同曲は、当ブログで取り上げる予定のリクエスト曲と関わりがあるため、事前に紹介しておきたいと思い、今回取り上げることにしました。また、アニソンの名曲としても知られ、カラオケにも向きやすいという点も要因にあります。
ちなみに、『けものフレンズ』のYouTube公式チャンネルでは、1分半程度のショートバージョンの動画が公開されており、当ブログでもその動画を添付します。ショートバージョンでは頭サビ⇒AメロBメロサビ⇒アウトロの歌メロという展開をします。
『ようこそジャパリパークへ』(どうぶつビスケッツ×PPP)、Youkoso Japari Park he(Doubutsu Biscuits×PPP)
【地声最低音】mid2A(A3)
★hiA[ラ]ラララ ララララ m2A–A#[Oh], Wel]come to the ジャパ2A[リ]パーク!【アウトロ】
【地声最高音】hiD(D5) ※曲全体で9回
☆hiA{けものは居]hiD[て][も のけも]のは居ない【Bメロ】
★hiA[きょ]うもドッhiD–hiC[タン]バッ]タンhiA#–A[お]お]騒ぎ【サビ】
※☆のhiDについては、個人的には裏声でもよいと感じます。
【補足】mid2G#~hiCを含むフレーズ一覧
★たm2G#[か]ら[か]に[わ]hiA#[らい][わ]A#–hiB[ら[え]ば] [フ]レンズ【Aメロ】
★本当のhiC[愛]はここにhiA–hiA#[あ[る] ほら【Bメロ】
★hiA[き]みも 手をつないhiC[で]hiA–hiA#[だい[ぼ]うけ]ぇん
★ Welcome to ようこそhiA–hiA#–hiB–hiC[ジャ[パ[リ[パーク!]【サビ】
★夕暮m2G#[れ]空にゆhiA[びをそっ][と]A–hiA#–hiC[か[さ[ね]た]ら]
★hiA–hiA#[は[じ]め]まして A–A#[き[み]を]もっと知りたいな
★Oh ひhiA#–hiA[がしへ吠え]ろ] 西へ吠えろ【Cメロ】
★世界中にひhiC–hiA#–hiA[び]け] [サ]ファリ[メ]A#[ロ]ディ
★hiA[ラ]ラララ ラA–hiA#[ラ[ラ]ラ]ララ 集まれ友達【アウトロ】
まず、『ようこそジャパリパークへ』についてです。この楽曲は、2017年に放送されたテレビアニメ『けものフレンズ』のオープニングテーマとして制作されました。作詞作曲編曲を男性シンガーソングライターの大石昌良(アニソンでは「オーイシマサヨシ」名義を使うこともあります)さんが担当されております。大石さんは、この楽曲でのブレイクをきっかけに広く知られるようになり、アニメの主題歌や楽曲提供なども多く行うようになります。
『ようこそジャパリパークへ』の歌唱については、どうぶつビスケッツ×PPP(どうぶつビスケッツかけるペパプ)によりなされております。主に、サーバル役の尾崎由香さん、アライグマ役の小野早稀さんなど『けものフレンズ』に登場したキャラを担当した女性声優により歌唱されております。
同曲は、けものフレンズのYouTube公式チャンネルで公開されたショートバージョンのミュージックビデオは、2022年5月現在、2100万枚もの再生回数を記録しております。また、ダウンロードでの売上が25万回以上を記録し、日本レコード協会よりプラチナ認定もされました。
また、同曲は楽曲制作を担当した大石昌良さん自身にもセルフカバーされており、裏声などを用いながら原曲キーでのカバーがされております。地声最高音はhiC(裏声最高音はhiD)で男性としてはかなり高いのですが、男性でこの曲を歌ってみたいという方は参考になるのではないかと思います(今回はアニメで使用されたバージョンを中心に解説を行います)。
『ようこそジャパリパークへ』の音域的な特徴についてです。同曲は、地声最高音がhiDとなり、女性曲としては高めのレンジで歌メロが作られております。また、アニメソングということもあり、歌い回しが非常に速く、息継ぎなどもしにくいです。そのため、一般的な女性の場合は少しキーを下げた方が余裕が出やすいのではないかと思います。
『ようこそジャパリパークへ』は星野源さんや平井堅さん、ヒャダインさんなどといったアーティストなどからも大きく評価されております。楽曲を聴いても分かりますが、非常に展開が速いにもかかわらず、場面場面が非常にキャッチーであり、全てがサビのようなメロディーになっております。そうした特徴もあってか、1人で歌うのはスタミナが不可欠だといえます。
最後に『ようこそジャパリパークへ』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べると高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiDはBメロやサビで登場します。曲全体で10回程度と多めです。また、同曲はAメロ~サビまで全体的に元気のいい楽曲であるため、曲全体を通して高音域が多く登場します。そのため、一般的な女性はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください(♭2程度)。
『ようこそジャパリパークへ』は低音域に余地があり、キー下げなどは可能です。ただ、キーを下げ過ぎると、楽曲の終盤【ララララ】辺りが少し歌いにくくなるかもしれません。その辺りは留意しておいてください。ちなみに、アウトロの【ララララ】以前は、最低音がmid2Cであるため、キー調整の余地がより大きいです。キーを下げて歌いにくいと感じたときは、ラストのサビまで練習するのもよいと思います。
『ようこそジャパリパークへ』を原曲キーで歌唱する場合、地声最高音hiDやhiCといった音階を安定して歌いこなせる必要があります。原曲は女性声優が複数人で歌唱しているということもあり、地声感が強いですが、場合によってはオーイシさんのように裏声などを上手く用いてもよいと思います。
先述しておりますが、同曲はAメロBメロなども含めて非常にキャッチーであり、全体的に高音域が多く登場します。そのため、スタミナども必要不可欠になります。よって、「(ある程度)高音域が得意な女性」などが合いやすいといます。また、複数人で歌唱するのも良い選択肢と思います。
『ようこそジャパリパークへ』は原曲キーだと1人で歌うのが大変な作品ですが、楽曲自体は非常に元気がよく、カラオケなどでも歌いやすいといえます。また、アニソンの名曲として語られることの多い作品でもあります。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
REBECCAのフレンズお願いします!
リストアップしておきます。
いい曲です。