(2020/02/29)MVがフル公開されましたので添付しました。aikoさんは取り上げたい楽曲が多くありますので今後、投稿が増やしていきたいです。
こんにちは。今回はaikoさんの『カブトムシ』(1999)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。
aikoさんについては、当ブログでは以前に『飛行機』をとりあげました。興味を持たれた方はそちらもどうぞ。
『カブトムシ』(aiko)、Kabutomushi
【地声最低音】mid1G#(G#3)
★そう言[わ]れてもあたしは弱い(Aメロ)
★さ[そ]われたあたしはhiC[か]hiA#[ぶと]むし(サビ)
【地声最高音】hiC(C5)
★指先は凍hiC[え]hiA#[る]程冷たい(Aメロ)
★hiC[あ]まいに[お]いに(サビ)
★さ[そ]われたあたしはhiC[か][ぶと]むし
【裏声最高音】hiF(F5)
★hiC[しょ]hiA[う][が]hiF裏[い]hiA#[わ]す[れ]hiD#裏[る][こと]はないでしょう(サビ)
【補足】
★少し背の高hiA#[い あな]hiB[たの耳]に寄せたおでこ
まず、『カブトムシ』についてです。この楽曲は1999年にシンガーソングライターのaikoさんによりリリースしたシングル作品です。長いキャリアの中で数多くの名曲を生んできたaikoさんですが、『カブトムシ』は代表的な楽曲の一つとして列挙されることが多いと思います。編曲はaikoさんの作品を多く担当されている島田昌典さんにより行われています。
2017年に、午後の紅茶のCM曲として、女優の上白石萌歌さんがこの楽曲をカバーし、話題にもなりました。
aikoさんの作曲は半音を多く使用した(半音の上下をともなう)メロディーラインが特徴の一つだと言われています。この『カブトムシ』でもそうした特徴が非常に表れています。サビの箇所でいえば、「少し背の高hiA#[い あな]hiB[たの耳]に」のhiA#,hiBの箇所です。具体的には表記していませんが、「少し背の高」の部分もmid2G,mid2G#です。また、aikoさんは音楽理論的にはあまり見られないような型にはまらないメロディーやコード進行を行っていると言われます。その点についても言及したいのですが、私自身の知識が著しく不足しておりますので割愛します。そうしたことを私自身も具体的に言葉に出来るようになりたいものです。
コメント
解説参考になります。hiFなんて夢のまた夢と思っていました。ロビンソンのhiCもかなり難儀、3年根気よくやるととどく可能性を感じます。元々声は高め64男です。
コメントありがとうございます。
『カブトムシ』は、男性としてはかなり高いですので、歌えると映えると思います。
場合によっては裏声の割合を増やしてもいいかもしれません。
応援してます。
秦基博さんの曲などで非常に助かっています。
おかげで、自分の音域のどこが苦手かを知ることができ、質の良い練習ができています。
リクエストで、aikoさんの「えりあし」、「KissHug」の音域調査よろしくお願いしますm(_ _)m
リストアップしておきます。
いずれも好きな曲です。