こんにちは。今回はズーカラデルの『アニー』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『アニー』(ズーカラデル)Annie(Zoo Karaderu)
『アニー』(ズーカラデル)









【地声最低音】mid1A(A2)  ※Aメロで登場

★進めスカート  その両足で 悲しみのまm1B[ち]m1A[を]行け(Aメロ)


【地声最高音】hiA(A4)  ※各サビで6回ずつ

★全然 美しhiA[く]m2G[な]m2F#[い]けF#[ど](サビ)
★YOU AND I  m2F#[ど]m2G[ろ]hiA[だ]F#[ら]けの 
★僕m2G[らの]hiA[世]m2F#[界]を歌F#[え] G[何][度も]


【補足】mid2Emid2G辺りの注意点

★涙も乾きはじm2F#[め]m2E[た!](サビ前)

★ねぇ 素晴らm2F#[し]m2G[く]F#[ない]G[ど](サビ)


 まず、ズーカラデルについて少し説明します。ズーカラデルは2015年に北海道で結成された スリーピースバンドです。元々は、フロントマンの吉田崇展(よしだ たかのぶ)さんが弾き語りを主体として活動を行っていたのですが、そこにバンドが加わりました。そうした経緯もあってか、バンド曲でありながら、メロディーと歌詞に非常に魅力があるバンドです。
 ズーカラデルは、2017年にリリースされたミニアルバム『リブ・フォーエバー』が高い評価を得るなどし、その頃から少しずつ知られるようになりました。最近は、2017年にリリースされた楽曲『夢の恋人』がTik Tok経由でヒットする等、音楽ファン以外にも知名度が広がるようになりつつあります。今年9月にはメジャーデビューを果たすなど、今後の活躍が益々期待されるバンドです。

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 さて、『アニー』についてです。この楽曲は、2017年にズーカラデルによりリリースされたアルバム『リブ・フォーエバー』に収録されております。この楽曲をきっかけに音楽ファンの間でバンドが知られるようになりました。リリース後に公開されたMVは、2020年10月現在、200万回をこえており、『夢の恋人』とともに、人気の高い楽曲の1つであります。

 『アニー』はアップテンポのロックナンバーです。ボーカルの低音域の声のニュアンスは、どことなくくるりの岸田繁さんを思わせ、暖かいです。歌メロが非常に親しみやすく、歌詞も良いので、私自身、カラオケのレパートリーに加えたいと強く感じました。音域については、サビでhiAが複数回登場し、一般的な男性の音域としては高めであります。




 さて、『アニー』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAはサビで頻出します。各サビで6回ずつ登場するので、回数としては多めです。よって、一般的な男性の場合、少しキーを下げた方が歌いやすいです。原曲キーから2つ程度を目安に下げてみてください(歌い慣れた男性向け)。

 『アニー』は親しみやすいメロディーなのですが、音域自体は広めの作品であり、キー調整の余地は少ないです。よって、キー調整としては「歌い慣れた人が自分の声域に合わせて調整する」といった形になるのではないかと思います。
 歌い慣れていない人の場合は、キー調整が難しい作品だと思います。ただ、同曲はサビが非常に心地よいですので、サビを歌いやすいようにキー調整して、Aメロ部分は捨てるというのも選択肢かもしれません。ただ、やはり「1曲を通しての練習曲」には向きにくいという点は留意しておいてください。

 私個人としては、先にも述べましたが、この楽曲は非常に耳に残りました。音域的にも自分には合いやすいですので、レパートリーに加えたいと考えております。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。