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『One Last Kiss』(宇多田ヒカル)の音域 / 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』主題歌

こんにちは。今回は宇多田ヒカルさんの『One Last Kiss』(2021)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲となります。
 なお、当ブログで宇多田ヒカルさんの楽曲を取り上げるのは、『二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎』(過去記事)以来、今回が2回目となります。


『One Last Kiss』(宇多田ヒカル)、One Last Kiss(Hikaru Utada)
『One Last Kiss』(宇多田ヒカル)の音域








【地声最低音】mid1G(G3) 

★年をとっても m1G#[わ]すれれない人【ラストサビ直前】

このフレーズ以外ではmid2Bが頻出

【地声最高音】mid2G#(G#4)  

m2G#[初めての]ルーブルは G#[なんてこと]はなかったわ【Aメロ】

※頻出です

【裏声最高音】hiD#(D#5) 

m2G#[もう][っ]hiD#[ぱい]G#[あ]るけG#[ど]【Bメロ】 
★もうhiD#裏[ひ]hiC#[と]hiB[つ増]D#[や]C#[し]B[ま][しょう]
m2G#[Oh oh oh] B[oh] C#[oh]G#[Oh oh oh] hiD#[oh] C#[oh] B[oh]【サビ】

※同じようなメロが連続しますので、曲全体で登場回数は多い


 まず、宇多田ヒカル(うただひかる)さんについて簡単に説明します。宇多田ヒカルさんは、1998年にデビューした女性シンガーソングライターです。ジャンルとしては、R&B、エレクトロニカ、ダンスミュージック、ソウル、ジャズなどに分類されます。
 宇多田さんは、当時15歳でデビューし、デビュー曲の『Automatic/time will tell』がダブルミリオンヒットを記録、アルバム『First Love』は765万枚の記録し、日本のアルバム歴代セールスの1位を記録しております。宇多田さんのデビューした1990年代末頃は、R&Bが大きく隆盛した年でもあり、宇多田さんの記録的なヒットは後世にも大きな影響を与えました。
 宇多田ヒカルさんのカラオケでの人気曲は、『First Love』、『Automatic』、『Beautiful World』などが挙げられます。ヒットの多いシンガーソングライターですので、先に列挙された作品以外にも知名度の高い作品が多いです。日本を代表する女性シンガーソングライターの1人であります。


 さて、『One Last Kiss』についてです。この楽曲は、2021年に女性シンガーソングライターの宇多田ヒカルさんによりリリースされたEP作品『One Last Kiss』に収録されております。
 同曲は、アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のために書き下ろされました。リリースされたEP作品には、エヴァンゲリオンの映画シリーズで宇多田さんが担当した主題歌『Beautiful World』、『桜流し』などの作品も収録されております。
 エヴァンゲリオンシリーズは1990年代に社会的なヒットを記録したアニメであります。こうしたこともあってか、主題歌『One Last Kiss』にも注目が集まり、宇多田さんのYouTube公式チャンネルで公開されたMVは3日間で500万回に迫る再生回数を記録しています。

 『One Last Kiss』はR&B、エレクトロニカなどを主体としたナンバーです。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られています。同じようなフレーズが繰り返されますので、上述のように音域表記する場面は少ないです。

 『One Last Kiss』の音域的な特徴についてです。宇多田さんの特徴でもありますが、裏声が多用されており、反面、地声最高音はmid2G#とそこまで高くありません。裏声最高音はhiD#であり、裏声としてはそこまで高くないです。一般的な女性の音域の範囲内といえますが、息遣いや裏声などの微妙な表現が難しく、テクニックが要求されると思います。 



 さて、『One Last Kiss』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。大よそ、一般的な女性の音域の範囲内であります。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#についてはAメロを中心に登場します。登場回数としては多いです。この辺りは、女性の音域の範囲内であり、比較的手を付けやすいです。このmid2G#辺りが裏声に近い発声がされている場面もありますので、声の高い人だと少し歌いにくくなるかもしれません。各々の状況に応じて、キーを調整してください。

 『One Last Kiss』は裏声が多用されております。Bメロサビでは宇多田さんの歌唱は切なさなどが強調されていますが、これには裏声が大きな役割を果たしております。楽曲の雰囲気などを考えても裏声が必須になります。宇多田さんのように高いレベルで歌いこなすのは大変ですが、メロディーをなぞるだけであれば、比較的手を付けやすいと思いますので、裏声の練習曲として使用してもよいかもしれません。

 『One Last Kiss』は上図に示すように、やや広めの音域になります。ただ、mid1G#の地声最低音が求められるのはごく一部で、基本はmid2B~hiD#で作られております。よって、キーの調整も見た目以上にしやすいのではないかと思います。
 ただ、同曲は、裏声の微妙な発声などが必要になり、原曲のニュアンスを表現するのは大変かもしれません。その分、表現について学びの多い楽曲といえるのではないかと思います。
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