『とくべチュ、して』(=LOVE)

【地声最低音】mid2C(C3)
★hiA–hiA#[ね[む]り]姫m2C[の]ように【Aメロ】
【地声最高音】hiD#(D#5) ※全体で2回程度
★赤くhiA#–C–hiC#–hiD#地–C[あ[ま[い[恋]だ]も]ん【Dメロ】
★ちょーhiA#[だい] もhiC#–hiD#地L[っと[ぉぉ]
【裏声最高音】hiD#(D#5) ※各サビで登場
★hiC–A#[き]み]が作[るオリC–hiC#地–hiD#裏[ジ[ナ[ル]の【サビ】
【補足】hiA~hiC#辺りを含むフレーズ一覧
★hiC–hiA#[Oh], ba]by “I lo[ve you” じゃC–hiC#[足[り]な]い【サビ】
★いm2G#–G[ちば]ん[だ]い])じがいい
★m2G[眩しくっ]て目[が]覚[めhiA[て]【Aメロ】
★hiA–hIA#[や[さ]し]くく[ちA#[付]け]て
★君hiA[だ]けのモノにhiC–hiA#–A[なっ](て]も[い]い]【Bメロ】
★hiA–hiA#[な[んでもあ]る[日]の]
★「なんでhiA[も]ない」気[付hiA#–hiC地L[い[てね]
★ショートhiA#[ケ]ーhiC#地[キ]【Dメロ】
★hiC#–C–A#[イ]チ]ゴ]みたい[に]すC–C#[わっ[て]も]いい]
★hiB–A#[ぜ]ん]ぶB–hiC#[わ[た]し]に]
★hiA#[拗]ねた顔もその[ねB–hiC#地[が[お]も【サビ[転調-2]】
☆守ってあげるhiC#地[ね] hiD#地[yeah]【サビ[転調-2](副旋律の一部)】
★hiC–hiA#[Oh], ba]by “I lo[ve you” じゃC–hiC#[足[り]な]い【サビ】
★いm2G#–G[ちば]ん[だ]い])じがいい
★m2G[眩しくっ]て目[が]覚[めhiA[て]【Aメロ】
★hiA–hIA#[や[さ]し]くく[ちA#[付]け]て
★君hiA[だ]けのモノにhiC–hiA#–A[なっ](て]も[い]い]【Bメロ】
★hiA–hiA#[な[んでもあ]る[日]の]
★「なんでhiA[も]ない」気[付hiA#–hiC地L[い[てね]
★ショートhiA#[ケ]ーhiC#地[キ]【Dメロ】
★hiC#–C–A#[イ]チ]ゴ]みたい[に]すC–C#[わっ[て]も]いい]
★hiB–A#[ぜ]ん]ぶB–hiC#[わ[た]し]に]
★hiA#[拗]ねた顔もその[ねB–hiC#地[が[お]も【サビ[転調-2]】
☆守ってあげるhiC#地[ね] hiD#地[yeah]【サビ[転調-2](副旋律の一部)】
まず、『とくべチュ、して』についてです。この楽曲は、2025年に女性アイドルグループの=LOVEによりリリースされたシングル作品です。
同曲はTik TokなどのSNSを中心に話題を呼び、ストリーミングランキングなどでも上位にランクインするようになりました。公開されたミュージックビデオは2025年11月現在、2500万回の再生回数を獲得しております。、またストリーミングでも5000万再生達成し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。作詞は指原莉乃さん、作曲は浦島健太さんと菊池博人さん、編曲は菊池博人さんが担当しています。
『とくべチュ、して』の音域的な特徴についてです。同曲は女性の音域としては高い(体感的には「かなり高い」でもいいかも)レンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲は、サビやDメロでhiCやhiC#といった中高音が多く登場します(最高音はhiD#)。また、Aメロ辺りでもhiA~hiC辺りが含まれており、全体的に中高音寄りの曲です。低音もmid2Cと女性曲としては高めです。こうした点を考慮すると、「中高音域が得意な女性」の方が原キーにマッチしやすい曲であると私は分析しています。
同曲は歌メロが断続的に続き、間奏も短いため、体力的に辛くなりやすいです。原曲は多人数のアイドルグループの曲であるため、複数人でパート分けして歌唱するのもよいと思います(ただし、ソロで歌うのが不可能というわけではない)。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。今回の楽曲は中高音寄りの曲であるため、男性が原曲キーの1オクターブ下のレンジで歌唱することも可能そうです。ただ、男性の得意な声域を考慮すると、原曲キーから2~4つ程度上げて、1オクターブ下のレンジを歌唱するのがよいのではないかと私は想定しています。
最後に『とくべチュ、して』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C(C3)~【地声最高音】hiD#(D#5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2CはAメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、女性曲としては高めの低音となります(登場回数も少ない)。低音が高い分、相対的に中高音が多い楽曲であることが示唆されています(低音域が得意な人だと持ちが味を活かしににくい)。
次に、地声最高音hiD#はDメロで計2回登場します。このhiD#に次ぐ地声高音としては、hiC#がピークとなる場面が全体で19回、hiCが18回 hiBが6回、hiA#が23回、hiAが16回登場します。こうした点を考慮すると、女性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
『とくべチュ、して』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。今回の楽曲は音域自体は広くないため、歌い慣れた人はもちろん、ビギナー向けの調整も可能だと思います。ただ、ソロだと体力的にしんどくなりやすいので、その点が1つのハードルになります。
今回の楽曲はメロやリズムは全体的に分かりやすいです。ただ、Bメロ⇒サビ、サビ⇒2番Aメロなど転調してる場面が要所で見られるため、音程を取るのが苦手な人などは注意したいです。ソロで歌うこともある程度は可能ですが、可能であれば2人以上でパート分けした方がより歌いやすいと私は分析しています。
『とくべチュ、して』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiD#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビでhiC辺りが登場するほか、DメロではhiD#辺りが地声で登場します(1回はかなり地声感があるロングトーン)。また、低音もmid2Cと高いです。歌メロが断続的に続くため、体力的にも辛くなりやすいです。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な女性」が原曲キーに合いやすいと私は考えました(ソロの場合)。できれば、2人以上で歌った方が安定すると思います。
【まとめ】
①サビやDメロが高い。Aメロも決して低くはない
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な女性」向け
③音域は広くないため、キー調整はしやすい
④ソロだと体力的に辛い。複数人で歌うとより歌いやすい