なお、『羽』はTHE FIRST TAKEで1発撮りの動画が公開されております。当ブログではその動画を添付いたします。
『羽』(稲葉浩志)、Hane(Koshi Inaba)
【地声最低音】mid1G(G3)
★m2G–m2F#[乾]い]た冷たい風 針のm2A–m1G[よう[にS]ti[ng]A【Aメロ】
★時間は傷を癒m2A[すっ]てA–m1G[こ[と] 忘れるころ知るA[だ]ろう【Bメロ】
【地声最高音】hiB(B4) ※全体で45回超と頻出
★hiB–hiA–m2G[全]て]はス]タイルB–A[飛び]か]た]次第【サビ】
★hiB–hiA[代わ]り]はB[だ]れにもやB[らす]な]ぁ
★hiB–hiA[その目に映る]世]界[がすB[べ]てとB[い]うB[な]ら]
★hiA[だ]い[じょ]う[ぶ]ぼhiA#[く]はき]み[を]わ[すhiB[れ]ない
★hiA[き]み[を]わ[すhiB[れない]【ラストサビ】
【補足】mid2F#~mid2Gを含むフレーズ
★当たり前m2F#–m2G[の[ことだ]ぁ]けど[言]うよ【Bメロ】
まず、『羽』(はね)についてです。この楽曲は、2016年に音楽ユニットB’zのボーカルとしても活躍される男性歌手・稲葉浩志さんによりリリースされたシングル作品です。CDシングルとしてリリースされました。稲葉さん自身のアルバムには現在未収録ですが、2020年にリリースされたコンピレーション・アルバム『THE BEST OF DETECTIVE CONAN 6 〜名探偵コナン テーマ曲集6〜』に初収録されました。
『羽』は青山剛昌さんの同名漫画を原作としたアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマとして書き下ろされました。同曲はダンスビートを基調としたロックであり、イントロからストリングスも用いられ、B’zの作品とも違った趣があります(作詞作曲は稲葉さん、編曲は稲葉さんと徳永暁人さん)。楽曲の質とタイアップも相まって、同曲は12万枚を超えるCDセールスを記録、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。
『羽』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域には余地があるため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は最低音がmid1Gと男性曲としては高いです。そのため、歌い出しからmid2Gが登場する等中高音域が頻出します。サビではhiB辺りが頻出するため、見た目の音域以上に高く、高音域が得意な男性であっても体力的にしんどくなりやすそうです。
同曲は最低音が高く、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。一般的な女性の場合、少しキーを上げても良いかもしれませんが、「標準よりやや低めの音域の女性」などは原曲キーがマッチするかもしれません。音域的には女性の方がマッチしやすいのではないかと私は推測しております。
最後に『羽』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高い(体力的な面も含めるともっと辛いかも)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1GについてはAメロやBメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、mid1Gが最低音となる男性曲は、高い確率で「一般的な男性にとってキーが高い曲(スタミナも不可欠)」となります。今回の『羽』は明確にそうした傾向を備えた楽曲といえそうです。反面、同曲は最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。
次に、地声最高音hiBについてはサビを中心に登場します。登場回数は47回とかなり多いです。このhiBは男性の音域としては高いため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~4つ程度下げてみてください。
『羽』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。そのため、歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意なレンジに調整することができると思います。同曲は音域自体はそこまで広くないため、ビギナー向けの調整も可能だと思います。ただ、キー調整をしたからといって、すぐに歌いこなせるわけではなく、しっかりと歌い慣れておく必要があります。また、稲葉さんのようなニュアンスを目指いしたい場合、ある程度高音域をキープしたままの方がよいと思います。
『羽』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G~hiBといったレンジをしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は全体的に中高音が多いだけでなく、最高音hiBがピークとなる場面が全体で47回と非常に多いです。
「音域が広くない中高音寄り曲」というのは、相対的に中高音域の回数が増えるため、「高音域を使いこなす能力+スタミナ」が一層求められ、原曲キーでの難易度が高くなりやすいです。今回の『羽』もそうした傾向を強く持った曲であり、歌い慣れた人であっても体力的に辛くなりやすいです。
こうしたことを踏まえると、「高音域が非常に得意な男性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。また、「標準よりやや低めの音域~標準的な音域の女性」なども原曲キーにマッチする可能性があります。
『羽』は4つ打ちを基調としたアッパーなダンスロックであり、カラオケでも歌いやすいと思います。私個人としては歌詞も非常に共感できる部分が多かったです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストをしたタイミングが良かったですね、まさかこの曲が選ばれるとは
HiBがこれだけ出るともうかなり高いし一般人では歌唱不可に近い感じがあると思います
稲葉さんのように歌うには肺活リョウが足らないです
ぴたっくまさんありがとうございます。
ウーバーの『Touch off』ほどじゃないにしろ
hiBが大変ですよね。
今日は結束バンドのライブお疲れ様です。
朝から熱が伝わってきました。
ずっと楽しみにしてたのでさすがに今日のライブはレベルが違ったです(当たったことが奇跡に近い)
結束バンドは新曲が出るのでリクエストはおそらく直ぐにさせてもらうと思います
私もさっき『光の中へ』だけは聴いたんですが、またリクエスト下さい。
予告しましたが 結束バンドの「光の中へ」
あとついでにフォーリミのhelloとクリープハイプの寝癖もお願いしたいです
いずれもリストアップしておきます。
ちょっとフォーリミが溜まってきてるので
早めに記事にしたいです。
B’z「JAP THE RIPPER」の音域調査お願いします!
リストアップしておきます。
B’zは実は他にもリクエストが多く来ているのですが
なるべく早く記事にしたいです。