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『五月の蝿』( RADWIMPS ) の 音域

こんにちは。今回はRADWIMPSの『五月の蝿』(2013)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。
 なお、今回は歌詞がかなり強烈です。そのため、サビの音域については、比較的表現がマイルドなラストサビから引用しております。その点はご了承ください。


『五月の蝿』(RADWIMPS)
『五月の蝿』(RADWIMPS)の音域





【地声最低音】mid1C#(C#3) ※重要度は低い(m1G#辺りが歌えるとよい)

m1C#[お]のが醜さ恥じて 髑髏を垂れ【1番Aメロ】
★かわいいm1G#[とい]m2FF#[れ[慣]れ]


【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で8回程度

D#m2Em2G#[き者に思えてき[たりも[するん]です]が]【Bメロ】
m2F#E[僕][僕][大事にでm2G#[きる]か]らもう]いら[な]いよ
★その身体にm2D#[解き][なm2G#F[っ]た]【2番Aメロ】
★こうやって人はm2F#[生き]てゆ[くん]m2G#[しょ]【ラストBメロ】
★生2F#[ま][て][じ][て][しゅ][きょ][が]G#[です]


【補足】mid2D#(一部略)mid2F#を含むフレーズ一覧

★哀しみやm2D#Fm2F#^[憂い[の[か]げ]の ひE[と]つ]も宿[さ]【Aメロ】
★もうm2D#m2F[フォーク[を]突き[立]F[たい]
m2E2D#[まるで自分が世界一汚れな]き]【Bメロ】
m2FD#[僕は君を][さ]ない])よ F{何があっても]許[さ]ない])よ【サビ】
m2F[君の愛する]我が子が いつかも[の]心つくとこう[言って喚き出]すんだ
★おm2F[母]さんねぇなんで アFD#[タシを産んだ]の]

 まず、『五月の蝿』(ごがつのはえ)についてです。この楽曲は、2013年にロックバンドRADWIMPSによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年にリリースされた『×と○と罪と』に初収録されました。同アルバムには、『ドリーマーズ・ハイ』、『ラストバージン』といったシングル、リード曲『会心の一撃』などが収められております。アルバムは、出荷ベースで25万枚のヒットを記録し、日本レコード協会よりプラチナ認定がなされました。

 さて、『五月の蝿』は『ラストバージン』とともに両A面シングルとしてリリースされました。同曲は酷い失恋がテーマとなっており、歌詞がかなり強烈な作品です。私自身もリリース当初に同曲を聞いた際は、表現の凄まじさが印象に残りました。CDは5万枚を超えるヒットとなりました。また、RADWIMPSのYouTubeチャンネルでは、1600万回の再生回数を記録しております(2023年11月現在)。


 『五月の蝿』はアッパーなバンド曲で、8分の6拍子で歌メロが作られております。歌メロは頭サビで始まり、AメロBメロサビと展開します。先述のように歌詞の強烈さが印象に残る曲ですが、バンドサウンド自体も非常に気持ちの良いと私は感じました。作詞作曲はフロントマンの野田洋次郎さん、編曲はRADWIMPSによりなされております。

 『五月の蝿』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては、「やや高め~高め」のレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいのではと私は推測しております。
 同曲は、低音域が意外と高いため、相対的に中高音域が多く、ほとんどのフレーズにmid2D#~mid2F#辺りが含まれます。最高音は滅茶苦茶には高くないですが、安定して中高音域を歌いこなす力量が求められます。また、ある程度スタミナも不可欠になると想像されます。逆に、「ある程度高音域が得意な男性」だと得意な場面が多く、楽しく歌えるかもしれません。

 ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回の楽曲の基本的なメロはmid1G#~mid2G#辺りで歌われているため、理論上は女性でも原曲キーでの歌唱は可能です。ただ、女性の得意な音域を考慮すると、いくらかキーを上げた方がより声質が活きやすいのではないかと私は推測しております。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度上げてみてください。



 最後に『五月の蝿』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、「やや高め~高め」です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1C#は1番Aメロで登場します。このmid1C#は歌い出しの瞬間的な音であるため、正確な音程にこだわる必要性は低いのではないかと私は推測しました。低音域については、mid1G#辺りがしっかり歌えると安定しやすそうです。

 次に、地声最高音mid2G#はBメロなどで登場します。登場回数は全体で8回程度です。このmid2G#は男性の音域としてはやや高めです。また、今回はmid2D#~mid2F辺りが曲全体で頻出します。そのため、見た目の音域よりも高く感じやすいと私は判断しております。そのため、一般的な音域の男性は少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。


 『五月の蝿』は低音域に余地があるため、キー下げはしやすいです。今回の楽曲は基本的なメロがmid1G#~mid2G#と大体1オクターブで作られております。そのため、キー調整の融通は利きやすく、ビギナー向けの調整も可能そうです。ただ、今回の楽曲は歌詞がかなり強烈であるため、その点で歌う人を選ぶ作品になるかもしれません。
 同曲はメロディー自体は比較的分かりやすいです。ただ、若干半音の動きが多いため、人によっては少し音程が取りにくいかもしれません。とはいえ、ある程度克服できる範囲だと思いますので、少しずつ慣れてください。歌い回しは速い部分があるため、歌詞などはしっかり覚えておいた方がいいです。

 『五月の蝿』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~mid2G#といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はmid2D#~mid2F辺りが特に多く、スタミナなどもある程度求められると思います。今回は最低音が高い分、高音域が得意な人でもマッチする人が多いと思います。
 こうしたことを踏まえると、「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」が原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。



【まとめ】

①最高音はそこまで高くないが、全体的に中高音寄り
②原キーだと「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」に合いそう
③体感的な音域が広くないため、キー調整もしやすい
④メロも分かりやすいが、若干音程が取りにくそうな場面は注意(おおむね歌いやすい)

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コメント

  1. 新潟県民 より:

    この曲ラッドの中でも歌詞がやばくてすごい印象的です
    ギターサウンドがいいですよね

    リクエストなんですけど、Hakubiの「午前4時、SNS」と言う曲を取り上げて欲しいです‼️

    • もりっしー より:

      歌詞はやばいんですが、演奏いいですよね。分かります。
      Hakubiも取り上げたかったので、ちょうどよかったです。
      リストアップしておきます。

  2. ライト より:

    いつもこのブログにお世話になっております!
    ラストバージンの方も音域調査をお願いしたいです!

    • もりっしー より:

      リストアップしておきます。
      リクエストありがとうございます。