み]hiA[た]いな イhiC#地[レ]hiB[ギュラー]
hiA[独]m2G#[り]A[じゃ]hiB[な][に][とつ]気付けなA[かっ]G#[た]だろう
★普通の事だhiA[と] とぼける君に言いかけhiA{た] 
m2G#[I] hiA[Love] そのG#[つ]A[づきを 贈]G#[ら]A[せて]

hiC裏[目]hiB[が]hiA[く]B[ら]んでしA[まう]
★I Love m2G#[Your] hiA[Love]hiB[ど]A[いて]

★喜びhiA[も]悲しみ[も]句読点hiC#地[の]hiB[な]A[い]B[もい]A[も]
★完m2G#[全]hiA[に]分かちA[合]うより 
hiA[曖]hiB[昧]hiC#地[に]悩みA[な]がらG#[も]

hiA[重]m2G#[な]A[る愛]G#[の]

『I LOVE...』(Official髭男dism)









 まず、『I LOVE...』についてです。この楽曲は、2020年に4人組バンドOfficial髭男dismによりリリースされたシングル作品です。現在(2020年1月17日)は配信のみのリリースですが、2月12日にCDシングルのリリースが予定されています。『I LOVE...』は、円城寺マキさんの漫画原作によるTVドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌として書き下ろされた作品です。
 
 『I LOVE...』はヒゲダンらしい爽やかなラブソングです。インディーズ時代のポップなヒゲダンの要素と、ファンクなどの要素を強めた近作とが融合されたような作品です。個人的には、1980年代に隆盛したシティポップのようなニュアンスも感じます。シティポップは最近の一つの流行にもなっています。
 歌メロディーに関しては、AメロBメロサビをベースにしてあるのですが、やや複雑であり、構造が少し分かりにくいかもしれません。カラオケなどではしっかり歌詞とメロディーを覚えておく必要があると思います。

 『I LOVE...』の音域的な特徴についてです。男性にとっては非常に高い音域で歌唱されています。恐らく、ほとんどの男性はキーを下げて歌唱した方が歌いやすいのではないかと思います。



 さて、『I LOVE...』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べて、非常に高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDについてはラストのサビ直前に1回だけ登場します【hiA[み]hiB[と]hiC[め]hiD[合]C[えた]B{なら]】。楽曲の見どころの一つでもあります。また、要所要所でhiC#という音階が登場します。【イhiC#地[レ]hiB[ギュラー]】というフレーズが印象的です。楽曲の美味しい部分で高いキーが登場する形です。

 これらは一般的な男性に比べて、キーが非常に高いです。よって、キーを下げるのがオーソドックスな方法になるのではないかと思います。原曲キーから5つ程度下げると、楽曲全体で多く登場するhiC#がmid2G#辺りに設定されます。この辺りが一つの目安になるのではないかと思います。

 『I LOVE...』は音域が広いですが、低音部分に少し余裕があります。よって、ある程度キーを調整することは可能です。ある程度歌い慣れた人であれば、キーを調整してチャレンジすることも可能なのではないかと思います。
 一方で、普段歌い慣れていない人が練習できるほどの余地はあまりありません。楽曲の難易度も高いですので、普段歌い慣れていない人は別の曲で歌い慣れた上でチャレンジしてください。

 『I LOVE...』は音域的には女性の声域に近いです。例えば、『I LOVE...』は、以前当ブログで取り上げたあいみょんさんの空の青さを知る人よ(地声最低音mid1E~地声最高音hiD)と音域的には一致します(男性の曲と女性の曲が同じ音域の場合、大体女性の曲の方が難しいです)。よって、女性の方が原曲に近いキーで歌唱しやすいかもしれません。音域的には広いですが、歌詞内容的にも性差を問わないものであると思いますので、女性にもお奨めしたい楽曲です。ただし、キーの高さなどを考えると、やはり歌い慣れておく必要があると思います。