『バレリーコ』(みきとP)、Balleriko(Mikito P)
【地声最低音】mid1G#(G#3)
★純hiA#–m2G#[情]少]女と勘違いされて m2A#–m1G#[全校だ[ん]し]に狙われた【Aメロ】
★m2F[あ]ぁ 初体[験] [世]にも恐ろm1G#[し]
【最高音】hiD#(D#5) ※サビやDメロで登場
★ねぇ ディン・hiD#裏–hiC#[ディン]ダン♪] hiA#[さ]あ 踊りま[しょう]【サビ】
★(うわばきで シャル・ウィ)・hiD#[ダンス]
★hiA#[トゥ]シューズぬい[だ]素足の [いび]つなさhiC#–hiD#[け[び]【Dメロ】
【補足】hiA#~hiC#を含むフレーズ一覧
★ゆm2G#–hiA#[ら[り]ゆ]れ[る]ジャンパースカート ひっそり覗くスラ[ッ]クス【Bメロ】
★戸惑うフリした 校内男女hiB–hiA#–m2G#[の]かん]け][い]A#
★m2G#[じょうず]に[飛び跳ね]て [エッ]サhiC#地–hiA#[ホイ]サ]【サビ】
★(劣等感 ほら恥ずかしい) hiA#–hiB[そ[れ]もじ[ん]hiC#[せ]いだ
★ねぇ hiA#[後]悔はど[こ]にあるの [九]回転のピm2G#[ル]エット【Dメロ】
まず、『バレリーコ』についてです。この楽曲は、2014年にボカロPのみきとPによりリリースされたボカロ作品です。アルバムとしては、同じ年の『GOOD SCHOOL GIRL』に収められております。使用ボカロはGUMIです。『バレリーコ』は、ニコニコ動画で200万再生、またYouTubeチャンネルでも700万再生を稼いでおり、みきとPの作品としても高い人気の1曲です。
『バレリーコ』はアップテンポのバンド曲です。反面、歌メロは最近の曲としてはゆったりめであり、メロディアスです。ボカロ曲としても口ずさみやすいのではないかと思います。一方、歌詞については、男女間の色事がバレリーナという比喩で描かれているのではないかと私は解釈しております。
『バレリーコ』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域の範囲内、もしくはやや高めのレンジで歌メロが作られております。高音域が得意でない方は、キーを下げても良いのではないかと思います。裏声が得意な方は、最高音hiD#を裏声で歌唱するのもよさそうです。
ちなみに、同曲は、みきとPがセルフカバーしており、mid1A#~mid2Fのレンジで歌唱されております。男性はこのセルフカバーが参考になりやすいと思います。セルフカバーは原曲から2つ上げたキーをオク下げで歌唱しております。高音域が得意な方はもう少しキーを上げても良いかもです。
最後に『バレリーコ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内(もしくはやや高め)です。以下、見ていきます。
まず、最高音hiD#はサビで登場します。このhiD#は地声で歌うと高い音階になりますので、人によっては裏声の方が出しやすいかもしれません。一般的な女性が歌唱する場合、地声のみで歌いたい方はキーを下げた方が良さそうです。逆に地声と裏声を使い分ける場合は原曲キーでも良さそうです(場合によっては少しキーを下げてもよい)。
ちなみに、同曲を原曲キーで歌唱する場合は、「標準的な音域~ある程度高音域が得意な女性」がマッチしやすそうです。hiA#辺りの頻度がやや多いので、もしかしたら一般的な女性は体力的に少ししんどいかもしれません。
『バレリーコ』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、自分の得意なレンジに調整することが可能だと言えそうです。一方、ビギナー向けの調整は可能といえば可能ですが、音域が少し広いため、人によっては少し歌いにくい部分が出てくるかもしれません。その点は留意して置いてください。
『バレリーコ』はボカロ曲としては高音域が控えめであり、女性が原曲キーでも歌唱しうる作品といえます。みきとPの作品は、『ロキ』(過去記事)、『少女レイ』(過去記事)など歌詞やメロ聴きとりやすく、ボカロ作品の中でも取っ付きやすいのではないかと私には感じられます。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。