『袖のキルト』(ずっと真夜中でいいのに。)、Sode no Kilt(Zutto Mayonaka de Iinoni.)
【地声最低音】mid2A(A3)
★気m2B[が]合うと思ってた m2F#[今日]でも B[気ま]m2A[ず]くなるんだな【Aメロ】
【地声最高音】hiF(F5) ※曲全体で3回
★いhiD#–hiC#[ま]は[ま]hiF地–hiF#裏[だ こ[の]ままで 【サビ】
【裏声最高音】hiF#(F#5) ※サビで登場
★きhiD#地–hiC#[み]が]hiA#[な]びく 僕hiF#裏–hiF[は]ぁ]願う【サビ】
【補足】hiB～hiD#を含むフレーズ一覧
★全部 hiA[逃げ出しちゃっても]hIB[いい][けど]【Aメロ】
★ぐhiD地–hiC#[た]い]hiB[て]きになると 話B[せ]ない【Bメロ】
★ただ続けhiB[た]かっ[た]hiC#地–hiD裏[だ[け]な]B[の]に。
☆hiA#–hiC#[なうたじゃ[な]く]ても
★そhiD#–hiC#[で]に[触]hiF[れる]D#[瞬]間の声【サビ】
★（不揃いのサビ） 繫ぐhiA#–hiC#[は[な]び
★言いたい言葉 走っhiA#[て] 叫びhiC#[たい]hiB–A#[気持]ちを]恥じらって
★うhiC#地–hiD#裏[た[う]の]hiA#[は] 僕C#[の]キルト
★茶化hiB[し]hiD–hiC#[な]が]B[ら] 見つめあいながら【2番Aメロ】
☆hiA#–hiC#[なうたじゃ[な]く]ても
★そhiD#–hiC#[で]に[触]hiF[れる]D#[瞬]間の声【サビ】
★（不揃いのサビ） 繫ぐhiA#–hiC#[は[な]び
★言いたい言葉 走っhiA#[て] 叫びhiC#[たい]hiB–A#[気持]ちを]恥じらって
★うhiC#地–hiD#裏[た[う]の]hiA#[は] 僕C#[の]キルト
★茶化hiB[し]hiD–hiC#[な]が]B[ら] 見つめあいながら【2番Aメロ】
★橙色の放課後 図書室hiD裏[のストー]hIC#–hiB[ブ]お[ん]
★だいじょhiB[ばhiD地–hiC#[ない]日][の] 待ち合わB[せ]場所
★たどりhiA#[着]いた あhiC#裏[まっ][た]袖を 引き止めてる【Cメロ】
★君といるhiA#[今日]が ずっと きhiC#[せ][き]C#–hiD#裏[み[たい]で][さ]けんだ
★（今はまだ この）hiA#–hiC#[ま[ま]で]ぇ【ラストサビ】
まず、『袖のキルト』（そでのキルト）についてです。この楽曲は、2022年に音楽ユニット・ずっと真夜中でいいのに。によりリリースされたミニアルバム『伸び仕草懲りて暇乞い』（のびしぐさこりていとまごい）に収められました。同アルバムには、当ブログでも取り上げた『あいつら全員同窓会』(過去記事)、『ばかじゃないのに』(過去記事)等が収録されております。また、チップチューンを持ちいた『猫リセット』なども私は耳に残りました。
その中で、『袖のキルト』はミニアルバム6曲中2曲目に収められております。アルバムの発売と同時期に、ミュージックビデオが公開されております。同曲は、森絵都さんの小説『カラフル』を原作としたAmazonのオリジナル映画『HOMESTAY (ホームステイ)』のために書き下ろされました。同ドラマには、アイドルなにわ男子の長尾謙杜さんが主演を務めております。
さて、『袖のキルト』はミドルテンポのポップナンバーです。ずとまよの1つの特徴にもなっておりますが、間奏のジャジーなピアノなども印象的です。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られておりますが、Bメロ⇒サビにかけて転調が行われております。そのため、慣れないと少し音程が取りにくいかもしれません。
★だいじょhiB[ばhiD地–hiC#[ない]日][の] 待ち合わB[せ]場所
★たどりhiA#[着]いた あhiC#裏[まっ][た]袖を 引き止めてる【Cメロ】
★君といるhiA#[今日]が ずっと きhiC#[せ][き]C#–hiD#裏[み[たい]で][さ]けんだ
★（今はまだ この）hiA#–hiC#[ま[ま]で]ぇ【ラストサビ】
まず、『袖のキルト』（そでのキルト）についてです。この楽曲は、2022年に音楽ユニット・ずっと真夜中でいいのに。によりリリースされたミニアルバム『伸び仕草懲りて暇乞い』（のびしぐさこりていとまごい）に収められました。同アルバムには、当ブログでも取り上げた『あいつら全員同窓会』(過去記事)、『ばかじゃないのに』(過去記事)等が収録されております。また、チップチューンを持ちいた『猫リセット』なども私は耳に残りました。
その中で、『袖のキルト』はミニアルバム6曲中2曲目に収められております。アルバムの発売と同時期に、ミュージックビデオが公開されております。同曲は、森絵都さんの小説『カラフル』を原作としたAmazonのオリジナル映画『HOMESTAY (ホームステイ)』のために書き下ろされました。同ドラマには、アイドルなにわ男子の長尾謙杜さんが主演を務めております。
さて、『袖のキルト』はミドルテンポのポップナンバーです。ずとまよの1つの特徴にもなっておりますが、間奏のジャジーなピアノなども印象的です。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られておりますが、Bメロ⇒サビにかけて転調が行われております。そのため、慣れないと少し音程が取りにくいかもしれません。
『袖のキルト』の音域的な特徴についてです。同曲は、地声でhiD#やhiFが登場する等、女性の音域としては高いです。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。今回は低音域に幾ばくかの余地がるため、キー下げなどは可能です。ただ、それを考慮しても歌い慣れた人向けの作品になるのではないかと私は分析しております。また、裏声の器用な使い分けも必須です。
最後に『袖のキルト』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)～【地声最高音】hiF(F5)、【裏声最高音】hiF#(F#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高いです（「かなり高い」に分類してもよいかも）。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiFはサビで登場します。各サビ1回ずつ、曲全体で3回程度です。このhiFは女性としてはかなり高いです。地声感のある発声が出来ることに越したことはないですが、登場回数が多くないですので、裏声などでhiFを歌うのもよいのではないかと思います。
ただ、このhiFを除いても、地声でhiDやhiD#といった音階が多く登場しますので、一般的な女性の音域としてはやはり高いといえます。通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2～3つ程度下げてみてください（カラオケでいうと♭２～３）。
『袖のキルト』は低音域に余裕があり、キー下げなどは可能です。ただ、元々の音域自体がかなり広いため、キー調整を考慮しても歌い慣れた人向けの楽曲と言えると思います。また、サビ等では裏声と地声の器用な使い分けが求められます。その点でも難しさがあります。
ちなみに、同曲を原曲キーで歌唱する場合は、やはり「高音域が得意な女性」が合いやすいと思います。ずとまよの多くの楽曲に言えますが、ボーカルのACAねさんは、最近の人気女性歌手の中でもかなり高く、音域も広いものが多いので、歌い慣れた高音域が得意な人向けの作品が非常に目立ちます。
『袖のキルト』はキー調整などを考慮しても、ある程度力量が求められる作品であります。ただ、歌詞などは非常に特徴的であり、私自身も耳に残ります。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。