『Your Tears Are Mine』(ONE OK ROCK)、Your Tears Are Mine(ONE OK ROCK)
【地声最低音】mid1G#(G#3)
★m2A[Try]ing to hide all that’s insid[e] Making walls of [your] sile[nce]m1G#【Aメロ】
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で2回程度
★I’ll stay with you m2G#[till] hiA#[the] hiB[dar][k fades]hiC#地【Dメロ】
★I m2G#–hiA#[pro[mise you] that hiC#地[I’ll] A#[be] hiB[by] [your] [side]【ラストサビ[転調+2]】
【裏声最高音】hiB(B4) ※ラストサビで登場
★hiB裏[Your] hiA#[tears] m2G#[are] mine【ラストサビ[転調+2]】
【補足】mid2G~hiBを含むフレーズ一覧
★And I hiA[know there’s] m2G#–F#[some]thing] G#–A[go[ing on]【Bメロ】
★m2F#[Though you don’t] ever let me in
★hiA[Your] m2G#[tears] m2F#[are] mine【通常サビ】
★And m2F#[it’s] m2G#[a] hiA[new] [world] tonight
★Say my name and I will fly Over m2F#[to] you Gun[ning] for time
★I m2F#–m2G#[pro[mise you] that hIB[it] G#[wil]l hiA[be] G#[all] [right]
★I’d like to love you true With m2F#[all] of [your] scars【2番Aメロ】
★m2F#[If you’d like] to tell me How your story began
★m2G[I’ll be right here] m2F#[and] there’s G[no]thing] to hide【Dメロ】
★m2F#[Everyone needs] under[stand]ing sometimes
★Say my name and I will fly Over m2G#[to] you Gun[ning] for time【ラストサビ[転調+2]】
★hiB–hiA#–m2G#[E]very]thing’s] A#[go]nna] be [fine]
まず、『Your Tears Are Mine』についてです。この楽曲は、2022年にロックバンドONE OK ROCKによりリリースされたアルバム『Luxury Disease』に収録されております。同アルバムには、『Wonder』(過去記事)、『Renegades』(過去記事)、『Save Yourself』(過去記事)などのシングル曲が収録されております。同アルバムは、前回のアルバム『Eye of the Storm』と比べると、ワンオクらしいバンドサウンドに回帰した印象があります。その中で、今回取り上げる『Your Tears Are Mine』は、アルバムの中でもかなりしっとりしたバラード曲になっております。もしかしたら、人気曲『Wherever you are』(過去記事)のように長く親しまれる作品になるかもしれません。
『Your Tears Are Mine』はピアノなどを基調としたロックバラードです。ラストサビでは一部裏声が多用されるなど、ワンオクとしてもかなりしっとりした作品であります。また、ラストのサビ(厳密にはDメロから)では転調がなされ、通常のサビよりもキーが2つ上がります。ワンオクは「ラストのサビで転調する」ような展開をあまり行わないバンドだと私感じていたので、その点で非常に驚きました。また、初聴だと転調していることが分かりにくいのではないかと思います。
『Your Tears Are Mine』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性曲としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。
一方、同曲は最低音がmid1G#と男性曲としては高いです。そのため、女性が原曲キーで歌唱することも理論上は可能です。ただ、mid2Aの登場回数などを考えると、一般的な女性はキーを上げた方が良さそうだと私は感じました。「標準よりやや低めの女性」等だと、原曲キーでも合いやすいかもしれません。
最後に『Your Tears Are Mine』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#についてはAメロで登場します。このmid1G#については一般的な男性の音域の範囲内です。ただ、mid1G#が最低音となる男性曲は、多くの場合「キーが高い男声曲(要スタミナ)」となります。今回はスタミナが不可欠という程中高音域が頻出するわけではないですが、いずれにしても男性には高い曲になります。
一方、最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。ただ、女性の得意な音域などを考えると、「標準的な音域の女性」はキーを上げた方が良さそうです。
次に、地声最高音hiC#はDメロやラストサビで登場します。登場回数は2回と多くないですが、1回はロングトーンになります。そのため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。
一方で、同曲はmid2F#~hiA辺りの割合が高いです。そのため、最高音hiC#を基準にキーを下げると、逆に歌いにくく感じられるかもしれません。私なりの印象ですが、キーを調整するにしても、hiA以上の高音域が歌える人の方が合いやすそうだと感じました。
『Your Tears Are Mine』は低音域に余地があり、理論上はキー下げはしやすいです。ただ、先述のように、同曲はmid2F#~hiA辺りの割合が高く、hiB,hiC#はそこまで多くは登場しません。そのため、キーを下げ過ぎると、逆に1~2番サビが盛り上がりくく感じられます。そのため、サビでの盛り上がりなどを考えると、「見た目以上にキー下げをしにくい曲」ではないかと感じました。「キー調整するにしても、力量が求められる曲」だと思います。
※以前に、スキマスイッチの人気曲『奏』(過去記事)、のGLAYのシングル曲『ここではない、どこかへ』(過去記事)という曲を取り上げたのですが、それに近い感覚を思い出しました。これらの曲は、通常のサビとラストのサビでキーが3つ変わっており、その点で歌いにくそうでした。
