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『ドラマツルギー』(Eve)の音域

こんにちは。今回はEveさんの『ドラマツルギー』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。Eveさんは以前、レーゾンデートルを記事にして以来、2回目の登場となります。


『ドラマツルギー』(Eve)、Dramaturgy


【地声最低音】lowG#(G#2) ※2番AメロとCメロ

★その全てを肯定しないと前に進m1G#[め]lowG#[ない]m1A#[かい]
★諦めかけた人lowG#[の]前にアンタは


【地声最高音】hiB(B4)  ※各サビで1回、曲全体で3回

★撃hiA#[ち]m2G#[抜]A#[い]hiB[て] A#[さあ]


【裏声最高音】hiC#(C#5) ※各サビで1回、曲全体で3回

★くろまm2F#[く]のおhiC#裏[出]hiB[ま]hiA#[し]B[さ]A#[ぁ]



【補足】mid2F#hiA#の注意箇所

★ワタシ”なんm2F#[て]ないの どこにだっm2F#[て]居ないよ (Bメロ) 
★ずっと僕は 何者にもなれm2F#[な]m2F[い]で

★ぼhiA#[く]m2G#[ら]m2F#[い]G#[ま](サビ)  
hiA#[さあ]さあ 喰m2G#[ら]hiA#[い]G#[あっ]m2F#[て]
★メーデー あm2F#[わ]m2G#[い]F#[愛]想  垂れ流し
★ドラhiA#[マ]m2G#[チック]m2F#[な]m2G#[展]hiA#[開]
★どっかきm2F#[た]いしhiA#[てん]m2G#[だ]F#[ろ]G#[ぉ]A#[ぉ]

『ドラマツルギー』(Eve)










 まず、『ドラマツルギー』についてです。『ドラマツルギー』は、2017年にシンガーソングライターのEveさんによりリリースされたアルバム『文化』に収録されている楽曲です。アルバムの発売に先立ち、この『ドラマツルギー』と、『お気に召すまま』のMVが公開されました。
 『ドラマツルギー』は、2019年にAbemaTVのドラマ『フォローされたら終わり』の主題歌に起用されており、こうした点は楽曲の質やアーティスト活動が評価されている一つの証左と言えるかもせん。MVは2019年12月現在、約4900万回もの再生回数を記録しています。Eveさんの作品でも非常に人気の高い楽曲の一つです。

 『ドラマツルギー』は疾走感のあるギターロックです。編曲はNumaさんによりなされています。最近のロックバンドの一つの特徴とも言えますが、歌メロのテンポが非常に速く、歌詞を覚えて歌唱するのが非常に苦労しそうです。ちなみに、『ドラマツルギー』とは、演劇の技法や方法論のことであり、そうしたものが歌詞にも反映されています。

 『ドラマツルギー』の音域的な特徴についてです。以前取り上げた『レーゾンデートル』でもそうなのですが、本曲においても音域が広めです。とりわけ低音部が非常に低くlowG#等が登場します。全て表記してはいないのですが、低音部はmid1A#という音階が非常に多く登場します。この音階がポップスで頻出することは、一般的にはあまりありません。低音部と高音部の落差に注意して歌唱したいところです。



 さて、『ドラマツルギー』の音域についてですが、【地声最低音】lowG#(G#2)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも音域が広く、高音部は高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiBはサビで1回ずつ登場します。また、サビではhiA#が頻出しますので、できればhiA#辺りまでは安定的に歌唱したいところです。この辺りは一般的な男性の音域よりもやや高めになりますので、キーを下げるというのがオーソドックスな方法になると思います。

 ただ、この『ドラマツルギー』は先にも述べましたように、低音部はlowG#などかなり低めです。よって、キーを下げて歌唱するとしてもあまり余地はありません。キー調整がしにくい楽曲であり、とりわけ普段歌い慣れていない人には非常に歌いにくい楽曲であるといえます。普段歌い慣れていない男性は、別の楽曲で歌い慣れた上で、チャレンジするのも一つの選択肢だと思います。
 「歌い慣れているけど、高音域が苦手」という人の場合は、低音部分は多少曖昧になっても良いと思います。キーを下げた分、しっかりサビの部分を頑張ってください。

 ちなみに、原曲キーで歌唱する場合、当ブログでよく取り上げるミュージシャンとしてはback number、Mr.Childrenなどを上手く歌いこなせる方は、この楽曲も視野に入ってくると思います。一つの目安にしてみてください。

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