(2020/12/23)初投稿
こんにちは。今回はEveさんの『蒼のワルツ』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。
『蒼のワルツ』(Eve)、Ao no Walz(Eve)
【地声最低音】lowG#(G#2)
★m1A#[懐か]しさに溺れた まだ青かった僕ら【Aメロ】
☆痛みも全部 lowG#[お]ぼえていたくて【Bメロ】
※☆はlowGにも聞こえるのですが、重要性は高くないです。
【地声最高音】hiA#(A#4) ※サビで多く登場
★ただ願っhiA#[て]願っA#[て 生まれ]m2G#[変わっ]m2G[て]も【サビ】
★とm2G[お]m2G#[く]hiA#[ど]こかへ
★犯してきhiA#地[たあや]m2G[ま]ちも【Cメロ】
※【補足】もご参考下さい
★犯してきhiA#地[たあや]m2G[ま]ちも【Cメロ】
※【補足】もご参考下さい
【裏声最高音】hiF(F5) ※各サビで1回ずつ
★ただ灰になって 朧hiA#裏[げ]にhiF[なっ]hiD#[て]【サビ】
【補足】mid2G~hiD#を含むフレーズ一覧
★不確かm2G[な みら]いG[を]hiD[う]hiD#[たっ]hiC[て]hiA#[は]【サビ】
★m2G#[触]G[れ]たくて
★ほhiA#[ほ]m2G#[を]G[な]G#[が]hiD裏[れる]
まず、『蒼のワルツ』(あおのワルツ)についてです。この楽曲は、2020年に男性シンガーソングライターのEveさんによりリリースされました。フィジカルとしては『廻廻奇譚/蒼のワルツ』のEP作品に収録されております。
『蒼のワルツ』はアニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』のために書き下ろされました。Eveさんは、同アニメの挿入歌として『心海』も書き下ろしております。『ジョゼと虎と魚たち』は1984年に発表されて田辺聖子さんの短編恋愛小説であり、2003年には実写映画化されております(主題歌はくるりの『ハイウェイ』)。長らく愛されている作品の1つといえます。
『蒼のワルツ』はゆったり目のバンド曲です。Eveさんの作品は歌メロの節回しが極めて速く、歌唱するのが大変なことが多いです。ただ、本作では歌メロ自体もある程度ゆとりがあり、その点で馴染みやすい形になっております。音域自体は広いのですが、Eveさんの他の作品と比べて取っつきやすい難易度なのではないかと思います(裏声がしっかり歌いこなせることが前提になります)。
さて、『蒼のワルツ』の音域についてですが、【地声最低音】lowG#(G#2)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。地声については一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiA#はサビで登場します。登場回数としては多めです。この辺りは一般的な男性の音域よりも高めですので、キーを下げて歌唱した方が歌いやすいです。目安として2つ程度キーを下げてみてください。
同曲は、サビで歌声が多用されており、hiC~hiFなどの音が多く登場します。高めの音階になるのですが、裏声は、地声と比べて比較的努力が報われやすいです。少しずつ練習を重ねてください。
『蒼のワルツ』は音域自体が広めの作品になりますが、少しであればキーを下げることが可能です。歌い慣れた人であれば、何とか形に出来る部分が見つかりやすいのではないかと思います。Eveさんの作品はキー調整が難しいことが多いのですが、『蒼のワルツ』はその点では少し融通が利きます。
一方で、歌い慣れていない人向けの調整はやはり行いづらいです。その点は留意しておいてください。
『蒼のワルツ』の難易度としては、歌メロのテンポが緩やかな分、Eveさんの人気作品と比べると取っつきやすい部類になるのではないかと思います。ただ、難易度が低いわけではなく、広めの音域を歌いこなす力と、裏声をしっかり使いこなす力が求められます。「滑舌は良くないけれど、裏声を含めて高音域は得意」といった方には特にお奨めしたいです。
★そのm2G[な]みだのあ[じは] いつG[かの や]く[そ]hiD#[く]