『Your Tears Are Mine』を原曲キーで歌唱する場合、hiC#,hiB等をしっかり地声で歌いこなせる力が求められます。また、最低音が高い分、mid2F#~mid2G#辺りが多く、中高音域の安定も必須です。そのため、「高音域が得意な男性」などが原曲キーマッチしやすそうです。また、「標準よりやや低めの女性」などももしかしたら原曲キーが歌いやすいかもしれません(この辺りは各々試してみてください)。
『Your Tears Are Mine』はバラード曲であり、ボーカルの良さが活きやすいです。ワンオクの人曲『Wherever you are』(過去記事)のように、カラオケ等で歌いこなせると非常に映えるのではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★m2F#[If you’d like] to tell me How your story began
★m2G[I’ll be right here] m2F#[and] there’s G[no]thing] to hide【Dメロ】
★m2F#[Everyone needs] under[stand]ing sometimes
★Say my name and I will fly Over m2G#[to] you Gun[ning] for time【ラストサビ[転調+2]】
★hiB–hiA#–m2G#[E]very]thing’s] A#[go]nna] be [fine]
まず、『Your Tears Are Mine』についてです。この楽曲は、2022年にロックバンドONE OK ROCKによりリリースされたアルバム『Luxury Disease』に収録されております。同アルバムには、『Wonder』(過去記事)、『Renegades』(過去記事)、『Save Yourself』(過去記事)などのシングル曲が収録されております。同アルバムは、前回のアルバム『Eye of the Storm』と比べると、ワンオクらしいバンドサウンドに回帰した印象があります。その中で、今回取り上げる『Your Tears Are Mine』は、アルバムの中でもかなりしっとりしたバラード曲になっております。もしかしたら、人気曲『Wherever you are』(過去記事)のように長く親しまれる作品になるかもしれません。
『Your Tears Are Mine』はピアノなどを基調としたロックバラードです。ラストサビでは一部裏声が多用されるなど、ワンオクとしてもかなりしっとりした作品であります。また、ラストのサビ(厳密にはDメロから)では転調がなされ、通常のサビよりもキーが2つ上がります。ワンオクは「ラストのサビで転調する」ような展開をあまり行わないバンドだと私感じていたので、その点で非常に驚きました。また、初聴だと転調していることが分かりにくいのではないかと思います。
『Your Tears Are Mine』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性曲としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。
一方、同曲は最低音がmid1G#と男性曲としては高いです。そのため、女性が原曲キーで歌唱することも理論上は可能です。ただ、mid2Aの登場回数などを考えると、一般的な女性はキーを上げた方が良さそうだと私は感じました。「標準よりやや低めの女性」等だと、原曲キーでも合いやすいかもしれません。
最後に『Your Tears Are Mine』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#についてはAメロで登場します。このmid1G#については一般的な男性の音域の範囲内です。ただ、mid1G#が最低音となる男性曲は、多くの場合「キーが高い男声曲(要スタミナ)」となります。今回はスタミナが不可欠という程中高音域が頻出するわけではないですが、いずれにしても男性には高い曲になります。
一方、最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。ただ、女性の得意な音域などを考えると、「標準的な音域の女性」はキーを上げた方が良さそうです。
次に、地声最高音hiC#はDメロやラストサビで登場します。登場回数は2回と多くないですが、1回はロングトーンになります。そのため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。
一方で、同曲はmid2F#~hiA辺りの割合が高いです。そのため、最高音hiC#を基準にキーを下げると、逆に歌いにくく感じられるかもしれません。私なりの印象ですが、キーを調整するにしても、hiA以上の高音域が歌える人の方が合いやすそうだと感じました。
『Your Tears Are Mine』は低音域に余地があり、理論上はキー下げはしやすいです。ただ、先述のように、同曲はmid2F#~hiA辺りの割合が高く、hiB,hiC#はそこまで多くは登場しません。そのため、キーを下げ過ぎると、逆に1~2番サビが盛り上がりくく感じられます。そのため、サビでの盛り上がりなどを考えると、「見た目以上にキー下げをしにくい曲」ではないかと感じました。「キー調整するにしても、力量が求められる曲」だと思います。
※以前に、スキマスイッチの人気曲『奏』(過去記事)、のGLAYのシングル曲『ここではない、どこかへ』(過去記事)という曲を取り上げたのですが、それに近い感覚を思い出しました。これらの曲は、通常のサビとラストのサビでキーが3つ変わっており、その点で歌いにくそうでした。
『Your Tears Are Mine』を原曲キーで歌唱する場合、hiC#,hiB等をしっかり地声で歌いこなせる力が求められます。また、最低音が高い分、mid2F#~mid2G#辺りが多く、中高音域の安定も必須です。そのため、「高音域が得意な男性」などが原曲キーマッチしやすそうです。また、「標準よりやや低めの女性」などももしかしたら原曲キーが歌いやすいかもしれません(この辺りは各々試してみてください)。
『Your Tears Are Mine』はバラード曲であり、ボーカルの良さが活きやすいです。ワンオクの人曲『Wherever you are』(過去記事)のように、カラオケ等で歌いこなせると非常に映えるのではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
いつも参考にさせて貰ってます
リクエストした者です!
ありがとうございます
ありがとうございます。
今回は調べるのが比較的楽だったので
早く記事に出来ました。いい曲です。
僕の大好きな曲です!ありがとうございます!!
同じくONEOKROCKさんから出てる、So far goneという楽曲リクエストお願い致します!
これからも音域について参考にさせていただきます!
リストアップしておきます。
ワンオクとしてはゆったり目の楽曲ですよね。
いい曲です。