『いとしき日々よ』(平井堅)

【地声最低音】lowG#(G#2)
★たm1C#–C[とえ[ぇ] C[時]が]うlowG#[つ]ろうと【Aメロ】
★縫いm1D#–m1C#[あわ[せた]き]ずなは決して[ほ]どけない
★m1C–C#[あ]な]たを抱きしめることも【Bメロ】
★m1C#–D#[そ]の]えC#[が]お]に[そ]のな[み]だに
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で28回と多い
★m2D#–E–F–m2G[いと[し[き[日]々m2G#[よ]【サビ】
★サヨm2G地#–G[ナラは言]わ]なhiA#裏-D#地[い]で]
★m2G–F–D#[もう]い]ち]度[会G–m2G#[いた[くて]
★F[と]どくま[でG–m2G#[さ[け][び]G–G#地~G#裏–hiA#^[つ[づ~け([る]ぅ[ぅ]
★m2F[あ]なたと追い[か]け[たm2G#地~G#裏–hiA#^[明~日([よ]ぉ[ぉ]
★F–G–m2G#^[ま[た[会]い]た]G–G#[くて[ぇ]
★いつまでm2D#–E–G–m2G#[もぉぉ[ぉぉ[ぉぉ[ぉぉ]【2番Bメロ】
【裏声最高音】hiC(C5) ※ラストサビで1回
★届くまでG–m2G#[さ[け]び[つG#地~G#裏–hiC–A#[づ~け[る]ぅぅ]【ラストサビ】
【補足】mid2F~mid2Gを含むフレーズ
★m1D#[そ]のひ[た]むきな想いm2F裏[に]触れたかった【Bメロ】
★m2F–D#[あ]な]たに会[いたm2G[くて]【サビ】
★m1D#[そ]のひ[た]むきな想いm2F裏[に]触れたかった【Bメロ】
★m2F–D#[あ]な]たに会[いたm2G[くて]【サビ】
まず、『いとしき日々よ』についてです。この楽曲は、2011年に男性シンガーソングライターの平井堅さんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年に発表された『JAPANESE SINGER』に初収録されました。同アルバムには、『僕は君に恋をする』、『アイシテル』などのシングル曲が収められています。アルバムは15万枚ほどのCDセールスを記録し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされました。
さて、『いとしき日々よ』は村上もとかさんの漫画を原作としたテレビドラマ『『JIN-仁- 完結編』の主題歌に起用されました。楽曲の質も相まって、同曲はCDとしては3万枚程度の売上を記録しましたが、配信でロングヒットを記録し、2014年には25万ダウンロードを達成し、日本レコード協会よりプラチナ認定がなされました(ランキングテータブログBillion Hitsより引用)。作詞作曲は平井堅さん(作詞は松尾潔さんとの共同)、編曲は鈴木Daichi秀行によりなされました。
『いとしき日々よ』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としてはやや高め~高めのレンジで歌メロが作られています。一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいですが、今回は低音域が低いため、キーを下げる余地は少ないです。
今回の楽曲は中低音が中心のABメロと、中高音域が頻出するサビから構成されます。そのため、音域は低音~高音まで広いです。ただ、低音域については一部を除くと滅茶苦茶には低くない印象です。逆に中高音域についてはmid2G#等の登場回数が多いため、サビについては意外と高音感があります(ロングトーンも多い)。そのため、どちらかといえば中高音域が得意な人の方がマッチしやすそうです。ただ、「高音域が非常に得意な男性」などは低音が少し歌いにくい可能性もあるため、その辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。裏声はサビを中心に多く、器用な発声が求められます。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回の楽曲は低音域が低く、女性が原キーで歌うのはに非常に困難です。一つの目安ですが、原曲キーから4~7つ程度上げてみてください。ただ、今回の楽曲は音域がかなり広いため、歌う人を選びそうです。
最後に『いとしき日々よ』の音域についてですが、【地声最低音】lowG#(G#2)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高め~高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音lowG#はAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内としてはやや低いです。ただ、今回の楽曲は低音域としてはmid1C~mid1D#辺りが多いため、見た目よりは低音感はないと私は推測しています。
次に、地声最高音mid2G#はサビを中心に計28回程度登場します。このmid2G#に次ぐ地声高音としてはmid2Gがピークとなる場面が全体で9回程度登場します。mid2G#の登場回数などを点を考慮すると、男性の音域としてはやや高め~高めであると私は推測しました。原キーで歌える人も多いかもしれませんが、場合によっては少しキーを下げるのも選択肢です。
ちなみに、今回の楽曲はライブだとmid2G#に一部が裏声で歌われています。そのため、裏声が得意な人などは要所で裏声を上手く入れてみてもよいと思います。
『いとしき日々よ』は低音域に若干の余地があるため、キー下げは可能です。ただ、今回の楽曲は音域がかなり広いため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。その点は留意しておいてください。サビを中心にやや中高音に寄っているため、中高音域が得意な人の方が歌いやすい曲だと思います。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすそうです。ただ、ゆったりしたバラードでありロングトーンが多いため、力量が問われます。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケなどにもよいと思います。メロが活きやすい曲であり、歌いこなせると気持ちよさそうです。
『いとしき日々よ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~mid2G#(裏声はmid2F~hiC)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビで中高音域が多いです。一方、低音域はABメロで登場します。lowG#など低い場面がありますが、mid1C~mid1D#辺りが多いため、見た目よりは低音感はないと私は考えました。
こうした点を考慮すると、「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が非常に得意な男性」についても原キーで歌唱可能ですが、人によっては少しキーを上げた方がより歌いやすいかもしれません。
【まとめ】
①ABメロは中低音中心、サビは中高音中心(音域が広い)
②低音は見た目よりは高い印象。サビは見た目よりは高い印象
③原キーだと「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」に合いそう
④裏声が得意な人は原曲よりも裏声を多用して歌うのもよいかも
⑤音域は広いが、歌のよさが活きやすい