★hiD[た]hiC[だ]灰になって
★そのhiC裏[後][悔]m2Gさえも かけがえのないものだから【Cメロ】
★そのhiC裏[後][悔]m2Gさえも かけがえのないものだから【Cメロ】
まず、『蒼のワルツ』(あおのワルツ)についてです。この楽曲は、2020年に男性シンガーソングライターのEveさんによりリリースされました。フィジカルとしては『廻廻奇譚/蒼のワルツ』のEP作品に収録されております。
『蒼のワルツ』はアニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』のために書き下ろされました。Eveさんは、同アニメの挿入歌として『心海』も書き下ろしております。『ジョゼと虎と魚たち』は1984年に発表されて田辺聖子さんの短編恋愛小説であり、2003年には実写映画化されております(主題歌はくるりの『ハイウェイ』)。長らく愛されている作品の1つといえます。
『蒼のワルツ』はゆったり目のバンド曲です。Eveさんの作品は歌メロの節回しが極めて速く、歌唱するのが大変なことが多いです。ただ、本作では歌メロ自体もある程度ゆとりがあり、その点で馴染みやすい形になっております。音域自体は広いのですが、Eveさんの他の作品と比べて取っつきやすい難易度なのではないかと思います(裏声がしっかり歌いこなせることが前提になります)。
さて、『蒼のワルツ』の音域についてですが、【地声最低音】lowG#(G#2)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。地声については一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiA#はサビで登場します。登場回数としては多めです。この辺りは一般的な男性の音域よりも高めですので、キーを下げて歌唱した方が歌いやすいです。目安として2つ程度キーを下げてみてください。
同曲は、サビで歌声が多用されており、hiC~hiFなどの音が多く登場します。高めの音階になるのですが、裏声は、地声と比べて比較的努力が報われやすいです。少しずつ練習を重ねてください。
『蒼のワルツ』は音域自体が広めの作品になりますが、少しであればキーを下げることが可能です。歌い慣れた人であれば、何とか形に出来る部分が見つかりやすいのではないかと思います。Eveさんの作品はキー調整が難しいことが多いのですが、『蒼のワルツ』はその点では少し融通が利きます。
一方で、歌い慣れていない人向けの調整はやはり行いづらいです。その点は留意しておいてください。
『蒼のワルツ』の難易度としては、歌メロのテンポが緩やかな分、Eveさんの人気作品と比べると取っつきやすい部類になるのではないかと思います。ただ、難易度が低いわけではなく、広めの音域を歌いこなす力と、裏声をしっかり使いこなす力が求められます。「滑舌は良くないけれど、裏声を含めて高音域は得意」といった方には特にお奨めしたいです。
コメント
相変わらず仕事がお早い…‼︎
ありがとうございます‼︎
>>1
コメントありがとうございます。
励みになります。
>>1
コメントありがとうございます。
励みになります。
半音ずれてませんか?
>>4
コメントありがとうございます。
今、外なので確認できないのですが、
ご指摘の通り、裏声最高音がミス表記に
なっている可能性があります。
ミスが確認でき次第、修正致します。
ご指摘感謝致します。
>>4
ご指摘ありがとうございます。
今確認したのですが、ズレは確認できませんでした。
他のサイトで裏声最高音がhiF#になっているのですが
私自身確認したところ、やはりhiFだと判断しました。
大手の通信カラオケもhiFと判定しているようです。
今回はそのように判断しましたが、今後何かありましたら
今一度確認したいと思います。
貴重なご指摘ありがとうございます。
覚えていたくて の部分はlowG#だと思います
コメントありがとうございます。
再確認しましたが、該当箇所については、ご指摘通りだと判断しました。
後ほど修正を加えておきます。
(追記)
地声最低音をlowG#に修正しました。ご指摘感謝です。
ありがとうございました。